中3生の最終回の模試を終了 | MAT塾ブログ

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中3生の最終回の模試が先週土曜日に終わりました。

中3になってから7回目の模試でした。

今回の模試では、点数では半数近くの生徒が模試の中での自己最高点を出していました。

偏差値がどうなるかはまだわかりませんが、今回の模試の範囲/レベルが高校入試同等でこれまでの中で最もハイレベルであることを考えれば、よく頑張ったと思います。

 

ただし気になる点として、上位の生徒が比較的順調に点数を上げているのに対して、下位の生徒の点数が伸びていないことです。

12月から入試の予想問題や過去問の演習をしてきていますが、点数が取れない生徒はまだ入試レベルの問題に対応できる力が身についていないということでしょうね。

 

塾の今年度の中3生は模試/学調テスト点数が志望校のボーダーライン付近である生徒が例年以上に多くいます。

ボーダーライン付近の生徒であっても志望校の志願者数が定員割れになればそれほど心配しないのですが、今年は志太榛原地区の公立高校の定員が120人(3クラス分)も減ってしまったのでとても心配です。

「S高校は志願者数が増えて大変なことになっている」とか、「H高校は近年定員割れが続いていたけど今年はかなり定員オーバーになりそう」

などのうわさが耳に入ってきます。

 

公立高校入試まで残り6週間。

この時期の中3生は、試算では、1ヵ月の受験勉強で平均で10点~15点の点数アップをします。

高校入試では同じ高校の約200人の志願者がほぼ50点の幅の中に入ってきます。

単純にならせば、同じ点数の人が4人ずついることになります。

だからボーダーラインの生徒は1点が合否を分けます。

ボーダーライン付近の生徒が合格をつかむには、今はがむしゃらに勉強するしかないです。

生徒自身がぜひ、そんな意識を持ってほしいものです。

 

中3生は県内一斉の模試は終了しましたが、2月の中頃に入試予想問題で塾内だけの模試を実施する予定です。

偏差値や順位は出ませんが、公立高校入試に向けての最後の予行練習になります。

1点でも点数を上げられるように頑張っていきましょう。