マイギターとの付き合い方 | 新・美穂蘭の舞台制作現場日報

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唄う滋養強壮剤@美穂蘭の活動報告

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ずーっとお世話になっております、
ウエードさんでギターのエンドピン部分修理をしてもらいました。
FISHMAN / ELLIPSE  BLEND というマイクとピックアップも取り付けており、
使っているとエンドピンがゆるむので、時々閉めてもらいに行きます。
私はギターを3本持っていますが、2本は実家にあり、
実際はこのマーチンD-1しか使っていません。
 
●ギターの恩人 上田さん
2000年2月ある日、難波の交差点にてギター背負ってチャリンコ乗って、大きい車にはねられるという、
ミレニアム交通事故叫びにあい、このギターとは生死を共にしました。
 
・・・私も腰から下粉々に骨折、頭も何針が縫いました。
ギターも、ネックはひん曲がり中の骨が見え、ボディは大破しました。
 
おかげで私の背中だけはギターに守られましたが・・・。
 
(退院後、ギターもWadeさんに入院していたので見舞いに行った時の写真です。)

事故後の悲惨なギターの姿を見て私は、子供みたいに「わーん」と泣いた記憶がございます。
「弾けなくてもいいから、せめて元の姿に戻してほしい」とミュージシャン仲間の”ゴンちゃん”
に涙ながらに頼んだところ、
「よっしゃ!」と言ってウエードの上田さんとこに持って行ってくれたのです。
 
瀕死のギター、はじめは、これもう無理・・・と言われたようですが、
ゴンちゃんが何と説得してくれたのか分かりませんが、
上田さん、かけらをかき集め、パズルのように合わせてくださったとのことです。
ギターは私の恩人。
ギターの恩人はゴンちゃんと上田さんです。
(ゴンちゃん左、右は田島くん)
 
ゴンちゃんは才能あるベーシストでめちゃくちゃいい奴でしたが、数年前に先に逝ってしまいました。
私と同じ生年月日・・・まだまだ若かった・・・。
(ギター退院の日2000年7月)
 
 
「普通に弾けるよ」と言われた時には、嬉しかったのは勿論ですが、
本当か!と驚愕したのを覚えています。
このエピソードを話すと、どんだけギターを大事に扱う人なのかと思われるようですが、
実際はたびたび倒したり、手入れもしないし、
ぞんざいに扱うのでがっかりされること間違いなしガーン
 
ただ、このギターめちゃいい音します。弾けば弾くほど鳴りがよくなる。
ギターに性別があるなら間違いなく男性です。
他のと弾き比べるとよく分かるのです。

私とギター・・・つかず離れず、絶妙なキョリを置いてのおつきあいだから、長く続くのでしょうかね~音譜ドキドキ