こんにちは。
今日も一日お疲れさまでした。
4月25日以降の2週間の出来事をまとめてみます。
今回は、マルシェの見学、中小企業新事業進出促進補助金の公募開始に伴う調査結果などについて書きたいと思います。
あいかわらず従来の仕事が忙しいです。
2週間、早すぎです。
こうして1年が直ぐに経過するのでしょうね。
1.4月26日、富山市で開催されている「まちなかマーケット越中大手市場」見学と富山大和の大北海道展行ってきました。^^
ほかのマルシェ等イベントで、競合になるえる事業者やコラボレーション先など、「ふらっと」行ってきました。
当日は、非常に天気が良くて最高!!
3月の御旅屋人マーケットでお隣に出店していた能登のカレー屋さんがブースを出してました。
挨拶をして、近況報告と情報交換!!
色々見てまわりました。なんか数年前に一度訪れた時に比べると少々店舗数が少ない感じをします。
写真を撮り忘れましたが、「谷中さんちの牛タンシチュー(@1000円)が絶品でした。
これ、人件費入れたら原価割れしているとしか思えないクオリティーです。
同じ煮込み料理を提供している者としてはもっと高い値段で売っても良いと思いましたが、市場が1000円オーバーだと財布のヒモが固くなる事を考えての単価設定でしょう。
お互いに頑張りましょう ^^
その後、一番町珈琲でルーマニアコーヒーを堪能。
初めての体験。ウチの奥さんは以前に当店を利用した事があるらしく、ルーマニアコーヒーの独特な飲み方の話を聞いたので思わず、これをオーダーしました。
ここで軽食を取った後に、富山大和の北海道展で競合になる得るお店の調査です。
北海道旭川「炭や」が出店してました。各種モツ肉を販売。値段は2000円前後でしたが、購入して自宅で食べました。
なかなか美味しい。
色んなところのいろんなものを食べる事でヒントを得たいです。
2.ゴールデンウイーク中も全部仕事です。 ^^
余計なことを考えているヒマはありません。
手配していたモツが手元に届いたので4月27日、28日、29日は肉の1次処理作業をしてました。
過去の記事にも書いてありますが、下処理はとっても手間がかかります。この3日間は、塩用と味噌用と開発実験用にわけて下処理しました。また、1月から溜まった伝票をパソコンに入力する経理会計業務も実施。中小企業新事業進出促進補助金の申請に必要な各種申請準備書類のたたき台作成、あっという間に休みが終わりました。 (笑)
3.5月8日、中小企業新事業進出促進補助金の質問に対する回答
前回の記事にも書きました。
当社が応募要件に該当するか否かについてちょっと気になる箇所がありました。
新事業進出指針の手引き(1.0版令和7年4月)の6ページに「公募開始前に実施している場合に対象外となる事の例」として「製品・商品の販売」と記載されている件です。
前回の私の書込みから引用します。
「私は、あくまで店舗開業前の事前マーケティング調査という視点からイベントに出店して、市場のニーズ、適正な価格設定の判断、くわえて、申請書には客観的事実を記述する事がどんな補助金申請書にも求められる事(申請者がどんなに良いと思っていても第三者の見解が重要と考える考え方)から、アンケートも取って、お客様の声、つまりリアルなマーケットの声を申請書に反映させるつもりでしたが、これがダメになる危険性が現在あると判明しました。」
です。
回答では、収益活動が行われていれば NG との事でした。
月1回のイベント出店で人件費入れたら大赤字の活動が収益活動とみなされるのか。
生成AI(チャットGPT)に聞いてみました。
以下GPTから引用
もちろん!「収益活動」っていうのは、簡単に言うと利益を得ることを目的としたビジネス上の活動全般を指すんだ。例えば、商品やサービスを販売したり、マーケティングを行って顧客を獲得したり、収入を得るためのあらゆる行為が含まれるよ。
具体的には:
商品やサービスの販売・提供
顧客との契約締結や請求書の発行
マーケティングや広告活動を通じて売上を伸ばすこと
販売促進のためのイベントやキャンペーンの実施
だから、テストマーケティングで御旅屋人マーケットにブースを出した場合、それが直接的に利益を生むための活動と見なされると、補助金の対象外になる可能性があるんだね。
"そしたら、イベントの終点というのは収益活動にあたるということなんだけども、 それって人件費を含めて赤字になっていても、やっぱり収益活動とみなされるの?”
なるほど、そこが気になるんだね。基本的に「収益活動」と見なされるかどうかは、赤字か黒字かに関わらず、利益を得ることを目的とした活動かどうかで判断されることが多いよ。
つまり、たとえ結果的に赤字になったとしても、売上を上げるための活動や顧客を増やすためのマーケティング活動は、収益活動として見なされる可能性が高いんだ。補助金の審査では、その活動が「新規事業の準備」なのか「既存事業の収益拡大」なのかを厳しく見られることがあるから、注意が必要だね。
以上、引用終わり。
いま、こうして明文化する事で整理できました。
「中小企業新事業進出促進補助金」は諦めます。
この補助金を使うために半年以上前から準備して、申請書の中に客観的事実として市場規模の調査確認や事業の実現性を証明しようとしたのに、それが「仇」になりました。
くやしーーーーーーー
消費者が自腹で商品サービスの提供を受ける事で、妥当性のある対価を支払ったと思うか否かの調査が本当のマーケティング調査だと思います。
しかし、経済産業省や中小企業庁は、その様に取らないみたいです。
つまり、原材料費等すべて自腹を切ってサンプル無償提供によるマーケティング調査しか認められないという事ですね。
また、広告宣伝が既に行われている事もNGです。つまり、このブログやインスタグラムへの投稿も補助金応募要件対象外になります。
未活動の状態で、つまり机上の空論で新事業を開始して、すぐに初年度から売上や利益があがるわけがありません。ビジネスって周到な準備をしてもうまくいかない事があるのに、この不確実性の時代(VUCAの時代)に本庁高級官僚の考える事はよくわかりません。
「絶対にもつ煮込み屋ビジネスを軌道に乗せるから今に見てろ!」と、
新たな強い決意をもった私でした。
これから設備投資内容の再検討、資金調達の見直し、事業収支計画の詳細検討及び見直しを行います。
4.5月9日、知財関係の相談対応
こちらも富山県新世紀産業機構に勤務していた時の知人に相談です。
「モツ煮利長」の屋号、商標登録に関する相談です。
せっかく、知人たちで屋号を決めたので、それを商標登録しておこうと思います。
こちらは、大きな問題はなさそうです。「モツ煮利長」はOKですが。「やわらかモツ煮」の商品名は登録できない表現である事が判明しました。
この辺は、判断基準が難しく専門家でないと判明できない部類だと思います。
特許、商標等、知的財産に関する相談は、INPITで無料対応してくれます。
是非、活用してください。
以上で、ここ2週間の出来事を報告しました。
再来週は3回目の御旅屋人マーケット出店です。がんばります。 ^^