こんにちは。モツ煮利長(としなが)の店長です。
現在、鹿児島・宮崎へモツ煮改良のための出張に来ています。
ついでに、食べ歩きや温泉も楽しみながら、学びと癒しの二本立ての旅としました。
本日は、出張2日目(12月9日)の様子をご報告いたします。
(令和7年12月11日朝に妙見温泉秀水湯から投稿)
ルート変更から始まった学びの旅
12月8日(月)、高岡を自家用車で出発し、志布志港に着いた「さんふらわあ」の下船が遅れたため、乗り継ぎ計画を予定していた南九フェリーへの乗船時間が間に合わず急遽ルート変更。
妻から頼まれていた「重久盛一酢醸造場(まるしげ)」へ立ち寄ることにしました。
途中、「中茶屋公園」から絶景が偶然目に入り思わずUターン。天候にも恵まれ、桜島を望む美しい写真を撮影でき、幸先の良い1日目となりました。
↑鹿児島県霧島市福山町福山(中茶屋公園から望む桜島)
↑海岸線から望む桜島
重久盛一酢醸造場への訪問
目的地へ向かう途中、ナビに従い「重久盛一酢醸造場(まるしげ)」へ向かいましたが、道路沿いからは工場が見えず、電話で確認してようやく到着。観光地化された「坂本醸造」と違い、昔ながらの工場という落ち着いた雰囲気で社員の対応も丁寧。消費税分を値引きしてもらえるという幸運にも恵まれ、約5,000円分の商品を購入しました。
開運スポット「釜蓋神社」へ
その後、霧島市・鹿児島市・指宿市を高速道路と有料道路を使って枕崎へ向かう途中、開運神社として有名な「釜蓋神社」へ参拝。ここでは“釜のフタ”を頭に乗せたまま鳥居から賽銭箱まで歩くと願いが叶うとされており、なんと一発成功。今回の出張が良い方向に向かう予感と確信を得ました。

↑途中の茶畑と開聞岳
↑釜蓋神社
かつ市での工場見学とだし教室
枕崎では、目的地である「枕崎おだし本舗 かつ市」(中原水産株式会社)様を訪問し、中原晋司社長と一年ぶりの再会。まずは鰹節の生産工場を見学し、手作業を多用した丁寧な製造工程に感銘を受けました。現地の野良猫が“日本一幸せ”と言われる理由も納得できるほど、環境が穏やかで印象的でした。
教室では一番だしの取り方、荒節と本枯れ節の味の違い、削り節・粉末だし・つゆだしの特徴などを詳しく学習。さらに私が持参したモツ煮を使い、鰹節をどのように活かすかの実験も行いました。この結果を踏まえ、令和8年1〜2月の臨時出店では新しい味を提供する計画です。

↑中原社長と記念撮影
温泉とホテルで過ごす枕崎の夜
講義後には記念撮影を終え、宿泊先にチェックイン。ホテルの目の前にある「枕崎なぎさ温泉」で海を眺めながら露天風呂を満喫しました。入浴料450円という安さにも驚き、約1時間ゆっくり湯につかり疲れを癒しました。

↑枕崎なぎさ温泉

↑枕崎なぎさ温泉からの夕日
利用したホテルは「グリーンホテル福住」です。1泊2食付き税込8,000円。これは、偶然開催されていた「南の宝島鹿児島冬のあったかキャンペーン」というイベント適用で2割引き。
設備は大変古いですが、部屋は小綺麗に整えられており、フロントのお兄さんやおかみさんの温かい対応と家庭的な食事に心が和みました。チェックアウト時には瓶ビール代までサービスしていただき、再びラッキーな気持ちに。遠洋漁業関係者など常連客が多い宿との事で、私自身はこういった感じの施設に特に不満もないので料金も安かったし非常に満足してホテルを出ることができました。今度枕崎に来た時にはまたこのホテル使いたいです。歩いて行ける渚温泉も最高。
ただし、一般のビジネスホテルと同じ感覚で宿泊すると不満しか残らないと思うので厳重注意が必要です。
今回は、枕崎の出発までをアップしました。
3日目のコワダヤ工場見学やAZスーパー訪問、知覧への訪問等について報告します。
次回もお楽しみに!





















