こんばんは。
モツ煮利長、店長です。
また、2週間以上のご無沙汰になりました。
現在の本業であるIT保守メンテナンス、IT経営コンサルが忙しいです。ホントにバタバタです。
10月14日にWindows10のサポートが終了となるので、10月19日の御旅屋人マーケットが終わるまでは体の休まる時間がありません。
そんな中、ブログをアップします。是非ともこの努力にみなさん、「イイね」で応援をお願いします。
正直言って気力が維持できないです。WWW
1.9月21日、御旅屋人マーケットは早期完売に!
9月21日の日曜日。天気予報では雨のはずだったのに、朝から曇り空で過ごしやすい気温。少しホッとしながらイベントの準備をしていました。
8月はあの暑さで売り上げが今ひとつ。しかもこの日は雨予報もあったので、仕込みは少なめに。いつも通り60食前後を用意して臨んだのです。
ところが、そんな予想を大きく裏切る展開に。高岡市内では「市場街2025」というイベントが同時開催されていて、人出がいつも以上に多かったんです。
加えて、いつも応援してくださる常連さんも来てくださり、気づけば午後1時すぎには完売! これまでで一番早い時間に売り切れてしまいました。
正直なところ「もっと用意しておけばよかったな…」という気持ちと、「でも余ってしまうのも怖い」という気持ちが入り混じっています。もつ煮は汁物なので運搬にも限界がありますし、仕込みの手間もかかります。けれども、この状況は嬉しい悩みです。
「モツ煮利長(としなが)」として専門店展開を進めている以上、この経験をどう次につなげていくかが課題。地域のイベントやお客様の声を大切に、少しずつ改善していきたいと思っています。
2.長男の帰省と未来の展望
この9月、5年ぶりに長男が帰省してきました。
現在は東京でフリーター生活を送っていますが、数年以内に地元高岡へ戻って来る事に期待しています。
本人は、戻る気はないとハッキリ断言していますが、私自身横浜で10年以上生活しマンションまで購入したにも関わらず、高岡に戻ってきた事実があります。人生どうなるかわかりません。
帰省中には、私が今取り組んでいる「モツ煮利長」というモツ煮専門店の展開構想についても詳しく説明しました。
彼も興味を持って話を聞いてくれ、一緒に未来を語る時間はとても嬉しいものでした。
商売は家族の協力があってこそ。妻の支えに加えて、息子とも一緒に暖簾を守れる日が来たら、それは何よりも幸せなことです。
夢物語ではありますが、「家族と一緒に地域に根ざした味を届ける」という目標を掲げる事が出来るかもしれません。
3.京都府福知山市への墓参りと丹波へ味の旅
9月25日から26日にかけて、妻の実家がある京都府福知山市へ墓参りに行ってきました。
深夜割引を使うため、午前3時過ぎに自宅を出発。
まだ夜が明けきらない高速道路をひた走り、朝8時半ごろに福知山へ到着しました。
あいにくの小雨模様でしたが、二人で墓の掃除を始めました。草を抜いたり、墓石を磨いたりしているうちに、気づけば1時間ほど作業していたでしょうか。雨脚がどんどん強くなってきたので、名残惜しくも切り上げました。
例年、墓参りにあわせて小旅行をしています。今年は妻が偶然見つけた丹波市春日町の「国領温泉 助七」に宿泊することにしました。
昼食は西山酒造所が運営する「鼓傳(こでん)」へ。発酵食を中心にした料理をいただきましたが、思ったよりも立派なお値段でびっくり。ただ、その分しっかりと手の込んだ味わいで満足でした。
運よく「丹波栗フェア2025」の時期とも重なり、篠山市内は栗づくし。栗料理のお店や、和菓子、さらには生栗の直売所まで大賑わいでした。せっかくなので道の駅で立派な丹波栗を購入。艶やかで大きな実は見ているだけで楽しくなり、次は料理にどう活かそうかとワクワクしました。もつ煮に栗を入れてみるのも面白いかも? なんて考えたり。
旅館には予定より少し早く、午後3時前に到着しましたが、快くチェックインさせていただけました。田舎の温泉旅館ながら建物は綺麗で設備も新しく、いい雰囲気です。
大浴場に向かうと、なんと貸切状態。広い湯船に一人でゆったり浸かる贅沢は格別でした。泉質は鉄分とラドンを含む珍しい二酸化炭素冷鉱泉。ぬるめと温かめの湯船、そして露天風呂とバリエーションも豊富で、ここ数週間の疲れがすっと取れていくようでした。循環式の浴槽では少し塩素臭も感じましたが、浴槽によっては気にならないものもありました。
夕食は予約していた丹波牛のしゃぶしゃぶ。お肉の量が想像以上に多く、夫婦二人ではとても食べきれませんでした。もったいないので宿の方にお願いして、関係者の「まかない」に使ってもらうことに。^^
翌朝の朝食も品数が豊富で驚かされました。部屋も清潔で、床の間には生花。館内のあちこちに花が飾られており、古き良き温泉旅館らしい心遣いを感じました。どうやら家族経営のようで、大手資本や外資系による買収が進み、後継者不足で閉館する旅館が多い中、こういう宿は大切に守られてほしいと心から思いました。
今回の福知山への墓参りと温泉旅。ご先祖様へのご挨拶もでき、体も心も癒やされ、新しい発想(栗ともつ煮の組み合わせ?)までもらった、充実した時間となりました。