
今こそ「英語で読む力」が子どもの未来を守る鍵に
こんにちは、澤田英語学院のMattです。
2025年4月、アメリカ前大統領ドナルド・トランプ氏が深海採掘(deep-sea mining)の加速を命じる大統領令に署名したというニュースが報じられました。
それは、陸上だけでなく「海の底」まで人間の手が伸び始めていることを意味しています。
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なぜ深海が狙われているのか?
携帯電話や電気自動車、太陽光パネルや風力タービンなど、今後のテクノロジーや環境対策に欠かせないレアメタル(希少金属)は、実は**深海の鉱床(polymetallic nodules)**に豊富に含まれていることがわかっています。
そのため、アメリカだけでなく中国やノルウェーなども、海底資源に着目し、採掘を開始・計画しています。
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でも、こんな懸念も…
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english_2022/ep-221208
BBCの英語教材「6 Minute English」でも取り上げられたように、深海採掘には大きな環境リスクが潜んでいます。
掘削によって、数千年かけて形成された海底生態系が破壊される
微細な粒子が舞い上がり、海洋生物の呼吸や視界に悪影響
クジラやイルカなど、音に敏感な生物にとっては音響汚染の脅威も…
それでもなお、経済と技術の発展を理由に、世界各国は前のめりに進もうとしています。
「読む力」が、未来の判断力になる
こうしたニュースは、日本語では要点が数行に圧縮されてしまうことも多く、全体像や国際的な議論を知るには限界があります。
しかし、英語で原文を読むと、
賛成派と反対派の論点
環境NGOや国際機関の声明
他国の動きや法的課題
など、「多角的な視点」から世界を見る力が身につきます。
保護者の皆さまへ
これからの時代、お子さまが触れる未来の問題は、**「地上だけではなく、海の底や宇宙空間にまで広がる」**かもしれません。
そのとき、「自分の目で情報を読み、考え、判断できる英語力」は、単なる受験スキルではなく、生きる知恵となるでしょう。
英検準1級や1級で出題されるトピックも、すでにこうした最先端の社会・環境問題が扱われています。
当学院では、英語の読み書きを通して、世界を深く理解する力を育てる指導を行っています。
子どもたちの未来が「海の底」でも「空の上」でも安心して広がるように、今こそ英語の学びに一歩踏み出してみませんか?
https://www.sawada-sea.com/