こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
週末に、海外ドラマや映画を見るのが、
シュミな人も周りに多いのですが、
ネイティブの英語が理解が難しいとい
人も多い。
発音も大事ですが、
実は文法の基礎も大事になります。
なぜなら、日本語と英語では
両極端に言語として違いすぎるからです。
お子さまが英語を学ぶ上で、日本語にはなじみが薄く、特に難しいとされる文法単元がいくつかあります。代表的なものが、完了形・助動詞・仮定法です。なかでも仮定法は、会話で「後悔の念」を表すときによく使われ、英検準1級や1級、TOEFL、TOEICの高得点を狙うためには必須の文法です。
しかし、こうした文法事項を呪文のように構文だけ暗記しても、いざ使おうとすると混乱してしまいがちです。その原因は、「時制の基礎」が固まっていないことにあります。特に、英語の「過去形」のイメージがしっかり身についていないと、完了形や仮定法が理解しづらくなります。
では、英語の時制をどのように考えればよいのでしょうか?
英語の時制は「現在」と「それ以外」に分けられる
英語の時制を大きく分けると、実は**「現在形」と「それ以外(過去形や未来形)」**の2つに分けることができます。特に「過去形」は、単なる時間的な過去を表すだけでなく、以下の3つの「距離感」を表現する役割を持っています。
1. 時間的な距離感
過去形は、現在から時間的に離れた出来事を表すときに使われます。
I loved her. (彼女を愛していた)
この文は、現在ではその感情が終わっていることを含意します。つまり、過去の出来事や状況を現在と切り離して述べる際に使うのが過去形の基本的な役割です。
2. 心理的な距離感(丁寧さ)
過去形は、心理的な距離を取ることで、丁寧さを表現することもできます。特に、助動詞の過去形(could, would)は、このニュアンスを強調します。
Could you wake me up at 7 tomorrow?(明日7時に起こしていただけますか?)
「Can you」ではなく「Could you」とすることで、直接的な命令ではなく、遠回しで礼儀正しいニュアンスを持たせています。
3. 現実との距離感(仮定法)
仮定法で用いられる過去形は、**現実とは異なる「仮定の世界」**を表します。
If I were you, I would do it.(もし私があなたなら、それをするでしょう。)
この文の「I were」は現実にはあり得ない状況を表し、「もし私があなたなら」という仮定を示しています。つまり、過去形は現実と切り離す役割を果たしているのです。
現在形とその他の時制の対比
時制 |
役割と特徴 |
---|---|
現在形 |
習慣・普遍的な事実を表す(例: Water boils at 100 degrees Celsius.) |
過去形 |
時間的・心理的・現実との距離感を表す(例: I loved her. Could you help me? If I were you...) |
未来形 |
「未来時制」は存在せず、助動詞「will」などで未来の出来事を表現(例: I will call you tomorrow.) |
時制を制することで、上級英語に強くなる!
このように、英語の時制は単なる時間表現ではなく、心理的・仮想的な意味を持つ重要な要素です。特に、
-
仮定法を理解するためには、過去形の「距離感」を正しくつかむことが不可欠
-
完了形を理解するためには、「現在」「過去」「未来」の関係性を明確にすることが重要
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助動詞の使い分けも、時制の理解が土台になる
そのため、英語の文法を学ぶ際は「現在とそれ以外」という基本の枠組みを意識し、特に「過去形」の持つ3つの距離感をしっかり理解することが大切です。
英検やTOEFL、TOEICのスコアアップを目指すお子さまにとって、時制の理解は文法力だけでなく、スピーキングやリスニングの精度を高めるカギにもなります。]
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