こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
今日英検の解答が発表されましたね。
詳しくは、以下のリンクから確認してください。
今回の英検準1級の語彙問題は、
単なる「1対1の単語の意味暗記」では
対応しきれない問題が増えています。
特に、文脈の中での単語の使い方を
理解しないと正しく選べない問題が増加しています。
そこで、効果的な単語の覚え方を3つ紹介します。

近い意味を持つ単語を比較して覚える
準1級レベルの単語は、
類義語の微妙なニュアンスの違いを
理解しないと正解できないことが多いです。
例えば、"devout" vs "earnest" の違いを考えてみましょう。
-
devout → 宗教的な信仰心が強い(例:a devout Christian)
-
earnest → 何かに真剣に取り組む(例:an earnest student)
→ 「敬虔な(宗教)」か「真剣な(一般的)」かがポイント!
また、"flurry" vs "swirl" の違いも要チェックです。
-
flurry → 短時間の突風や、突然の活発な動き(例:a flurry of activity)
-
swirl → 渦を巻くように回転する(例:The leaves swirled in the wind.)
→ 「一時的な乱れ」か「渦巻く動き」かを区別!
✅ 単語帳に類義語リストを作り、違いを比較しながら覚える!

文の中で単語を覚える(コロケーション)
英検準1級の語彙問題では、
単語の意味だけでなく、
**どの単語と一緒に使われるか(コロケーション)**
を理解していないと解けない問題が増えています。
例えば、"tolerable" の意味を考えてみましょう。
-
"tolerable" = "able to continue working"
(仕事を続けられる程度に耐えられる)
-
例文:The pain was tolerable, so she continued working.
-
(痛みは耐えられる程度だったので、彼女は仕事を続けた。)
-
「我慢できる(survivable)」と覚えるのではなく、
**「仕事を続けられる程度の○○」**と
いう形で覚えると、より実践的に使えます!
✅ コロケーション(よく一緒に使われる単語の組み合わせ)とセットで覚える!

単語の使い方を「イメージ」で覚える
英検準1級では、「意味」だけでなく、
「状況に応じた使い方」が問われる問題が増えています。
例えば、"Ferris wheel revolves"
(観覧車が回転する)という表現を考えてみましょう。
-
revolve → 軸を中心に回転する(例:The Ferris wheel revolves slowly.)
-
rotate → 何かが自分の軸を中心に回る(例:The Earth rotates on its axis.)
同じ「回転する」でも、**何が回るのか(Ferris wheel か、地球か)**によって使う単語が変わります。
ほかにも、
「organize=組織する」というふうに覚えるのではなく、
その「組織する」という日本語の感覚、
つまり「何かが規則的に集まって
意味のあるかたまりになるようなイメージ」を
ちゃんと意識しながら覚える必要があるのです。
このように強く単語の感覚を
イメージすることが重要な理由は、
このような意識を普段から持っていないと、
「英語を日本語に変換してから理解する」という悪い癖がつくからです。
英語と日本語は、全くことなる言語ですので、
最終的には英語は"英語脳"という
日本語をあやつる時に使用する脳と違う脳を
作り上げることが重要です。
それをこの英語の基礎である単語を
覚えるときから意識していないと、
あとで翻訳癖が抜けないという
しわ寄せが来てしまうため、
今のうちからこれをしっかり
行っておくことが
将来の英語学習の効率化にもつながります。

意味をイメージしながら発音する
先ほどお話しした「その英単語が持つイメージや感覚」を
頭に思い浮かべながら、単語を発音記号に従って数回発音しましょう。
実際に発音して音で覚えることで、
聞いた時にわかり、正しい発音で言えるようになります。
単語をゴロ合わせでガチガチにカタカナ英語で覚えたり、
発音しないで文字だけを丸暗記したりすると、
意味を知っていても聞きとれない、
そして言ったときに通じない(発音が違う)
ということが起きてしまいます。
✅ 単語を「視覚的イメージ」と結びつけて覚える!
まとめ:準1級レベルの単語の覚え方
📌 ① 近い意味の単語を比較して覚える
-
devout(宗教的に熱心) vs earnest(真剣に取り組む)
-
flurry(一時的な活発な動き) vs swirl(渦を巻くように動く)
📌 ② 文の中で単語を覚える(コロケーション)
-
tolerable = able to continue working(「我慢できる」ではなく、「仕事を続けられる程度の○○」で覚える)
📌 ③ 単語の使い方を「イメージ」で覚える
-
revolve(Ferris wheel) vs rotate(Earth) → 何が回るのかイメージして覚える
-
ただ暗記するのではなく、
使い方を意識して単語を
身につけることが準1級合格へのカギです!
澤田英語学院では、今週問題の解説をしています。
無料で体験もできるので、解説を聞きたい人は
お問い合わせください。
実施時間:
準1級は、1/27(月)、1/31(金) 20:00 - 22:00
1級は、 1/29(水) 19:10 - 22:00
一緒に頑張りましょう!
Where there is a will, there is a way!
(為せば成る。)
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