英語教育の未来:デジタル化する日本と先駆者のスウェーデンの行く末 | 44年続く英検専門塾が4万人の保護者と2万人の合格者から信頼された週二回、短期集中の秘密の英検学習法を教える澤田英語学院

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こんばんは、

澤田英語学院のMattです。

 

この時期は、学校の政策が発表されることが多いですね。

今日は、文科省が発表した教科書のict化を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

英語教育は、デジタル技術の進化とともに大きな変革期を迎えています。最近の文部科学省の発表によると、2025年度から中学校で使用される教科書には、デジタル教材へのアクセスを容易にするQRコードが大幅に増加します。これは、教育現場における紙の教科書とデジタル教材の「融合」が加速していることを示しています。この変化は、英語教育においてどのような影響をもたらすのでしょうか?

 

**デジタル教材の増加**

 

デジタル教材の利用が拡大することで、学習者はより多様な学習資源にアクセスできるようになります。例えば、英語の発音をAIが判定する機能や、チャットで質問に答えるAIアドバイザーなど、革新的な学習ツールが導入されています。これらのツールは、学習者が英語をより実践的に、かつ効率的に学ぶのを助けます。

 

**教科書ページ数の減少**

 

一方で、デジタル教材への移行により、国語や数学などの主要教科の教科書ページ数が減少しています。これは、紙の教科書に掲載されていた問題や資料がデジタル教材に移行した結果です。この変化は、学習内容の削減を意味するものではなく、むしろ学習方法の多様化を示しています。学習者は、紙の教科書だけでなく、デジタル教材を通じても知識を深めることが期待されます。

 

**英語教育への影響**

 

英語教育において、このデジタルシフトは、学習者が言語をより活動的に学ぶ機会を提供します。デジタル教材を利用することで、リスニングやスピーキングの練習がより手軽に、かつ多様に行えるようになります。また、AI技術を活用した発音判定や、リアルタイムでのフィードバックは、学習者が自分の弱点を把握し、それを改善するのに役立ちます。

 

 

教科書のデジタル化で、学業がスムーズにいきそうな感じですね。

しかし、懸念材料がないわけではありません。

 

この環境の先駆者であるスウェーデンのニュースを見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

### スウェーデンの学校で進むデジタル教育からの回帰

 

スウェーデンでは、デジタル教育への全面的な取り組みが見直され、伝統的な学習方法への回帰が進んでいます。この変化は、基本的なスキルの低下に対する懸念から生じており、以下の3つのポイントで要約できます。

 

**1. 伝統的な学習方法への回帰**

 

スウェーデンの多くの学校では、新学期から印刷された本や静かな読書時間、手書き練習に再び重点を置き始めています。これは、タブレットの使用や独立したオンラインリサーチ、キーボードスキルの練習時間を減らす動きです。この変更は、国のデジタル化された教育アプローチが基本的なスキルの低下につながったのではないかという政治家や専門家の疑問に応える形で行われています。

 

**2. 国際的な評価での読解力の低下**

 

スウェーデンの子どもたちは、読解能力においてヨーロッパ平均を上回っていますが、2016年から2021年の間に国際的な第4学年の読解レベル評価でスウェーデンの子どもたちの成績が低下していることが明らかになりました。この低下は、コロナウイルスのパンデミックやスウェーデン語を第一言語としない移民の子どもたちの増加が一因である可能性がありますが、授業中の画面の過剰使用も原因の一つとされています。

 

**3. デジタル教育への見直し**

 

スウェーデン政府は、幼稚園でのデジタルデバイスの使用を義務付けた教育庁の決定を覆し、6歳未満の子どもたちに対するデジタル学習を完全に終了させる計画を発表しました。さらに、スウェーデン政府は、学校での教科書の使用を促進するために、今後2年間で教科書購入に向けた大規模な投資を行うことを発表しました。

 

このように、スウェーデンではデジタル教育からの一部回帰が進んでおり、伝統的な学習方法の重要性が再認識されています。この動きは、教育におけるデジタルツールの適切な使用と、基本的な学習スキルの維持というバランスを見つけるための試みと言えるでしょう。

 

 

もちろん、最終的には使う本人の自覚次第とは思いますが、

前例を知っているほうが判断して進むことができると思います。

 

いろんな角度からこの状況を確認して、

子供たちに最善の状況を提供するのが、

最優勢になるでしょう。

 

 

Where there is a will, there is a way.

(為せば成る。)

 

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