こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
今日、1級講座で、イギリスの歴史について取り上げました。
Gunpowder Plot (火薬陰謀事件)
" a failed assassination attempt against King James I
by a group of provincial English Catholics in November 5th 1605."
「1605年11月5日、地方のイギリス人カトリック教徒
によるジェームズ1世に対する暗殺の失敗」
The Gunpowder Plot
http://www.bbc.co.uk/history/british/civil_war_revolution/gunpowder_robinson_01.shtml
この歴史的出来事を1級と準1級で
長文読解として、問題が作られました。
準1級では、空所補充問題として、出題されました。
タイトルも”Bonfire night”(かがり火の夜)で、
現代でもやっている巨大人形を燃やして、
花火を上げる厄除けのお祭りとして
出題されました。
事件はこのお祭りが昔の伝統と混ざりあい、
いかにお祭りになったかが、書かれています。
歴史的事件の話を知っていなくても、
前後の文章やhowever, over time などの
副詞の使い方がわかれば解ける問題です。
ところが、1級は内容一致問題の上、
ギャツビーやガイ・フォークスなどの
首謀者と実行犯がなぜこの事件を
起こそうとしていたのかが、書かれていました。
当時のキリスト教内で、
カトリックとプロテスタントの対立が
激しくなっており、
少数派のカトリック派のギャツビー
が逆転を狙って計画しました。
しかし、相手には、
一枚上手がいて、
この事件を活用し、
カトリックを劇的に排除し、
自分の立場を上げたのでした。
最後の問題を解くためには、
最後の段落の文章に頻出する
仮定法に気付けるかも
ポイントになりました。
未遂事件なので、
もし計画通り爆破が
成功したらどうなっていたか？
本文によると、それまで以上に
状況が悪くなっていたでしょう。
今回のように同じ事件や事実でも、
級によって、これほどまでに
扱いが違うのかがわかって
もらえたでしょうか？
他には、米国の大きな事件や戦争は
ある程度情報を押さえておくといいでしょう。
例えば、
アメリカの開拓時代
最初の13州
独立戦争
ボストン茶会
ボストン大虐殺
南北戦争
戦争の理由
リンカーン大統領と奴隷制
グラント将軍
南部の大農園
黒人音楽
南部再建
キング牧師
これらのキーワードは
是非他の人に説明できるぐらい
調べておいて損はしませんよ。
長文の背景知識を知っていると、
モチベーションや集中力が
途切れないので、早く、正確に
問題を進めていけるという、
大事な力・能力になります。
Practice makes perfect!
（習うより慣れろ！）
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