うつの原因究明…今すぐできること。 | メモらんだむ

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 日経でうつの原因究明という記事が出ていた。

・・・・・・・・・・・・・・・以下転記・・・・・・・・・・・・・・

 名城大学の鍋島俊隆特任教授らは、思春期に受けたストレスが成熟後の精神疾患につながる仕組みの一端をマウスを使った実験で解明した。精神疾患の遺伝要因を持つマウスを成長期に隔離してストレスを与えながら育てたところ、意思決定や注意力に関係する脳の神経回路に異常が起きた。

 名古屋大学や京都大学などとの共同研究成果。18日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

 うつ病などの精神疾患は成長・発達期の心理的ストレスなども原因とされるが、発症する詳しい仕組みは不明だった。

 研究チームは精神疾患の発症に関係するとされる遺伝子を持つマウスを人為的に作製。人間の思春期にあたる生後5~8週に集団から隔離して飼育した。音に過敏に反応したり、意欲が低下したりするなどの症状が表れた。集団で飼育した場合はマウスの行動に異常はなかった。

 発症したマウスは血液中のストレスホルモンの量が増えていた。注意力や意思決定に関係する神経回路で、神経伝達物質のドーパミンが減り、働きが鈍っていることがわかった。一方、幻覚や妄想にかかわるとされる脳の部分では、刺激を受けるとドーパミンが増えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・転記終了・・・・・・・・・・・

・・・とのこと。

化学的なことが裏付けとなって、日ごろから言われていることが証明されることは多い。

これは押し並べて言うと、成長発達期に一人になる、孤独を感じるなどの状況に置かれると、うつの原因になる物質が脳に作用し、将来にわたってうつになりやすい体質を作ってしまうということ。

思春期、成長期に親との関係が悪化して愛情を感じなかったり、仲間から疎外され孤独を感じているとストレスになりそれが引き金で、ドーパミン劣勢の体質に変化してしまうということ。

これはえらいこっちゃ、
・成長期の子供に孤独を感じさせてはいけません。
・親が一番の無条件の愛情を注いでやって育てなければなりません。
・叱っても、冷たくしないで、抱き寄せて「大事だよ。」と伝えることが重要だ。
ということが証明されたわけだ。

さあ、今すぐにあなたの子供が一人じゃないって感じさせてやって。
心から愛している、どんな時でも親だけはそばにいるよって伝えてあげて!