カバの映像 | メモらんだむ

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昔のテレビシリーズに「野生の王国」というすばらしい番組があった。
子供の頃ずいぶんとファンだった。

その中で最近手に入ったDVDでソマリアのカバの生態をレポートした野生の王国がすばらしかった。

カバは驚くことに夜になると川や池から這い出してきて、トコトコと細い足を引きずって歩きながら、
7キロメートル~10キロメートルも移動し草を一日あたり40キロから50キロも食べる。

夜が明ける前に池に戻ってくるのだが、遅れたカバはライオンなどに狙われる。
傷を受けながらも池に戻ってくれば傷の回復はすさまじく早い。

但し、ライオンに狙われ大きな池に戻ってこれなかったカバは
手近な体を何とか沈められる池に身を隠すが、ライオンは丸一日でも二日でも待ち続け、
何とか大きな獲物にありつこうとする。

カバは獰猛な側面を持っており、現地では人を殺す事がよくあるらしい。
アフリカでは野生動物による人間の殺害ではカバがトップらしい。

草食動物でもあれだけの体の大きさ(2~4トン)とあれだけの口のでかさを持っていれば
さぞかし、凄いパワーなのだろうと思われる。突進してきたら時速40キロほども出るという。
他にもカバは紫外線からの皮膚の保護のために赤い汗をかいたり、とても面白い動物だ。

まあ、あまりカバのことが気になる人もいないのだろうけど…。

そういえば、僕がカバのDVDを食い入るように見ていたら、家族が不思議そうに僕を見ていた(笑)