20XX年4月10日 18:56
■学校
学校が始まった。
新しい友達をたくさん作りたい。
勉強も頑張って
テストで上位に入りたい!
そんな風に期待していたのに
どうしたって無理でした。
一番ショックだったのは
新入生歓迎会の張り紙が貼られたとき。
仕事を始めたばかりの私は
休みがもらえるなど
到底思える状況でなかった。
せっかくクラスの子や他のクラスの子、
先輩と仲良くなれたかもしれないのに。
みんなが遠くに離れていく気がしました。
あれから私は
友達を作ることは諦めてしまった。
授業が終われば
ご飯食べようと盛り上がる子たち。
勉強していこうという子たち。
そんな仲間と一緒にいることができずに
すぐに帰宅した。
学校でゆっくりしている時間はありません。
家に帰ればすぐに昼食を摂り、
休んだり集金に1件でも行ったり。
そうやってひとり
夕刊の配達に向かう毎日。
あとで私が新聞奨学生だと知らなかった
という声も聞きました。
学校が苦しい場所になっていかないか
不安でいっぱいだった。
※あとから思うのは夜間学校で
新聞奨学生になるのが相性が良さそう。