学校は学びのためだけの場所? | 18歳の新聞配達奮闘記

18歳の新聞配達奮闘記

18歳で専門学校と新聞配達のために上京した志衣(shii)。新聞奨学生の先輩とのルームシェアや職場の事件、ほっこりする街の人々との関わりなど。当時書いていた1年間の日記✏️

20XX年4月10日 18:56


■学校



学校が始まった。


新しい友達をたくさん作りたい。


勉強も頑張って

テストで上位に入りたい!



そんな風に期待していたのに

どうしたって無理でした。



一番ショックだったのは

新入生歓迎会の張り紙が貼られたとき。



仕事を始めたばかりの私は

休みがもらえるなど

到底思える状況でなかった。



せっかくクラスの子や他のクラスの子、

先輩と仲良くなれたかもしれないのに。


みんなが遠くに離れていく気がしました。


あれから私は

友達を作ることは諦めてしまった。



授業が終われば

ご飯食べようと盛り上がる子たち。


勉強していこうという子たち。



そんな仲間と一緒にいることができず

すぐに帰宅した。



学校でゆっくりしている時間はありません。


家に帰ればすぐに昼食を摂り、

休んだり集金に1件でも行ったり。



そうやってひとり

刊の配達に向かう毎日。



あとで私が新聞奨学生だと知らなかった

という声も聞きました。



学校が苦しい場所になっていかないか

不安でいっぱいだった。





※あとから思うのは夜間学校で

 新聞奨学生になるのが相性が良さそう。