人生の目的について | matsurinosatoのブログ

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NGO日本まつりの里は、全国47都道府県にそれぞれのNPO を置き、古来、主に神社と氏子によって受け継がれて来た、伝統文化「まつり」を求心力とする6次産業形式の地方振興事業連合です。

令和6年5月17日 人生の目的について


長らくブログを休んでいました!ご無沙汰しております。
NGO日本まつりの里の松田です。

鮮やかな色彩に溢れた初夏の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
日本全国で田んぼには緑が芽吹き、山々は新緑に包まれていますね。

さて、本日は、先日拝見した映画「銀河鉄道の父」から、人生の目的について考えたいと思います。
この映画は、宮沢賢治の父である宮沢政次郎の視点から、賢治の幼少期から青年期までの姿を描いた作品です。
映画を通して、私は改めて、人の生き方について深く考えさせられました。

人はなぜ生きるのか?
この問いに対する答えは、人それぞれ異なるでしょう。しかし、この映画を観て、私は一つ確信しました。
それは、人は、お役目を知り、楽しみながら、貢献することで、充実した人生を送ることができるということです。

1. 生きる目的:お役目、楽しみ、貢献
映画の中では、賢治の父である政次郎が、息子にこう諭します。
「人にはそれぞれ、この世に生まれてきた使命がある。その使命を見つけ、自分の役割を果たすことが大切だ。」
政次郎の言葉は、まさに真理だと思います。
私たち一人ひとりに、この世に生まれてきた理由があります。


その理由を知ることで、私たちは自分の人生に目的を見出すことができるのです。
そして、その目的を果たすために、私たちは日々努力していく必要があるのです。

2. 人生を手段と目的の混同に注意
多くの人は、「人に認められる」「金持ちになる」「健康になる」ことを、人生の目的と考えてしまいがちです。
しかし、これらのものは、あくまでも生きるための手段であり、目的ではありません。

手段を目的と混同すると、
失敗への恐怖やストレスに満ちた人生を送ることになる
手段が達成できなければ、人生が失敗したと感じる
常に他人と比較し、自分自身を見失う

という悪循環に陥ります。

3. お役目を知る:自分を知る
では、どのようにして自分のお役目を見つけることができるのでしょうか?
私の経験からのご提案ですが以下のような方法が在るかと思われます。

空海が日本で集大成した天文学=占星術「宿曜経」
「自身の生来の使命を知る」
「家族や大切な人、関係者との相性と立ち位置を調べる」
「己の特性と運勢、現在と将来の人間関係を理解する」
そこから、自分らしい生き方を想像し、夢を膨らませる


これらの方法を参考に、自分自身をよく理解することが大切です。

4. 楽しみながら生きる:好きなことを仕事にする
お役目を知ったら、次は楽しみながら生きることを考えましょう。
「興味や関心を仕事や生活に取り入れる」
「好きを仕事にするライフスタイルを構築する」

これが、楽しみながら生きるための秘訣です。

公務員、会社員、アルバイトであっても、好きな要素を見つけることは可能です。
仕事に喜びを見出すことができれば、毎日が楽しくなります。

5. 貢献:人と関わり、社会や組織との共存共栄
人は人との関係の中で成長します。
家族、友人、地域社会など、周りの人たちと協力し、助け合いながら生きていくことが大切です。
健康であれば、異性と交際し、心身共に満たされる幸福を得ることができます。
子の生み育ては、人生の負担ではなく、人間本来のあり方です。
病や不遇でパートナーや子に恵まれない人も、社会は懐が深いものです。
今の境遇と在り方を皆と楽しく考えながら生きる
これが、貢献するための心構えです。

6. 独善、我田引水な生き方は避ける
傍若無人な生き方は、他者に甘えて生きることにつながります。
人の振り見て我が振り直せ:反面教師も人生のお手本!
人間万事塞翁が馬:世界に不要な現象は無い。
これらの言葉は、天命に沿って生き、独善的な在り方を戒めるものです。
※ただ、世の中を大きく変える人は、変人やアウトサイダーであることもありますね(^_^;)

7. 人生できなかった経験は、必ずしも必要ではない
勉強や冒険など、若いうちにできることは試してみる方が良いです。
しかし、人生の幸福は、経験の絶対数から導かれるわけではありません。
戦争や不遇な経験は必要ないですよね?
経験した不幸からは、試練として学ぶ良い機会となります。

若いときは何でも経験したほうが良いという考え方は、必ずしも正しいとは言えません。
大切なのは、自分にとって何が重要なのかを考え、自分らしい人生を送ることです。

8. 過去の成功・不成功は関係ない
勉強してこなかった、成功していないからといって、人生は失敗ではありません。

たとえば、偉人と言われる人でも、完全な人生を生きた完璧な人だったとは限りません。
また、平穏無事な縄文時代の人々の人生は、成功なのでしょうか?失敗なのでしょうか?
個人の幸福や成功は、往々にして、他人と比較して考えた途端に不幸になるものです。
(隣の家の芝生は、青々として見えるもの)
自分の人生と可能性に自信を持って、日々今を大切に生きることこそ大切です。
人生どの時期からでも、お役目、楽しみ、貢献は全うできるからです!

9. まとめ
人は、お役目を知り、楽しみながら、貢献することで、充実した人生を送ることができます。
過去の成功・不成功や他人の評価に囚われず、自分自身の人生に自信を持って歩みましょう。


10. その他
この文章は、あくまでも一つの考え方であり、正解はありません。
大切なのは、自分にとって何が重要なのかを考え、自分らしい生き方を見つけることです。


季節の話題
初夏は、新緑が美しい季節です。
山々には緑が芽吹き、田んぼには稲が植えられています。
また、初夏は様々な花が咲き誇ります。
アジサイ、カキツバタ、シャクヤクなど、色とりどりの花々が目を楽しませてくれます。
初夏の自然を満喫しながら、心身ともにリフレッシュしましょう。
☹️残念ながら、ここドバイには季節は殆どありませんが、、、

読者へのメッセージ
このブログ記事を読んで、何か少しでも心に響くものがあれば幸いです。
皆様も、自分にとって何が重要なのかを考え、自分らしい人生を見つけてください。
令和6年5月17日
日本まつりの里 松田

追伸
このブログ記事は、あくまでも私の個人的な考えに基づいています。
皆様の考えは、きっと人それぞれ異なるでしょう。
ぜひ、コメント欄などで、ご自身の考えを共有してください。
お待ちしております。