平成30年です | 「温故知新」 鎌倉市長 松尾たかし

「温故知新」 鎌倉市長 松尾たかし

鎌倉市長 松尾たかし公式ブログです。

昨年、平成29年は、腰越消防出張所の開設、市内のコンビニエンスストアへのAED設置、中学校給食の開始、小児医療費助成の拡大、由比ガ浜こどもセンターの開設、がん検診の拡充、企業立地等促進条例の制定による企業立地・設備投資の支援の開始など、「安全な生活の基盤づくり」につながる取り組みとともに、「働くまち」「子どもが育つまち」「健康に暮らせるまち」の実現に向けた取り組みを形にすることができました。

 

今年は、これまでの着実な取り組みを土台に、『子どもの元気な声が響き、笑顔あふれるまちづくり』そして『全ての市民が生き生きと楽しく暮らすことのできる“共生社会”の実現』を目指して参ります。

 

まず、子育て支援に関する取り組みとして、横浜地方法務局鎌倉出張所跡地や浄明寺の県営住宅跡地などにおける待機児童解消に向けた新たな保育所の開設に係る支援や、旧図書館を活用した放課後子ども広場おなり・おなり子どもの家開設に向けた改修工事を進めます。

 

さらに、産後ケア事業や、昨年の幼稚園に続き保育所等に通う第2子の保育料無償化の実施、病児・病後児保育事業の拡充とともに、放課後の子どもたちの居場所を確保する『放課後かまくらっ子』事業を、深沢小学校区と関谷小学校区で始め、未来を担う子どもたちの笑顔を増やせるように取り組みたいと考えております。

 

そして、人生100年時代を見据えて、市民の皆様の健康づくりを推進する取り組みとして、『健康増進アプリ及び専用サイト』を制作し、健康づくりに関するポイント制度を構築します。誰もがいくつになっても、活力を持って生き生きと楽しく暮らすことができるよう進めます。

 

その他、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、さら外国人観光客の増加が見込まれることから、玄関口となる鎌倉駅において東口駅前広場の整備工事を開始するほか、西口駅前時計台広場の実施設計を行います。また、子どもたちとオリンピック・パラリンピック選手が交流する事業を引き続き行うなど、いよいよ2年後に迫ったオリンピック・パラリンピックへの機運を高めてまいりたいと考えております。

 

社会が大きく変わる前例のない時代の中、これまで進めてきた取り組みを着実に推進するとともに、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などを積極的に活用しながら、新たな取り組みにも積極果敢に挑戦してまいる所存です。

 

皆様の御理解と御協力を宜しくお願いいたします。