今年も暑いです。体調管理が難しい季節ですね。
この時期、のどの風邪をひいてる方が増えてきました。
整体的には、腎系の風邪です。
喉の痛み、咳、痰がからむ、夕方に熱が上がる、などが特徴です。
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日本の夏は、冷房がないと生活できないレベルに暑くなってきました。
かつて「冷房の設定温度は28度に」とか、現実に即してない社会の空気がありましたが、現在ではテレビに出演する医師も、
「健康のため、タイマーを使わず朝まで冷房をかけましょう」
そう言ってくれるようになりました。
冷房によって快適な生活が送れるようになりましたが、人間の体は夏に汗をかくように設計されています。
そのため、本来は汗として排泄されるはずだった水分が、腎臓によって処理されるようになり、腎臓の疲れから風邪をひくようになったのが現代です。
夏場にのどの症状に悩まされている方は、一日のどこかで、しっかり汗をかいてください。
通勤通学されるのであれば、駅からの帰りに少し遠回りをすれば、自宅まで歩いてる最中に汗をかけます。
一度エアコンを切って、窓を開けて空気の入れ替えをしながら部屋の掃除をしてみるのも良いでしょう。
少しだけ、腎臓の仕事を減らしてあげることで、不快なのどの症状が楽に経過します。
お試しください。