先日、ある企業の方と研修の打合せをしました。
「悩みの大半は人間関係。ほめることが、その解決のヒントになるのかも」
とご担当の方が思われて、ほめ達!研修を考えてくださったようです。
そんな風に思われる方ですから、すでにほめ達!な方。
打合せで私がお伝えすることも、ご自身の中にあったことと合致されるようで、話が早い早い。
もう、その方に私の代わりに講師をおかませしたいくらいでした。
打合せの終わりに、その方がこんなことを言われました。
「ほめるって、自分の切り替えスイッチなんですね」
おおお、名言。
まさにその通りですね。
私たちは自分の仕事や役割で一所懸命。
一所懸命がゆえに、自分側にスイッチが入ってしまっています。
ついつい、自分のこだわりや価値観、成功体験などを相手に押し付けがち。
自分のことばかりに目を向けがち。
そこで、スイッチを切り替えて、相手側にしてみる。
相手に目を向けてみる。
相手の仕事や役割、こだわりや価値観、成功体験に目を向けてみる。
相手を笑顔にすることを考える。
ほめることの素晴らしさは、このスイッチの切り替えだけのことかも知れません。
スイッチを切り替えると、視点が変わる。
視点が変わると、相手が変わって見える。世界が変わって見える。
つまり、世界が変わる。
ってことは、自分が変わる。
だもんで、人生も変わる。
今日もパチンと、スイッチを切り替えてまいりましょうか。
今日もイイ日に。
松本秀男 著書:
●「ほめる」は最強のビジネススキル!(悟空出版)
https://amzn.to/37lelys ;
●できる大人のことばの選び方 (青春出版社)
https://amzn.to/2NezFhq
●できる大人は「ひと言」加える(青春出版社)
https://goo.gl/9U8PM2