幸福順応? | 今日もひとこと、ほめてみた。

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ほめるのは、ちょっぴりの勇気で、びっくりの展開。
日本ほめる達人協会 顧問 松本秀男

今朝は、おんせん県、大分で目を覚ましました。

 

温泉宿ではなく、大分駅前のビジネスホテルですが、さすが大分、展望露天風呂があったりします。

 

大分はずっと昔から大好きなところで、公私ともに、何度も訪れています。

 

最近は、講師ともに、何度も訪れています。(キレのないギャグだ・笑)

 

 

温泉、いいですよね。

 

肩までと言わず、顎や耳ぐらいまで遣って、日頃に溜まった溜息を「ふ〜。」っと吐いたり、身体の芯に固まっている疲れを「ほっ。」っと温めてほぐしたり。

 

それが内風呂なら、天井を見上げたり、湯桶の響きを楽しんだり。

 

それが露天なら、周りの木立の茂りや青空夜空を仰いだり、湯気を分けて吹く風を眺めたり。

 

それが硫黄泉なら、白濁した優しいお湯を腕や肩や脚にまとわりつけたり。

 

それが単純泉なら、透明な湯の中に自分の手のひらが泳ぐのを眺めたり。

 

極楽ごくらく。

 

 

でも、たいていの温泉では、そんなに1時間も2時間も漬かっていたりすることはなくて、まあ、ぼちぼち楽しんだら、上がってきてしまいますよね。

 

じゃぽんと入った時のあの「ふ〜。」って幸せ、どうせなら、ずっと続いて欲しいのに。

 

 

「幸福順応」

 

 

ってやつですね。

 

幸せは、幸せなのに、慣れてしまう。順応してしまう。

 

その在り難さに慣れてしまう。当たり前と思ってしまう。だからそこから去ろうとしてしまったりする。

 

こんなに気持ちいい場所から。

 

ん〜、人間って、贅沢に出来ていますね。

 

 

逆に悪いこと、辛い!痛い!ことは、順応しきれません。

 

 

「なんでやねん!!」

 

 

と思うから、「当たり前」とは思うことはありませんよね。

 

 

 

 

「幸せ」を「当たり前」と思ってしまう。

 

 

そもそも、そこに、心から幸せになりづらい理由があるのかも知れません。

 

 

この「幸せ」は「超特別!」と思える。

 

「在り難い」と思える。

 

「当たり前じゃない」と思える。

 

 

いま、漬かっているこの湯の温かさ。

 

心地よさ。

 

 

しっかりと感じ切らにゃ、ですね。

 

 

 

おんせん県おおいた。

 

感じきりつつ。

 

 

今日もイイ日に。

 

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 ■一般社団法人日本ほめる達人協会

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