☆「腹八分目とはどのくらいの量ですか?」
こんにちは、松本 比菜(まつもと ひさ)です。
ご相談者さまからも、受講生のみなさんからも、よくいただくご質問に、これがあります。
「『腹八分目』とは、どのくらいの量ですか?」
みんな知ってる言葉なのに、実際にやってみると難しいですね。
「腹八分目」って、具体的にどのくらいの量なのでしょうか?
まつもとがご相談者さまにお伝えしている「腹八分目」とは・・・・・・
●食べる前と同じように動ける
●食べる前と同じようにものを考えられる
●お腹がが張らない
●眠くならない
ことです!
イメージとして、
「満腹になる『三歩手前』くらいでお箸を置けば、大体そんな感じ」
と言うこともあります。
いかがですか?
普段召し上がっている量は、「腹八分目」に収まっておいででしょうか。
まつもとがご相談をお受けする「まつもと漢方堂」には、看護師さんや薬剤師さんなど、病院関係の方もよく来られます。
そういった方は、「腹八分目を守ってくださいね」と患者さんに日々お伝えしているのですが、案外「自分ではできていませんでしたー!!」とおっしゃるものです。
知識として知っていることと、実際の生活の中でできていることとは、やはり大きな隔たりがあるのですね。
腹八分目で、30回よくかめば、もうこれ以上「老廃物」は発生しません。
アトピー性皮膚炎を治すときもそうですし、ほかのあらゆる病気を治すときも、これが鉄則です。
まず、この、
●食べる前と同じように動ける
●食べる前と同じようにものを考えられる
●お腹がが張らない
●眠くならない
を厳守してみてください。
しばらくやってみると、自分の腹八分目の食事量が、大体つかめてきます。
そうすると、外食先でも、食べる量をコントロールできるようになりますよ。
自分の腹八分目の量が把握できていないうちから、焦って断食などをすると、今度は適量が分からなくなって危険ですので止めましょう!
ちなみに、今回ご質問をくださった方は、
「食べ過ぎのサインはお腹が張る、ゲップが出るなどですか?
(私は、油もの、コーヒーなどを摂るとその後ゲップ、胸やけがします)」
とおっしゃってましたが、「お腹が張る」ところまでいってしまったら、確かに食べすぎですね~。
油モノやコーヒーで症状が出るなら、相当消化力はまいっていると言えます。
しっかり噛んで、量と内容を守って、胃腸に負担をかけない生活をお勧めいたします。
ひとりで孤独にがんばってて、適量や内容が分からなくなってきたら・・・
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