赤みや痒みが顔だけ治らない!ときに確認すべきこと | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

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札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

☆赤みや痒みが顔だけ治らない!ときに確認すべきこと

 

こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。

 

これまでも何度かお話ししたことがありますが、

 

「ほかのところはまあまあよくなったのに、『顔』だけがよくならない!」

 

という方、いらっしゃいますね。

 

 

アトピー性皮膚炎は、全身どこにでも症状が出る可能性があります。

 

そして、生活・体調を整えるだけで、ゆっくりとアトピー性皮膚炎の症状が引いてくることもあります。

 

(もちろん、それだけで症状が治まらないほど、アトピーの勢いが強いときは、「漢方薬」をオススメします^^)

 

そんなスムーズにアトピーが回復している中で、なぜか「『ここだけ』治らない」という部分が残ってしまうこともあります。

 

もちろん、一番最初に症状が出た場所は、身体の中でも症状が出やすい場所であり、繰り返す炎症で皮膚も弱っているので、治りが遅くなりがちです。

 

これって、肘や膝の裏なんかによくありますね。

 

でも、治らない場所が「お顔」だった場合、注意していただきたいことがあります!




 

顔に出たアトピー性皮膚炎がなかなか治らない! 

 

その理由として、主なものがふたつあります。

 

「『熱』の勢いが強い」場合と、「『かぶれ』がある」場合です。

 

順にお話ししていきましょうね。



 

1、「熱」の勢いが強い場合

 

アトピー性皮膚炎は、中医学的に言うと、「湿」が長引いて「熱」を持つようになって起こる病気。  

 

「湿」は「陰」の性質を持つ邪気で、重さがありますので、下へ。

 

「熱」は「陽」の性質を持つ邪気で、燃え上がる性質があり、上へ。

 

熱の勢いが湿より盛んだと、症状も上へ上へと拡がります。

 

顔から首、肩の辺りが真っ赤に熱くて……というようなとき、そのアトピーは「熱」の強い段階にあると考えます。

 

漢方薬で「熱」を取り除いていけば、段々と「赤い」「熱い」「痒い」は取れてきます。




 

2、「かぶれ」がある場合

 

アトピー性皮膚炎を発症するひとは、体質的に、皮膚の「バリア機能」が弱いことがあります。

 

バリア機能が弱いと、ちょっとした刺激で、アトピー性皮膚炎の炎症が起こりやすいものです。

 

毎日肌に触れる化粧品、つまり、「洗うために使うもの」「保湿のために塗るもの」「メイク用化粧品・道具」などのどれかに、「合わないモノ」があったとき。

 

首から下は全っ然キレイなのに、顔、とくに目の周りなど皮膚の弱い部分に症状が出続ける。

 

そんなことが起こります。

 

化粧水やクリームなどが合ってないとき、顔に伸ばしたあと、手のひらに残ったものを首にもつけることがありますよね。

 

そんな場合だと、キッチリ顔と首の前半分(のどから耳の下まで)だけにアトピー性皮膚炎の症状が消えません。

 

シャンプーやトリートメントが合っていないときは、

 

・おでこ

 

・耳の前

 

・後ろの生え際

 

・毛先が当たる部分の肌

 

に症状が集中していることもあります。

 

日常肌に触れる可能性のあるモノの中で、自分に合わないのはどれか、早く見つけて、使うのを止めることが、何より大事です。




 

これらのほか、「胃腸が弱すぎて老廃物が経絡を通って頬に来る」だとか、「ストレスで仕事の日に顔が腫れる」とか、いろいろありますが、やっぱり多いのはこのふたつ。

 

実際のアトピー性皮膚炎のご相談で、「顔だけ治らない!」だったら、まつもとは2の可能性をまずつぶします。

 

結構、あるものなんですよ。


お肌によいと思って一生懸命使っていた……そういうものも、「本当に今のわたしの肌にとって『よい』かどうか」、チェックしてみる勇気を持ちましょうね!



 


アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。

 

 

 

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