☆手・指に水疱できていませんか?
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
湿気高いですね。
気候の変動でしょうか、雨も異常な降り方が年々多くなっていますしね。
札幌も、ひどい湿気です。
みなさん、体調を崩されてます。
気候の影響はどうしようもない。
こんなお天気の時期は、とにかく身体の中の余分な湿気を外へ出す!
お小水からですよ!
皮膚からジュクジュク……ではないですよ。
それから、余分な湿気が身体に溜まってしまうような、キケンな食生活を避ける!
食養生が、とくにとくに、とくに! 大事な季節です。
体内の「水っぽい」老廃物を、中医学では「痰湿」と呼びます。
これは、胃腸(=「脾」)が処理しきれなかった飲みもの・食べものから生まれます。
胃腸の処理力はひとそれぞれですから、みんなと同じ量を食べても、キレイさっぱり片付けられて身体軽々のひとと、どんより重くてダル~くなるひととに分かれます。
あのひとが大丈夫だからワタシも……とはいかないのですね。
なので、自分の適量を把握することが大事。
自分の適量以下に抑えていれば、新たに「痰湿」が発生させずに済みます。
痰湿がアトピー性皮膚炎を引き起こすのですから、いかに重要なのか分かりますね。
また健康だと、体内の不要な水分は、痰湿になってしまわないよう、排出ルートが確保されています。
排出ルートは、お小水、お通じ、それからほんの一部が「肺」系の、のど・はなと皮膚からも蒸発するように出て行きます。
ところが。
空中の湿気が多いと、この「蒸発するように」外へ出ていくルートが、上手く作用しません。
なかなか蒸発しないんですもの!
洗濯モノだって乾かないのに。
なので、こちらのルートで出ていくハズだった分が、まるっと残りやすくなってしまうのが、今の季節。
手のひらや指に、水疱など、できていませんか?
痰湿が皮膚へとあふれてしまって起こる症状ですよ。
とくに胃腸の状態は手足に表れやすいと中医学では考えます。
「脾主四肢」と書き、「脾ハ四肢ヲ主(つかさど)ル」と読みます。
胃腸の消化吸収力に、かなりの負担をかけちゃって、処理が追いついてないよ~という身体の訴えですので、注意が必要です。
自分の身体は、自分自身にしか守れませんからね。
※今日の記事は、アトピー性皮膚炎だけでなく、(主婦)手湿疹、掌蹠膿疱症(回復期)でも一緒です
アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。
まつもと漢方堂 公式LINE「アトピー食べ物で治そう!」お友達登録はこちらからどうぞ。
「アメンバー限定記事」を読むには……
「アメンバー申請」をお願いします
漢方薬などの濃~い話は、誤解のないよう、いつも読んでくださるみなさまだけに公開しております。
ご相談は、札幌市西区二十四軒の漢方相談のお店
「まつもと漢方堂 」で承っております。
東西線二十四軒駅から徒歩1分。
お問い合わせ・ご予約は
日・月・祝定休
営業時間 10:00~18:00
(イベントなどにより変動することがございます。
お問い合わせください)