気がつくとこんな時間(^^ゞ
今日の「中医学講座」にご参加の生徒さん。
帰り際ご本人の健康相談になりました。
仕事とプライベートのストレスが、もろに彼女の胃を直撃していました。
胃腸の消化吸収の働きを担当している臓器は、五臓の中でも「脾」。
この「脾」は、「肝」=自律神経系の調節機能の乱れの影響を、とても受けやすい臓器です。
キンチョーするとトイレ(大の方)……という例が分かりやすいところですね。
「脾」と表裏の関係にある、「胃」も、「肝」の乱れの影響を受けます。
胃潰瘍なんて、この流れで発生する方、とても多いです。
「脾」または「胃」が弱くて特別に影響を受けやすいのか。
「肝」が暴れているのが優勢なのか。
そこを個別に見極めて、どちらを治療の主にするかを決定します。
この方の場合は、「脾」虚が主。
こちらのお手当と、食養生が治療のカギ。
しっかりご注意申し上げました。
治すのはあくまでご本人。おくすりはそれを補助するだけですからね(^_^)
お大事に~~~(^o^)/
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