先日、懐かしい友人からLINEが来ました。

「暴走」「暴走の終点」に出てきた、例の男友達です。






「ブログに俺のこと書いた?間違ってたらごめん。」
「あの頃の事もし今のまつこに需要あったら話そうかなと思うよー」


朝起きて携帯を見たら、懐かしい名前から夜中の2時頃メッセージが届いてて秒で目が覚めました。

久しぶりにメッセージが来たことにも驚いたし、ブログを読んでくれてたことにも驚いたし、そんな時間まで起きてることにも驚いたし…(笑)






私は「知りたい」と返事をして、まず同級生君が結局どこの教団だったのかを聞きました。

同級生君はモルモン教徒だったそうです。

その男友達(以降A君とします)は、2〜3回餅つきやスポーツ大会等の行事に参加しただけで、入信はしていませんでした。





モルモン教は、案外ドライな団体のようです。
彼曰く、《来るもの拒まず、去る者追わず》という感じだったとか。

長老と連絡先を交換したものの、その後何も連絡はとっていないようです。





いやぁ〜、勝手にパニクってた自分が恥ずかしいぃぃぃぃ💦

つい最近まで、モルモン教もちょっと問題ありそうな宗教なのかなと思ってましたが、少なくとも伝道に関しては日蓮正宗なんかよりずっと穏やかそうでした(笑)

まぁ、戒律厳しいのが悩める二世を生む原因ではあるんでしょうけど、一般人に対しては実は無害なのかもしれません。

モルモン教徒はすれ違えば挨拶してくるらしいので、結構常識的な人たちなのかも…。









私は当時、A君が宗教に関わって「大丈夫かな、変な影響受けたらどうしよう」と心配していましたが、むしろモルモン教との出会いは彼にとって良いきっかけになったようでした。



(※一部抜粋してます)


「俺は彼と教会に遊びに行って、その社会に触れる事で、宗教に対して日本人全体が抱きがちなうっすらとした誤解みたいなものを自分の中で解きたかったんだよね」

「それから大学で社会学とか家族学とか宗教学とか文化人類学とか学びながら自分なりに宗教に対する見方を身につけようかなって偶然なって、そんな4年間を過ごしたな」

「そこで俺は信じたい教えを信じようと、そしてそれを説いた人を神って事にしようかなと。ぶっちゃけ神は飾りで、大切なのは教えと自分なんだけど」

「俺は自分のライフスタイルとして何か1つ信じて貫くってのを実践してるだけだから特に誰かにこの話をしたことはないんだけども。
教会に行った体験は、自分の中の宗教観を構築するのに大変役に立った」










驚きました。

宗教に関わって、そんなふうに思える人もいるのかと。しかもそれが、宗教のことが原因でなんとなく疎遠になってしまったA君。

A君、めっちゃしっかり者やん…。
や、昔からしっかり者だったけど、なんか輪をかけて落ち着いてるなぁと。


宗教のことに関しては、高校生の頃からなんとなく考えていたそうです。

あの頃、もっと踏み込んでA君にいろいろ話せていたらお互い嫌な思いせずに済んだかもしれないと思うと、ちょっと申し訳なくなりました。

私は記憶が曖昧なのですが、やはり私は彼に宗教の話をしていなかったようです。







そのあと、当時のことをいろいろ話して無事仲直り(?)できました。

まぁ、別に喧嘩してたわけじゃないんですけどね💧

2年くらい前に一度、友人達と集まって飲みにいった時に会ったのですが、少なくとも私はかなり気まずかったです…😓


しかし、これで友人達と集まった時には心置きなく再会できそうで、ちょっと安心しました。


良かったー!