【 潜在能力を簡単に発揮する方法 】 | キセキを紡ぐ Rut of hope

キセキを紡ぐ Rut of hope

毎日が創作生活
仕事で作ったモノ 趣味で作ったモノ その工程とか
光の粒を食べて生きていけたら素晴らしい

体力バカで猪突猛進中

 ちゅーことで

船木威徳さんのFacebookより転載させていただきます。

いつもありがとうございます。

⇩⇩⇩


【 潜在能力を簡単に発揮する方法 】


~すばらしい「貧乏ゆすり」~

 

私は、新しく入った中学校で1年3組に

いました。席順は五十音順だったので、私の

後ろにはF君がいました。

1学期の最初のほうだったと想います。

授業中、クラスで歓声が上がったのです。

別に、先生がおもしろいことを話したわけ

でも、なんでもないので、いったい何が

あったのかとっさに、後ろのF君に尋ねまし

た。するとF君も「わからない」と。

 

実際、地震があったのです。

なぜ私もF君もそれがわからなかったのか?

その理由にあとで気づきました。

 

F君が常時、貧乏ゆすりをしていて、

私も、もはや、机やいすが揺れていることに

慣れっこになっていたのです。

F君は非常に優秀で、CDもなかった当時、

私にとっては見たこともない洋楽の歌詞を

ノートに書きだしてくれては、英語の意味を

教えてくれました。(余談ですが、マドンナ

のLike A Virginを一緒に聴いたとき、

私は「virgin」の意味を初めて知りました。)

 

F君は、試験中など集中すると、とてつも

ない「貧乏ゆすり」をしていたのです。

私は、もしかしたら、貧乏ゆすりをすれば

もっと頭がよくなるのではないかと、マネを

するようになりました。効果があったか

どうかはいまだにわかりません。(ちなみに

F君は最難関の大学に現役合格しました。)

 

それから、40年。

 

私は、仕事の合間に、虫や鳥たちを眺め、

いや、あたりまえのように心で話しかけ、

ときどき私の胸や腹に「現れる」彼らの声を

聴いておもしろがっています。

 

つい何日か前のことです。

夜の雨風で壊れてしまった巣を、作り直して

いる一匹のクモがいました。

それは見事な「芸術」と言えるものです。

最初に巣の中心から放射状の糸を張ってから

周回してゆくのですが、微妙に頭を中心に

向けて、脚をたくみに使って糸を繰ってゆく

のです。

それを見ていて私は気づきました。

放射状の糸から糸に、周回する糸を張る

時間は「一定」だということ。そして、

クモ自身「揺れ」ながら作業をしていると

いうことです。風がまったくない、穏やかな

午前中のことです。巣は揺れていないのに、

クモは、まるで、音楽を聴いて身体を

ゆすっている若者のように、揺れている。

 

まるで、リズムにのっているかのよう。

 

クモは、私のような「巣全体を見ることの

できる俯瞰した視点」は持っていないはず。

それなのに、なぜ、幾何学的に見えて、

木の枝や葉のような不規則な形に対応して、

全体では美しい巣を作れるのでしょうか?

 

私は、人間に限らず、生きものが(植物も

同じだと考えますが)生の営みにおいて、

それが働くとき、勉強するとき、寝たり

食べたりと、その活動のすべてにおいて、

ある一定のリズムをもっていて、そのリズム

がさまたげられることなくスムーズな、

揺れを維持しているときに最大の成果を

あげることができるのではないか、と

考えるようになっています。

 

科学の研究が進み、生物には、そして、

臓器や細胞のひとつひとつには、固有の

「振動」というものがあることがわかって

います。

同じ野菜でも、薬まみれの環境で育てられ

ただの工業製品のように作られたものと、

自然のなかで、日の光を浴び、生きた土や

そのなかの無数の細菌たちと共存してきた

ものとでは、その振動も異なるのでしょう。

当然、人間の身体に入ってからも、どんな

変化をして役に立ってゆくのか、あるいは、

人体のいのちの営みを妨げかねないか、

結果に大きな違いが生まれることは、想像に

難くありません。

 

クモの巣作りを見ながら、私は、

「美しいものを見せてもらいました。

ありがとうございました。」と想いを送った

数分後、不思議なことにその日のクモの

作業は止まり、作りかけの巣の中心で

クモは動かなくなりました。

 

世界では、「波動」、「波動医学」とか、

「振動」を利用して・・・などという

話をよく聞くようになっています。

ただ、考えてみれば、そんなに難しく考える

必要はないのです。

私たちが「心地よい」と無意識に感じる

リズムに身体を合わせ、集中するとき、

私たちもまた、最善のものを生み出せるはず

なのです。

 

ちなみに、貧乏ゆすりをすると、下肢の血流

があきらかに増加し、冷え性も起きにくく

なることが知られています。

好きな音楽だけではなく、気の合う人との

会話で時間を忘れるのも、好ましいリズムの

なかに自分を置き、身体の振動が、調整を

うけるからではないでしょうか?

好きなグッズ、好きな服、好きなお店の

好きなメニュー。すべてに「振動」があって

私たちの最善の、そして最高に心地よい、

人生の時間を過ごさせてくれる手伝いを

しているのだと想います。

 

そう考えると、化学的に合成され、

短期的な実験で数字でしか評価できない

薬品を身体に入れることが、いかに不自然で

「気持ちの悪い」行為であるのか、直感で

わかるのではないか?

私はそう感じています。

 

(ふなきたけのり・百姓医者 2024/05/11)

    

 

  

毎週どこかで上映会⇩

 

 

 

 

 

 

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

 

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

 
 

 

 

え?