【作られた東西対立の75年】 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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   【作られた東西対立の75年】

4月4日はNATO設立の75周年だったのだそうだ。それで、この軍事同盟についていろいろな情報が拡散されていた。NATO側が世界の安全保障に役立ってきたとしてお祝いしていた一方で、この軍事同盟は実のところ、戦後の世界の平和をかき乱し続けてきた国際テロリスト組織ではないかという見解も多かった。

北大西洋条約機構は、ソ連が作る東ブロックから西側世界を守るために作られたということだったのだけれど、東ブロックの元になっているワルシャワ条約機構は、実は北大西洋条約機構ができてから何年も経ってからのことだった。アメリカとイギリスがソ連に敵対する軍事同盟を作って軍事増強し始めたので、ソ連側もそれに対抗するものを作らざるを得なくなったわけだ。

第二次世界大戦では、ドイツ、日本、イタリアのファシズム国家の同盟から防衛するために、イギリス、アメリカ、中国、ソ連の連合国が戦って勝ったわけなのだけれど、戦争が終わったとたんに、イギリスとアメリカはソ連に敵対しようとした。それで、ソ連はヨーロッパを征服しようとしているという話がまことしやかに語られていった。そうやってできたのがNATOであり、東西対立の構造だった。

それというのも、そもそも第二次世界大戦が起こったのは、イギリスとアメリカの金融資本家たちが、ソ連を崩壊させて、支配しようとして、ドイツと日本を軍国主義化させて起こさせたということが、ここ数年のデクラスでわかってきた。それで、当時世界最強の武器がドイツに送り込まれて、最も進んだプロパガンダと心理操作が行われていた。つまり、ドイツをソ連を倒す戦争兵器のようにして、送り込んだわけなのだ。ところが、ソ連は倒れなかった。モスクワまで攻め込まれて、多大な犠牲を払いながらも、ドイツ軍を追い返して、ベルリンをナチから解放してしまった。

これが、イギリスとアメリカにとっては大きな誤算だったのだ。それで、戦後まもなく、ソ連がヨーロッパを征服しようとしているというプロパガンダを流し始め、ソ連に敵対する軍事同盟を作り、東西ヨーロッパを分断してしまった。

イギリスとアメリカを支配している金融資本家は、軍事産業によって世界を支配するための資金を作り出していたので、戦争がなくなってしまうと困るのだろう。ソ連はナチスに攻め込まれて、とんでもなく大きな犠牲を被ったので、戦争が起こらないような国際秩序を作ろうとしていた。実際、戦勝国4国が国連憲章を守らせるべく協力関係を作っていたら、戦争はまず起こらないような仕組みになっていた。それを阻止するために、ソ連が征服しようとしているという話を作って、東西を対立させたのだ。

だから、NATOの75年の歴史とは、まさにこのソ連が危険な国だという嘘とそれによる東西対立の歴史だと言える。そしてベトナム戦争があり、ユーゴスラビアの戦争があり、アフガニスタン、イラク、リビア、シリアの戦争があった。そこでNATOは、偽旗作戦も含めて、その国が脅威だという嘘を作り上げ、国がボロボロになるまで爆撃していったのだ。

ソ連が崩壊したのは、アメリカとの軍備競争で破産したからだったのだけれど、それで冷戦が終わったら、NATOは世界中のあちこちでますます暴虐を振るうようになった。独裁国家だからとか、少数民族を弾圧したとか、大量殺人兵器を所有しているとか、そのたびに理由をでっち上げて、いきなり空爆を始めたりするのだけれど、そのあとでそれが事実ではなかったことがわかっても、訂正もしなければ謝罪も賠償もしなかった。

そもそも、ソ連がなくなったらNATOは必要ないはずなのに、NATOはソ連が崩壊したあと、いよいよ攻撃的になったのだ。このことは、ソ連の脅威から防衛するためというのが、実は作り話に過ぎなくて、実のところはソ連を倒して世界を征服するためだったということを示している。軍事的に世界を制圧して、搾取し続けるために、ソ連が邪魔だったということなのだ。

ところで、NATOが75周年を迎えた今、この軍事同盟の正体がいよいよ表に出てきたようだ。それと同時に、NATOが作り出してきたソ連/ロシアが脅威だというのが、まったくの嘘だったこともわかってきた。事態はまったく逆だった。NATOこそは世界を独裁支配しようとするテロ組織で、ソ連/ロシアは、その支配から世界を守ろうとして戦っていたのだ。ソ連/ロシアの人たちは、独裁的な政府のプロパガンダにだまされて支配されているのだと言われていたけれど、これもまったく逆だった。NATO諸国の人たちの方が、ソ連/ロシアが脅威だというプロパガンダでだまされていたのだ。実際、そのためにテレビも新聞も映画も歴史も、あらゆるメディアを使って、情報工作がなされていた。

2年前にロシアがウクライナの内戦に軍事介入し始めてから、NATOのプロパガンダが徐々に崩壊していった。アフリカでもアジア、中南米でも、もうNATOを恐れて言うなりにならなくなっていったし、今ではNATO諸国だけが、世界から孤立している状態だ。世界中の多くの国々は、NATOが恐ろしいテロ組織だということをもう知っているのだ。

今、NATO諸国は、すべてを犠牲にしてウクライナに軍事支援させられている状態だけれど、それでももはやロシアを崩壊させることはできそうにない。75年間も世界を無意味な戦争に駆り立ててきて、この組織にもいよいよ終わる時が来ているようだ。ウクライナでNATOのあらゆる武器が破壊されていっている。その武器もいよいよ尽きてきている。この戦争が終わるときには、NATOもついに消えてなくなって、世界から本当に戦争がなくなることになるのだろう。

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画像は、ブリュッセルで行われたNATO75周年の式典。まるで葬儀の花輪のようです。


 

 

 

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