農園はカラスノエンドウが大きくなっていた。
カラスノエンドウ豆を食べたいのでこれは抜かずに放置プレイ。
たいていの野草は抜かないけどね。
カラスノエンドウ豆って小さいから剥くのが大変だと思われて敬遠されそうなんだけど、
わりと簡単、たぶん想像の半分の労力でサラサラ剥けるんやないかな。
カラスノエンドウ豆はあく抜きもせずにご飯を炊く時に「えいっ、やーっ」と米の中に投入します。
自然塩も一緒にぶち込みます。
そうすっと美味しいカラスノエンドウ豆ご飯の完成です。
米の色は多少黒くなるけれど、カラスノエンドウ豆ごはんは美味しくて癖になる。
カラスノエンドウを雑草とか言えなくなるし抜けなくなるよ。
((´∀`*))
もうすぐカラスノエンドウの季節。
ぷっくり実が充実するまで待って、カラスノエンドウ豆ごはんにチャレンジして下さいね。
ちゅーことで、
チヒロサトさんのFacebookより転載させていただきます。
いつもありがとうございます。
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【カラスノエンドウの絹さやと豆】
庭に自生してくる野草の何がすべて食べられるのかを知りたいというのが、私が野草を食べる大きな動機になっている。住んでいるところに生えてくるのなら、何かわけがあって生えてくるのだろう。植物は、太陽光から炭化物を生成できる地上の唯一の生き物として、そこに生きている動物たちに食糧を提供する役割があるわけで、食べられるとか薬になるとか、あるいは単に土を肥やしてくれるとか、何かしら意味があるはずなのだ。
今年はカラスノエンドウが庭中にものすごく生い茂って、今はさやをたくさんつけている。このあたりに生えるカラスノエンドウは筋が硬いので、葉っぱは食べるのに向いていないんだけれど、さやや豆はどうなのだろう?
エンドウ豆も、豆がまだ小さくてさやが柔らかいうちは、さやごと茹でて食べるわけで、これが絹さやだ。豆が大きくなった頃には、さやは硬くて食べられなくなるので、さやをむいて豆を茹でて食べる。これがエンドウ豆だ。それで、カラスノエンドウの柔らかいさやを集めて茹で、豆が大きくなって硬くなったのは、さやをむいて豆を集めて茹でてみた。
かなり小さいものなので、エンドウ豆みたいにモリモリ食べられる感じではないのだけれど、野生のものというのは、少量でも満足できるような不思議なパワーがある。味は、まあ絹さやとかエンドウ豆の味と似ていて、小さい割には味が強いんじゃないかと思う。そして何より、栽培された野菜にはない、自生している植物の生命力の強さがある。
夏は手打ちパスタを冷やし中華風にしたサラダパスタばっかりよく食べているんだけど、それにカラスノエンドウの絹さやと豆をたっぷり入れてみることにした。
すり鉢に炒りゴマをすって、そこに味噌と醤油とお酢、ごま油を入れて、茹で上がったパスタを水にさらしてから、そこに入れてたれと和える。その上にカラスノエンドウのさやと豆の茹でたのを入れ、庭にちょうど咲いているあれこれの花をのせただけのパスタサラダだ。これが夏の暑いときには最高なのだ。
今ちょうど咲いている花は、野生のキキョウと黄色いレンゲ、アカツメクサ、ホワイトヤロウ、イワミツバなどだ。夏至の頃に咲き始めるオトギリソウ、セントジョーンズワートも最初の花が咲き始めたところだ。
暑くなってきたときに咲く花は、暑さに対応できる身体を作ってくれるようなところがある。だから、自生しているもので、そのときそのときに食べられるものを食べていたら、自然に季節ごとに合う力をもらえるようになっているんだと思う。
春先には、新芽や若葉がおいしいんだけれど、この頃はもう葉っぱは食べる季節ではない。花が咲く季節になると、葉っぱは痩せて硬くなってきて、おいしくなくなってくる。おいしくなくなるのは、食べるときではないということなのだ。花がおいしいときには花を食べ、花が終わって実がなったら、実を食べる時がくる。
そろそろ最初のイチゴが熟し始めたところで、花の季節から実の季節に入ったのを感じる。イチゴが熟す頃、カラスノエンドウの豆も食べ頃になるわけなのだ。
うちの庭は、野菜はろくに育たないで、野草ばかり茂っているのだけれど、それでもちゃんと食べるものはたくさんある。エンドウ豆を植えても、ちっとも育たないで虫が喰ってしまうのに、カラスノエンドウは勝手にいくらでも生い茂るのは、何故なのだろう? 虫が喰うのは、生命力がない植物なのだろうから、うちの庭にはエンドウ豆は合わないのかもしれない。それで、エンドウ豆が採れない代わりに、勝手に生い茂っているカラスノエンドウを採って食べたりしている。だけど、エンドウ豆が採れるよりも、自生してくるカラスノエンドウを採っている方が、不思議な幸福感があって、こんなものがあるのなら、野菜なんて植えなくていいなと思ってしまうのだ。
コメント欄より転載↓↓
カラスノエンドウにすっかりハマってしまいました。。今日はもっといっぱい鞘を剝いて、キビのターメリックピラフにたっぷりのせました。これくらいあると、しっかりエンドウ豆の味がしてます。
畑の野菜と違って野草は肥料も薬も使いませんがどんどん育ちます、時にコンクリートの割れ目、石垣の間からも生えて来ます、虫も病気も付きません。
その違いはファイトケミカルにあるのではと思います。
虫や微生物は弱いものを食べて分解してくれるのでしょう、自然は植物と動物がうまく共存するように作られているように思います。
野原は動物にとって畑のようなものかと思います。
ちなみに我が家のワンちゃん達はよく野草を食んでいます(^^)。
種には種子毒があると言われてますが、どうなんでしょうか?
玄米などのようにしばらく水に漬けるとかした方がいいですかね?
健康ならor少量なら大丈夫かな?
枇杷の種に毒があるから食べちゃいけないとかいうやつですよね。毒があるものなら、苦かったり臭かったりして、当たるほど食べられないものがほとんどです。まずいのに無理して食べると、下痢したり吐いたりすることもあります。毒があるあると言われるもののほとんどは、せいぜいその程度のものです。
それよりも避けるべきなのは、化学薬品や添加物や農薬や、未熟なうちに収穫して運ばれてくる果物などだと思います。そうしたものの方がよほど害があると思います。野草や種に毒があると言っているのも、売っている食料品や医薬品の害をごまかすためなんじゃないかという気がします。
自然のものは、猛毒があるものだけチェックしておいて、あとは食べられるかどうか食べてみればわかります。
味がわからないような料理に入れるんじゃなくて、まずはそのままかじってみるとかですね。
表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓
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告知です。
②3月9日 満員御礼キャンセル待ち
13時古賀駅前に集合。
乗り合わせで日土水農園〜野草摘み〜ひふみさんで簡単調理〜実食
調味料代・米代・場所代等諸経費が掛かるので有料です。
2,000円または1,500ケーロ(その場でケーロを買っても大丈夫です。たぶん)
少人数での開催となります。
ご予約は↓まで。
もうひとつ告知です。
次回のオーガニックマルシェ 日土水市の日程が決まりました。
2024.3.31です。
スケジュール開けて遊びに来てくださいねー