【中国が敵ではなくなった】 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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チヒロサトさんのFacebookより 転載させていただきます。

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 【中国が敵ではなくなった】
 
ニューヨークのシンクタンクが新年に発表した、
今年の地政学的な状況についてのレポートでは、アメリカの最大の敵はロシア、イラン、北朝鮮の3つだとなっているそうだ。
中国はもうアメリカにとって重要な敵ではないらしい。
 
ウクライナの次は台湾だというようなことがずっと言われていた。2022年の夏には、アメリカ下院議長のペロシが台湾を訪問するというので、中国との間でほとんど一触即発の状態になっていた。
アメリカ政府の要人が、台湾が独立国であるかのように公式訪問するなど、中国に対しての挑発以外の何ものでもないからだ。
 
台湾は、ウクライナと似たような状況だと言える。中国の一部なのか独立した国なのかで、争っている。
そして、アメリカは戦後ずっと台湾の独立派を支援していて、資金を出して、武装させまでしているのだ。
まさにそのために、中国と台湾の間で戦闘が起こりそうになっている。
アメリカにとって重要なのは、台湾が独立するかどうかではなくて、中国の喉元に米軍基地を置けるかどうかということだ。
当然のことながら、これは中国にとっては、防衛上の危機を意味する。
それで、ピリピリして、空軍機を飛ばしたりすることになる。
 
1月13日に台湾で選挙が行われ、前と同じ親米派の総統が選ばれたので、やはり台中戦争に向かっていくようだと思っていた。
ところが、国民の6割は2人の野党候補に投票していて、親米派の党は議会では過半数を取れなかったということがわかった。
もしも野党共闘が成立していたら、政権交替していたところだったのだ。
野党共闘が挫折したのには、アメリカ政府が裏で関わっていたのかもしれない。台湾もウクライナや日本や韓国と同様にアメリカ政府に支配されているわけなので、誰が総統に選ばれるかも、操作されているのだと思う。
 
しかし、総統は親米派の党が取ったものの、台湾人の多くは、アメリカ政府の言うなりに中国と争うのを望んではいなかったのだ。
新しく選ばれた総統も、アメリカとともに民主主義を守るというようなことは言っていたけれど、中国との対話が重要だとも言っていて、あまり戦争になりそうな感じではなかった。
 
中国は共産国で、独裁的で、だから民主主義を守るために独立するべきだというようなプロパガンダを、あいかわらずアメリカ政府やメディアは言い続けているのだけれど、もうだんだんそれも通らなくなってきているのかもしれない。
中国は何十年も前から共産主義経済ではなく自由経済になっていて、経済的にも豊かになっているし、もう人々が人民服を着て不機嫌な顔をしていた頃の中国ではないのだ。
言論弾圧や少数民族弾圧があるとか人権がないとか言われているけれど、こうしたことは今や西側諸国の方がよほどひどいくらいだ。
台湾としては、むしろ中国と統一することで、アメリカ政府の支配から守られ、自由になれるかもしれないくらいだと思う。
 
台湾の経済界にとっても、中国との取引は重要だから、中国との関係が悪化するのは避けたいのじゃないかと思う。
今やBRICSは拡大し、中国はその中心的メンバーなのだから、経済的にも地政学的にも、中国は重要な国になっている
。それを考えるならば、アメリカとよりも、中国を関係を持っていた方が台湾にとっては得策なように見える。
 
台湾に中国との代理戦争させるのはやはり無理そうなので、それで北朝鮮だということになったのだろうか? 
少なくとも、中国を相手にして勝てる見込みがないのは、ロシアと同じことだ。
台湾だって、ウクライナがどうなったのかを見ていたら、ああいう目には遭わされたくないだろう。
それで、台湾をやめて韓国をけしかけて、北朝鮮と戦わせようということになったのだろうか? 
この頃、北朝鮮との国境の近くで、米韓で合同演習をしたりして、北朝鮮を挑発していた。
それで北朝鮮は米韓を牽制するために、またミサイルを飛ばすことになる。
 
新年早々に能登半島で大規模地震が起きたりしたのも、あるいはそれと関係があるのかとも思える。
能登半島の対岸は北朝鮮で、あのあたりは北朝鮮に対しては、最前線だということになるからだ。
その後の政府の対応も、復旧作業をノロノロとやっていて、まるでわざと能登半島から住人が離れていくように仕向けているかのようだ。
人が住めないようにしておいて、前線基地にするつもりなんじゃないかというような疑いが湧いてくるくらい、能登に対する政府の対応は奇妙だ。
 
昨年、ロシアの防衛大臣が北朝鮮の軍隊を訪問したりしていたけれど、あれもアメリカが北朝鮮を次のターゲットにしているのを見て取ってのことだったのかもしれない。
あれは、北朝鮮を攻撃するなら、バックにロシアがついているということをアピールしていたようなものだったから。
 
昨年秋に中東で戦闘が始まってしまい、もう中国どころではなくなったのかもしれない。アメリカは世界中に批判されながら、イスラエルを支持し続けているけれど、アラブ諸国はもうこの戦争はイスラエルというよりもアメリカがやっているということを知っているのだ。
それでアラブ諸国は、中東の米軍基地を攻撃し始めている。
 
アメリカの軍事専門家のスコット・リッターは、イランが参戦してきたら、NATOにはとても勝ち目がないと言っていた。
だけど、アメリカはイランを挑発し続けてきたのだ。
そして1月3日には、イランのスレイマニ将軍の命日に墓参に集まった人たちが爆撃され、100人近くが亡くなった事件があった。
 
それで16日の夜中すぎに、イラン軍が、イランのアルビールにある米軍の拠点をミサイルとドローンで攻撃したのだ。
ちょうど2003年の1月3日にスレイマニ将軍が暗殺されたときと同じ1時20分だったそうだ。もちろん、報復だというメッセージとしてなのだろう。アメリカとイスラエルの諜報部の拠点が攻撃されたそうだ。アメリカ軍は、犠牲者は出ていないと言っているけれど、現地からの報告では、十数人が犠牲になったと言っていて、そのうち数人は外国籍の人物だったと言っている。
 
その少し前には、イラン南部からシリアのイドリブに向かってミサイルが撃ち込まれ、TIPというウイグルのテロリストの拠点が破壊された。このテロリスト集団は、イスラエルとアメリカと深い関わりを持っているということだった。
シリアやイラクには、米軍やアメリカが組織しているテロリスト集団が陣取っていて、アメリカの軍事資本の言うなりにならない国々を攻撃しているわけなのだ。
イラン南部からイラクを横断して、1230キロ飛んで、シリアのテロリスト拠点に命中させたというのだから、ものすごい技術だ。
 
中国がウイグルを弾圧しているという話の真偽を調べていたときに、アメリカの政府機関がウイグルでテロリストを養成して、武装させていたという情報が出てきた。
ウイグルの人たちは、テロリスト集団に悩まされていたので、中国軍が介入して排除してくれたので、感謝しているということだった。
それが、中国がウイグルを弾圧しているという話にすり替えられたのだ。
それで、そのテロリスト集団は、ウイグルを追い出されて、シリアのアメリカが占領している部分に行っていたのかもしれない。
 
イランが参戦したら、戦争が拡大するということは、当初から言われていたけれど、イスラエルがパレスチナへの残虐すぎる攻撃をやめようとしないような状況では、このイランのミサイル攻撃は、ようやく出てきてくれた、といった感がある。ロシアがドンバスに軍隊を出したときも、そんな風だったのだろう。あれからウクライナ軍による爆撃はいよいよ激しくなったけれど、ドンバスの人たちにとっては、すでに8年も攻撃され続けていて、いつ終わるかもわからないような状態だったのだ。
 
あのときから、私たちは戦争がどんな風にして起こっていくのか、どんな風にして情報が操作されていくのかということを、リアルタイムに見てきたわけだけれど、あれから2年が経って、戦争というものは、アメリカの軍事産業資本が計画しなければ、決して起こりはしないものなのだということが、よくわかった。
どちらが勝つかも問題ではなく、税金を武器に流せさえすればいいのだ。
そのために、メディアを使ってプロパガンダがばらまかれ、政治家が買収される。
 
去年一年のBRICSをめぐる変化は、まさにこの軍事産業資本の支配に対抗する態勢がついにできたといったようなものだった。
それが今年になって、いわゆる西側諸国の人たちまで、一気に目覚め始めているような気がする。
やはり人はいつまでも騙し続けていられるものではないということなのだろう。
 
結局のところ、人々がプロパガンダに煽られて、隣の国を脅威に感じ、敵対心を抱いたりしなければ、戦争は起こりはしないのだ。
イランが、軍事拠点だけをきれいに狙って攻撃したのを見ても、ロシアと同様に、戦争をやめさせるために戦っているのはよくわかる。
そのことからしても、本当に世界から戦争というものが消えるプロセスが起こっているように思える。
 
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画像は、イランのミサイルの弾道1230キロ。
 
 

 

 

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

 

 

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