他人軸はHow思考 自分軸はWhy思考 | キセキを紡ぐ Rut of hope

キセキを紡ぐ Rut of hope

毎日が創作生活
仕事で作ったモノ 趣味で作ったモノ その工程とか
光の粒を食べて生きていけたら素晴らしい

体力バカで猪突猛進中

 

こちらから転載させていただきます。

いつもありがとうございます。

↓↓

他人軸はHow思考 自分軸はWhy思考

以前、教員を目指しているという学生さんからメールがよく来てました。

「これ教えて下さい」「あれ教えて下さい」と、1日に何通も来るほどにとても熱心でした。

学生さんにいい加減なことを教えるわけにはいかないので、私は根本原理からちゃんと教えることにしました。

どんな事にも『本質』というものがあるので、それを学ぶことで初めて『理解』したと言えるからです。

ところが「あ… そういうのはいいです。 答えだけ教えて下さい。 時間が無いので」とのこと…

ん??? 答えだけ?! 時間が無い?!

なぜ、ちゃんと学ぼうとしないのか…

メールをしてくる時間はあるのに、時間が無いってどういうこと?!

私は疑問を感じ始めました。

考えてみると、学生のはずなのにメールが来るのは、決まっていつも平日の日中…

しかも質問内容は、いつもまるでテストの問題のような文章でした。

これは… もしかして… 試験中にメールで答えだけを聞いてカンニングしてるのか!

そう思った私は、安易に人に聞くのではなくて、自分自身で考えるように薦めました。

それで、どうしても分からない事があれば、その時は教えてあげるからと。

そしたら、それを最後にメールは途絶えてしまいました。

どうやら図星だったようですね。

その人は試験中にメールで答えを聞いてカンニングしていたのでしょう…

他力で『答えだけ』を聞いて『良い結果だけ』を手に入れようとしていたのです。

まさに『インスタント人間』

こんなズルい人に教員になってもらいたくないですね。

教わる子供たちが気の毒です。

自分が『得』『ラク』『ズル』をすることしか考えてないのだから。
 




でも学校の教育自体が、こういう人を生み出しているのです。

学校の勉強は、基本的に『How思考』だからです。
 

「How思考とは、思考停止状態のこと。 すぐに解決策に飛びついてしまう思考パターン」ネット調べ



だから自分で考えることをせずに、安易に他人から答えだけを貰うインスタント人間が量産されてしまうのです。

実際主要5教科の内、『英語』『国語』『理科』『社会』の4つは、ほとんど暗記するだけですよね。

でも『数学』は、思考を使います。

でも、その数学でさえも決められた解き方を教える『How思考』なのです。

たとえば日本の算数では、こんな『ひっ算』を教えますよね。



学校を卒業しても、この通りにやる人が多いのではないでしょうか。

でも他の計算方法も、たくさんあるのです。



学校で教わった方法が全てではないのです。

我々が知っているのは日本のやり方。

たったこれだけ…

これが全てではないし、これがベストな方法というわけでもないのです。

『日本のやり方』という狭い知覚の中に閉じ込められているだけなんです…

でも日本は196ヶ国の中の1つにすぎないのです。
 




日本では『掛け算九九』を教えますよね。

1の段から9の段まで。

でもインドでは30段まで教えるそうです。

30段まで覚えれば、これの組み合わせで大概の計算なら暗算で出来るようになるからだそうです。



インドは貧しい家庭が多くて計算機が買えないので、暗算を使う機会が多いからだと聞いたことがあります。

実際インドは昔から数学世界一の国ですよね。

日本のような経済大国が決して良いわけではないのです。

不便さが自分の能力を向上させ、無くても困らなくすることが出来るのだから。

その他どんな事も、これが『ツール依存』『マネー依存』から卒業する方法です。

結局は自分次第ですね。
 

「猿(日本人)を『虚実の自由』という名の檻で我々が飼うのだ。

方法は、彼らに多少の贅沢さと便利さを与えるだけで良い」トルーマン元大統領


 






尾崎豊の言う通り、卒業して何が残るというのでしょうね。

実際学校の勉強の多くは、現実ではほとんど使う機会がありません。

でも、思い出の他に残るのが『考え方の習慣』なんです。

これが『How思考』

大半の人は、学校でこのHow思考を習慣付けられてしまうのです。

果たして… ここに気付いている人は、どれほどいるのでしょうか。

だから他人に答えだけを聞く『有料セミナー』や『スピリチュアル』や『引き寄せの法則』や『宗教』や『占い』『チャネリング』『金儲けの情報』などの『情報商材屋』や『対処療法屋』が蔓延るのです。

自分自身で解決しようとする意思が無いからです。

他人から『How to』を教わる発想しか出来ないからです。

これが無個性で無思考で他人軸の『インスタント人間』が量産される理由!

 




自分軸の人は『Why思考』です。
 

「Why思考とは、物事の表面的な事象にとらわれるのではなく、その背景や理由を探ることで本質に迫る思考法のことである」ネット調べ


学校で1+1=2と教わっても、そのまま鵜呑みにするのではなくて、『なぜそうなるのか』『本当にそうなのか』を自分自身で考えることがWhy思考です。

ちなみにエジソンは、1+1=大きな1と答えたそうです。

理由は、1つの粘土と1つの粘土を足すと、大きな1つの粘土になるからだそうです。

これこそが自分軸です!

自分の頭で考えた、オンリーワンの答えです。

でもこれがキッカケで退学させられたそうです。

オンリーワンが、How思考の無個性集団からハミ出すのは当然だからね。

Howに個性は無いからです。

他人のカーボンコピーになるだけなのだから。

でもWhy思考には個性があるのです。

Why思考とは自分で考えることなのだから。

 




自分で出した答えが、他人と違ってもいいのです。

丸を貰える答えを欲しがるのは、無個性の他人軸だけです。

『独自性』や『独創性』こそが『稀少性』という名の個性なのだから。

違いを恐れずに、宇宙に1つのオンリーワンの人生を生きればいいのです。

人は人。

世間は世間。

自分は自分なのだから。

でもこれが出来るのは『Why思考』の人だけです。

●How思考=無個性

他人の信者、他人の子分、他人の奴隷

●Why思考=オンリーワン



オンリーワンは、その稀少性という名の『光』で、無個性の闇を照らしているのです。

闇の人たちに『自信』と『勇気』と『信念』と『個性』と『独自性』と『独創性』の大切さを教えるために。

支配から卒業するために必要なのがコレだからです。