緑の薬箱 薬草入浴革命 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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光の粒を食べて生きていけたら素晴らしい

体力バカで猪突猛進中

今日もテレビを消してセッセと制作中。

旦那がやっとこテレビいらないなぁと言い出した。

テレビが無いと平和だ。





YouTuberで好きな曲を聴いてのチマチマ作業。

楽しいよ。


ガラスシャーレでございます↓





今日のはめちゃ長いので、お茶でも飲みながらどうぞ(´∀`)つ旦~~

 

中村臣市郎さんのFBより転載させていただきました。

 

 

スギナ

 

3月スギナが猛烈に繁殖する季節である。

スギナはケイ酸塩土壌の痩地で育つ。

それが4億5000年前のトクサ科から生まれてきたスギナの遺伝子であった。

その強靭な生命力を浴槽に浸す。微量のケイ素が溶け出して殺菌、消炎、シミ、美白作用が期待できる。

 

採集 は3月、6月の成長した茎葉をとり30グラムほどを浴槽に入浴30分前に浸しておく。

これがスギナ風呂である。肌がツヤツヤになる。

 

草、自然の画像のようです

 

 

 

 

ホトトギス

 

花の開花期にヤマホトトギスを五本ほどとって白い浴槽に浮かべると夏の森が浴槽に溢れてくる。

これがホトトギス風呂である。

消炎、殺菌作用がある。

 

ホトトギスに感謝しながら季節を風呂で味わう。

癒しと健康の一時である。

入浴後は新鮮なホトトギスの花茶を飲む。

 

花、自然の画像のようです

 

 

 

フキ

 

フキの茎は山菜として古代から日本の伝統食として現代でも継承されて食べられている。

飛騨高山のマタタビ採集で木から滑落して二匹のアカマムシに噛まれた。

元気のいい青年のマムシである。

マムシに噛まれた経験は数えきれないが二匹に同時に噛まれた経験はない。

さすがの私も恐怖で動転し何がなんだかわからなくなったが、川沿に群生するフキを根ごと堀取り岩の上で石で叩いて

噛まれた傷口に塗りたて、その岩の窪みにたまった汁液を飲めるだけ飲んだ。

その後首の筋肉のケイレン、視野の狭窄、毛細血管の紅潮と充血、呼吸困難が襲ってきたが、

やがてそれも軽減し翌日は意識が戻った。

 驚いて分権を調べると中国ではフキのつき汁が蛇毒の治療薬となっており

医学的臨床でも90%以上の救命率を誇る解毒剤として使われていた。

 

その解毒作用はサソリ、クモ、ムカデ、ハチ毒にも有効である。

 

服用すると急慢性気管支炎、ゼンソク、去痰、動脈硬化、脳卒中の後遺症にもよいとあった。

そのフキを5本ほど茎ごと取って風呂に浮かべる。

これがフキ風呂である。

消炎、殺菌、解毒の作用があり皮膚病、虫刺され、裂傷にも有効である。

 

鮮烈なフキの独特の芳香が浴室の空間に溢れる。

 

アウトドアの画像のようです

 

 

 

クロモジ

 

日本の象徴的な香木である。

古人は経験的にクロモジの防臭、殺菌、鮮度保持の作用を知り、

つまようじ、割りばしをクロモジの材で作った。だが現在はそれはない。

しかし今でも京都の和菓子にはクロモジの割りばしが使われている。

 

サンショウより芳香は弱いが、その質は品位がある。

4月クロモジの枝を取って丸ごと浴槽な浸けるとクロモジ風呂になる。

解毒、消炎、殺菌作用が素晴らしい。

 

入浴後はクロモジの葉の天ぷらで風味を味わう。 

庭に一本化欲しい木である。

 

花、自然、木の画像のようです

 

 

 

 

ウコン

 

ウコンの根茎は急慢性肝炎、胆嚢炎、アルコール解毒、抗ガン、高血圧に霊効がある。

解毒、消炎、殺菌、抗酸化作用で皮膚細胞が活性化する。

有効成分は黄色物質のクルクミンである。

葉にも劣るが薬効がある。

 

そのカンナのような葉を三枚取り浴槽に浮かべて入る。

浴槽が5月の初夏の空間に変貌する。

それだけで癒される。

 

アウトドアの画像のようです

 

 

 

月桂樹

 

鮮烈な芳香がある欧米の香木である。

精油の適度の刺激によって皮膚が活性化し毛細血管が拡張して血行が促進させる。

消炎、解毒作用がある。

 

いつでも採集が可能である。

羽ノ浦ついた枝ごと取り、まな板の上ですり棒で軽く叩いて汁を出し浴槽に浸ける。

鮮烈な薬効で心身が別人のようによみがえる。

神経痛、リウマチ、腰痛、筋肉痛、肩こり、冷え性、皮膚のトラブルに。

 

花、自然の画像のようです

 

 

 

ツユクサ

 

灰色の梅雨の時期に紫と青の鮮明な花を開くツユクサ、その利用法を知れば物凄い。

扁桃炎、高血圧、腎臓病、浮腫、結石、ゼンソク、肝臓病、解熱、風邪の霊薬である。

殺菌、消炎、保湿、解毒作用が素晴らしく風呂に入れると心身が生き返る❗️

これがツユクサ風呂である。

 

花の時期に花の咲いた茎葉を5本ほどとってヒモで縛り、まな板の上ですり棒で軽く叩く。

すると有効成分が出やすい。

それを浴槽につけて入浴するとこれが最高の健康と癒しになる。

ツユクサに感謝しながらその生命力を頂く。

 

薬草ふりかけの定番である。

入浴後は黒ゴマ、塩、アオサ、ツユクサの振りかけでその風味を味わう。

 

花、自然のクローズアップのようです

 

 

 

独活

 

春の山菜として古代から風味が愛用されてきた森の王様、それがウドであった。

ウドの大木といわれるほど大型の多年草である。 

漢方では肥大した根茎を和独活と呼ばれ解熱、鎮痛、強壮に使う。

葉にも同様の作用があり殺菌、解毒、消炎作用がある。

皮膚炎、皮膚病、裂傷、リウマチ、腰痛、冷え性、腰痛に

 

春から夏の終わりにかけて茎葉を取り丸ごと風呂につける。

入浴前の40分前につけると成分が溶けたしてくる。

精油には軽度の刺激があり、皮膚を刺激させ毛細血管を拡張して血行を促進させる。

血液が流れると神経があわせて流れると痛みが軽減する。

 

入浴後はウドの茎葉の油炒めでウド酒を飲みなから感謝し風味を味わう。

 

食品の画像のようです

 

 

ハルジョオン

 

日当たりのよい空地、荒地、草地、堤防、河川敷、とにかくいたるところに生えている身近な薬草、

それがハルジョオン、またはハルシオンである。

かなり鮮烈な芳香があり、薬草の中でも美味の筆頭である。

 

人類はどうしてこのような健康と美味のある草を野菜として利用しなかったか、不思議なほどである。 

健胃、整腸、殺菌、解毒、消炎?利尿、ウイルス性肝炎、マラリア、解熱の薬として利用されてきた。

 

春から初夏にるかけて茎から取り3本ほどを束にしてヒモで縛り、

まな板の上に乗せてすり棒で汁が出るくらい叩いて浴槽に投入するとこれが素晴らしい入浴剤となる。

浴室が薬草園に変貌する。

 

花、自然の画像のようです

 

 

ヨメナ

 

薬草を生活習慣の中に取り入れる。

それはやがて人々の営みとなり文化になる。

野辺の薬草でこれほど身近で筆舌しがたい美味をもつものは少ない。

 

キク科特有の芳香があり、テンプラ、お浸し、和え物、サラダ、すし飯、

炊き上がりのご飯に刻んだヨメナと塩適量を加えて混ぜ5分蒸らす。これがヨメナ飯である。

とにかくうまい‼️一度食べたら病みつきになる。

健胃、整腸、殺菌、消炎、解毒作用がある。

 

春から夏にかけてヨメナを茎ごと取り6本ほどをヒモで結んで浴槽に浮かべるとヨメナ風呂に変身する。

セリのような香りが浴室一面に立ちこめる。

 

花、自然の画像のようです

 

 

 

アカメガシワ

 

春の4月、鮮明な深緑一面の山の空間に紅葉を思わせるような新芽がめだつ。

アカメガシワである。

皮膚病の霊薬で裂傷、ヤケド。腫れ物、デキモノ。

化膿性皮膚疾患、ニキビ、湿疹、アトピー性皮膚炎に有効である。

樹皮から抽出したエキスは抗潰瘍剤として医薬品になっている。

 

採集は春から夏にかけて葉のついた細い枝を取り、丸ごと浴槽に浸す。

これがアカメガシワ入浴剤である。

風呂が春の森に変貌する。

 

癒しと薬草の空間だ。

 

木、自然の画像のようです

 

 

ハイピスカス

 

これほど豪華な風呂はない。

南国の海浜の花である。

その甘い芳香は素晴らしい。

 

鮮明な深紅に大輪に白い浴槽がきわだつ。

ハイビスカスは急慢性気管支炎、ゼンソク。去痰、鎮静の働きがあり

濃縮されたアントシアニンが細胞の酸化を防ぎ肌がよみがえってくる。

 

爽快な風呂上がりの後は白ワインのハイビスカスつけで風味を味わう。

これが驚異の健康空間である。

 

花、自然の画像のようです

 

 

シュロ

 

日本人は世界一風呂好きである。

必ず1日一回入る。

その習慣を楽しみながら自然療法の健康空間になる。

 

薬食、薬草入浴、薬草茶、薬酒まさに薬草と人生が一体化する。

こんな健康法はない。

 

そこでとっておきの入浴剤を紹介したい。

それがシュロ入浴剤である。

大きな新鮮な葉を一枚浴槽につけるだけである。

シュロには消炎、殺菌、止血、解毒作用がある。

ヤケド、裂傷、皮膚病、アレルギー疾患に有効である。

 

浴槽の白と大型の独特な波形のシュロの深緑色の葉が南国の雰囲気を漂わせる。

まさに豪華なシュロ温泉が湧きだしてくる❗️

 

 

 

 

百日草

 

花の開花期間が恐ろしいほど長い百日草である。

民間療法で花は急慢性気管支炎、ゼンソクを去痰、扁桃腺などに使われた。

 

この花を10個ほどとり浴槽につけると百日草風呂になる。

浴槽が一面に花園に変貌する。

 

殺菌、消炎作用がある。

とにかく物凄い薬草ホルモン風呂である。

 

花、自然の画像のようです

 

 

 

ケイトウ

 

昔の鳥のトサカのような深紅の大型のケイトウの花である。

これがケイカンカと呼ばれる薬物である。

主に婦人科疾患の治療に使われる。

更年期障害、止血、月経不順によい。

 

ケイトウの大きな丸ごと湯面に浸す。

浴槽の白に深紅の赤が鮮烈である。

 

殺菌、消炎作用がある。とにかく体が温もる。

 

花、アウトドアの画像のようです

 

 

 

 

ジュズダマ

 

秋の川原、岸辺、湿地帯にしばしば群生がある。

漢方薬に使われるハトムギはジュズダマの原種から生まれてきたものである。

したがって薬効も共通しており効力もさほど変わらない。

この属のものには利尿、浮腫。健胃。鎮痛、消炎作用があり、リウマチ、膝関節炎。神経痛。腰痛。イボ、美肌の効用がある。

 

入浴剤として使うのは実ではなく、茎葉である。

数本を根本から刈り取り、浴槽につけこむ。

入浴前の30分前に浸すと成分が溶出してくる。

これがジュズダマ風呂である。

 

秋の香りを楽しみながら湯船に浸かり心身を癒す。

 

自然のクローズアップのようです

 

 

 

 

 

おそらく菊の花はボタンに次いで東洋の美の筆頭に入るだろう。

様々な品種があるが、漢方薬で菊花として使われている中に薬物は白と黄色である。

 

キクの花は肝臓機能を改善させ視力をよくして血圧を下げる働きがある。

その効能は清熱と解毒である。

 

しかし、浴用剤として使うのは限定されずどのキクの花でもよい。

ただ無農薬に限る。

 

庭先にはキクの花が100本ほど植えてあるが、薬用、食用、入浴用として使い分けている。

とりあえず三色、赤、紫。黄色の大輪の花を12個ほど浴槽の湯面につけると壮麗で華麗な花園が出現する。

またキクの上品な芳香も格別である。

 

全身の皮膚細胞が適度に刺激されて躍動してくる。

全身がリフレッシュした後は夕食の食卓にキクの花ご飯、キクの花の三色の三杯酢が食欲をそそる。

まさにキク三昧である。

 

 

 

ローズマリー

 

中国ではマンネンロウと呼んでいる薬物である。

葉を揉むと鮮烈な芳香が放散する。

有効成分はロ―ズマリー酸である。

 

鎮痛、殺菌、消炎、鎮静作用が素晴らしく浴室がハ―ブの鮮烈な芳香で溢れる。

精油が皮膚を刺激させて毛細血管を拡張させ血液循環を促進させ、細胞の代謝が活発になる。

裂傷、皮膚病、リウマチ、腰痛、筋肉痛、冷え症に適した入浴剤である。

 

採集はいつでも可能である。

保存したい場合は葉を取って集め陰干しする。

 

乾燥したものをすり鉢、またはミキサーで粉末にして5グラムほどを袋につめてそれを浴槽に入れるとよい。

 

アウトドアの画像のようです

 

 

野ばら

 

山の麓に野バラが咲く、秋の深紅の果実はビタミンCの濃縮体であり、野生のロ―ズヒップである。 

トゲのある茎には鎮痛作用があり民間療法として神経痛、腰痛、リウマチの薬である。 

その白い花にもビタミン、ミネラルが豊富でこれが皮膚細胞を活性化させる。

 

開花した花を10個ほど浴槽に入れると野バラ風呂になる。

まさに浴室が健康空間に変貌する。

 

バラ、イバラ、自然の画像のようです

 

 

 

琵琶

 

私の庭先には琵琶の大木が一本ある、いつでもいいのだが、

この新鮮な若葉を取ってまな板の上でタワシで軽く三回ほどこする。

 

有効成分のビタミンΒ17、アミグダリンを出すためである、これを6枚ほど風呂に浸す、

体内で加水分解された安息香酸に鎮痛作用がある、Β17には殺菌、消炎作用がありアレルギー疾患によい。

 

琵琶の葉は若葉は無効でできるだけ古い肉厚の暗新緑色の葉を選ぶ。

皮膚炎、皮膚病、アレルギー湿疹、アトピー性皮膚炎、神経痛、リウマチ、腰痛、肩こり、筋肉痛などに有効である。

 

疾患が重方は古い琵琶の葉20枚を刻んで、生でもよい、コップ6*杯の水で半量に煎じる。

カスを取り去りこのエキスを風呂に入れるとより力が倍増する。

 

植物、アウトドアの画像のようです

 

 

 

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