中村臣一郎さんのFacebookより転載↓
スギナ
極めて痩せた珪酸塩の土壌からあらゆる元素と栄養を取得する。
したがってスギナには驚くほどの多量の有機カルシウムが含まれている。
それは骨を形成させる非イオン型カルシウムであり、このようなカルシウムでないと骨は形成されない。
近代医学、栄養学、そして生物学は砂上の楼閣である。
だが植物が合成するカルシウムは骨に活用される非イオン型カルシウムであり確実に骨になる。
実はスギナは動物、人に必須なカルシウムが牛乳の25倍 100グラム、何と1980ミリグラム含まれている。
このようなスギナをお茶、振りかけにして食べる。一年後、骨が増強される。
これに腎臓、肝臓の機能を補強する薬草、例えばネズミモチ、トチュウ、クコの実、ナツメ、霊芝、日本山人参などの薬物を摂取すれば腎臓機能が補強されて、そこからカルシウムを吸収する活性型ビタミンD 1*25の合成量が高まり腸の絨毛細胞からの食物のカルシウムが体内に吸収され骨の造骨機能が高まる。
スギナはこの腎臓の機能を増強させるのだ。
私の経験では腎臓病で重度の慢性腎炎がスギナで改善した人は数えきれない。
腎臓は全身の水の循環を調節している臓器である。
したがって腎臓が低下すると全身に水分が溜まりそれが浮腫の原因になる。
スギナは腎臓機能をよくすることによって水の循環を正常化させる働きがある。
腎臓がよくなれば、血圧、血管、心臓、脳にもいい影響が表れる。
効用
高血圧、腎機能低下、浮腫、骨の育成、糖尿病、皮膚病、アレルギー疾患
採集
2月から6月までのスギナの地上部を取り、刻んで陰干しする。
乾燥したスギナをフライパンで煙がでるまで炒って一掴みを茶瓶に熱湯を入れて5分蒸らして飲む。
1日 30グラムまでが目安である。
菊の花
高血圧、肝臓病、視力障害
東洋医学の考え方ではある薬物の性質、特性があり、人体を構成する臓器、器官、の特定の組織に作用する部分を帰経と呼ぶ。
それは3000年の経験自然医学から得た薬性の法則である。
菊の花は帰経は肝臓、肺臓の経路である。
各種の菊の花には程度の差があるが、解熱、解毒、消炎、明目などの効能がある。
白い菊の花は肝臓を補強し、明目の効力顎は強く、黄色の菊の花は、風邪、インフルエンザによる頭痛、解熱目の充血に適している。
薬理作用では消炎。解毒、解熱、利尿、抗菌、降圧作用が実験で確認されている。
成分
トリテルペノイド、精油
採集
10月、11月に菊の花を取り陰干ししたものが生薬の菊花である。
効用
解熱、頭痛、耳鳴り、肝臓病、高血圧、視力改善に1日量 3グラムから18グラムが適量である。
薬用に使う菊の花は白、黄色である。
菊の小輪、中輪、大輪の多様な紫、赤、ピンク、紅の花は豪華な薬膳の素材に欠かせない。
新鮮な菊の花を熱湯でくぐらせ三杯酢で食べる。これぞ絶品である。
菊御飯、菊寿司、菊サラダ、菊酒、菊酢
あらゆるものが可能だ
ナズナ
春の七草の一つである。
早いものはすでに畑のあぜ、荒れ地、庭先にもすでに出ているものもある。
高血圧に
開花時に地上部のを取り刻んで日干しし乾燥さて1日、10から20グラムを目安に
まずフライパンで煙が出るまで炒って一掴みを茶瓶に入れて五分蒸らして飲む。
この方法は肝炎、胃潰瘍、止血、精神不安、不眠症などにも応用できる。
ヒマワリ
薬用になるのはあくまで園芸品種の小型のヒマワリではなく昔の大輪のヒマワリである。
採集時期
開花時 に花ビラ、葉を取り葉は刻んで日干しする。むろんヒマワリの花もである。
飲用
乾燥した花ビラは1日 5グラムを目安に一掴みを茶瓶に入れて熱湯で5分蒸らして飲む。
乾燥した葉 1日10グラムもあるまたは20グラムをフライパンで煙が出るまで炒って一掴みを茶瓶に入れて熱湯で五分蒸らして飲む。
ヒマワリはその他にも捨てるものがなく花の大きな顎は、抗ガン、茎の空洞部の白いコルク質のものは中国で胃ガンに使われている。
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