北朝鮮の拉致被害者安否再調査は本気であるが金正恩体制の為であり日本の為でない | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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【拉致再調査】被害者の安否確認後、日本は調査団を派遣、面会へ 制裁の一部解除決定

(記事↑をご覧ください)

北朝鮮による日本人拉致被害者の再調査を約束したわけですが、今度の再調査に関しては北朝鮮も本気モードなのです、しかしこれは日本人拉致被害者の皆様にどうもすみません、という様なものではなく北朝鮮が日本との交渉カードとして拉致問題解決に協力することで、切羽詰まった北朝鮮の金正恩体制維持の為に活路を見出そうというものにほかなりません

北朝鮮が崩壊に向かっていると言われている原因に中国との関係悪化があります、特に韓国へ北朝鮮を差し置いて中国の習近平国家主席が訪問される事からも感じられてくるわけですが、
まず経済や軍隊に不可欠の中国からの北朝鮮への原油供給が中断されたままになっています、


更に中国銀行から北朝鮮へのドルの送金が停止されたままになっている事から、好むと好まざるとにかかわらず拉致カードを使って日本を動かして、この局面の打開策を考えざるを得ない状況にあるわけです。

ですから、北朝鮮として日本からの制裁措置解除は何としても得たいところで、日朝協議で貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」の入港禁止措置を要求しているというのも、北との交流再開という事よりも、いざという時の金正恩脱出ルートの確保という事がしのばされていると思われるわけなのです

北朝鮮のミサイル発射が続けて行なわれAFPのニュースなどでミサイルが放たれた姿を見送る金正恩の姿が写真で紹介されていましたが、実に孤高の人という感じになって来ています、


あのミサイル発射で一番得をしたと言えば韓国を訪問した中国ではないでしょうか、北のミサイル発射の挑発は益々韓国の北の恐怖に対しての中国の力の加護を求め、韓国のアメリカよりも中国へという信条を加速させる力になっているからに他なりません。

ただ、原油供給の中断に関しては中国に対しアメリカのバイデン副大統領から習主席に対して核放棄の為に必要という事で原油供給の中止を求められたという経緯があります

また、北の核兵器の製造や核実験などに関しては、その費用の多くが韓国からもたらされて来たという経緯がありますので、アンジェリーナ・ジョリーが主演する映画「ソルト」ではありませんが、騙して騙され、騙された様で騙しているという国際関係の存在があるわけです。


つまり、どこかで、あるいは裏で彼らが敵対行使をしている様に見えて、実はつながっているところがあるというものです。


韓国の朴大統領が最近朝鮮半島の統一という事を言いだしていた事を覚えておられるのではないでしょうか、その時気になった事の一つに、統一の為の費用を日本からも出させる、という内容のものでした。


統一に関して中国が一番こうなっては困ると思われる事に北朝鮮からの難民(貧民)の流入があります、ですから中国としては北の難民(貧民)を全部韓国に引きうけさせる、あるいはそうなる形で統一される様に持って行こうと考えていると言えるわけです


そこで必要な資金を日本から出させるという事を言っているところが気になっていたのですが、日本からの莫大な金を出させる事は実に容易であって、拉致被害者や遺骨の返還事業を行なう事で数兆円の資金が北に入る事になります


勿論、拉致被害返還というカードを切れば北朝鮮の外交カードはほとんどなくなってくるわけですが、朝鮮半島統一は北に入った金を使うという事も考えられるわけです


つまり、朝鮮半島の統一は中国政府が統括する韓国による統一というシナリオがあって、統一に日本のお金を得る為に北朝鮮に拉致解放カードを切らざるを得ない圧力を掛けているとも見えるわけです。


今回の再調査には北朝鮮は金政権の存続もある以上、真剣にやってくるでしょう、この様な事から北朝鮮の拉致被害者安否再調査は本気であるが金正恩体制の為であり日本の為でない、という題にさせて頂いたわけです


ただ、国際情勢は常に変化しますから固定的に考える事は良く結果をもたらさないわけです、特に注意すべきはロシアの存在です、本来北朝鮮は中国よりもロシアに親密であったからです


ロシアの動きが何故か話題に出てこないのをおかしいを思われないでしょうか、彼らはアメリカの地下組織以上の奥の深い組織をもってロシアの為に動いています


その意味でもアンジェリーナ・ジョリーが主演する映画「ソルト」に出てくるようなロシアの動きは重要なのです、


つまりロシアに事件が向かない様に、中国の目が北(ロシア)に向かない様に、紛争は中国以南で行なわれる様に、そして絶対ばれない様にという事は行なわれているわけなのです


過っての大東亜戦争でもソ連(ロシア)はアメリカのルーズベルトを使ってロシアに向かう日本を太平洋に向かわせ、ドイツとの戦争に集中できる様に本来戦争する国家間の深刻な対立もない良好な貿易関係があった日米という国同士が憎しみ合い多くの若者などを失う戦いに進められているわけです。


ですから安易にロシアとは北方領土が関係しているからと、中国が困ってきたらアメリカよりもロシアとの関係が大事という様な考えを持つ事は向こうの術中に自ずからはまる様な事になってくる怖さが併存しているわけです


現状では日米中露韓朝の六か国の中で日本以外の五か国はすべて日本から金を出させるという共通項を持っていますから、拉致という犯罪を犯した国に、罪を問うとか罰則を与えるどころか、北朝鮮に戦争の謝罪し多額のお金を出して返して頂くという形を変える事は難しいわけです


映画「ソルト」でイブリン・ソルトが二重スパイに仕立てられたように、日本は大戦での悪者に仕立てられているわけで、その様にする大陸国家の情報戦の根深さを余りにも知らないところに、日本の未だに続く占領政策から抜け出る事出来ないでいる原因の一つが存在しているわけです


言いかえれば日本が未だに占領政策から抜け出る事が出来ないでいるという日本の姿や状態を利用して世界一の債権国日本からお金を出させる様にしているわけです


日本人拉致被害者の再調査を北朝鮮は約束したわけですが犯罪を犯した国がその罰を問われず、犯された方がお金を出してお願いするというのは本来おかしい事なのです

つまり北朝鮮が再調査を約束くれてよかった、というのはおかしい事なのです。


その様な矛盾が生じる要因には、さきの大戦で被害者が加害者に、加害者が被害者にという操作がされたままになっている事実を正さないといけませんよ、というメッセージがあるんだという事を申しあげたおきたいわけなのです。


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