ドーク教授は中国の反日歴史攻撃は戦争に敗れた国を使い自己を正当化する為だと | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

ID:yqy414

「歴史のない文明」は軍事力に頼る

(まずは記事↑をご覧ください)


本年も8月15日の終戦日を迎えようとする時になると、日本の総理が日本の戦死者を祭る靖国神社への参拝を公言しようものなら、中国は上から目線で日本に「行くな~」と圧力をかけて来るわけです、


もちろんこの件ではアメリカからも控えるべきだとする意見が出されたりもしているのですが、


この記事では米国ジョージタウン大学のケビン・ドーク教授から「日本の政治指導者が「自国の戦死者の御霊を慰めることは、外交とはなんの関係もない」と、むしろ参拝を推奨した。」


という指摘と、「中国がなぜ「歴史の攻撃」を企(たくら)むかについてドーク教授は、

「戦争に敗れた国を使って、自分が上位に立ち、自己を正当化しようとしている

と述べ、

弱体政権が対外的に強く出るからくりを指摘する」

という発言を取り上げています。

それにしましてもケビン・ドーク教授が今の経済崩壊を迎えつつある中国政府をさして弱体政権と表しておられる点はサスガですね、以下に転載させて頂きます。


【湯浅博の世界読解】「歴史のない文明」は軍事力に頼る
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130814/chn13081410390002-n1.htm
2013.8.14

 熱暑の東京・九段坂を上れば、ことしも蝉時雨(せみしぐれ)が靖国の杜から降ってくる。国のために殉じた人々の御霊(みたま)を祭る靖国神社なのに、静かに参拝させてくれそうにない。安倍晋三首相が閣僚の靖国参拝を「心の問題」と容認したことを受け、メディアが境内で待ち受ける。ばかげたことに、彼らが「中国と韓国が非難へ」と先回りするのだ。


 しかし、米国ジョージタウン大学のケビン・ドーク教授は、『月刊正論』の誌上対談のさい、日本の政治指導者が「自国の戦死者の御霊を慰めることは、外交とはなんの関係もない」と、むしろ参拝を推奨した。

 

米国の歴代大統領は、南北戦争で敗れた南軍兵士が眠る国立アーリントン墓地で献花する。教授によれば、南軍は奴隷制度を守るために戦った軍隊であり、中韓なみの解釈ならアーリントン墓地に参る大統領は奴隷制を正当化したことになる。だが、そんな考えの米国人はいない。

 

死者の尊厳を守るという精神文化は多くの国にある。しかし、共産主義のような非人間的な文化の国にはありません国のために戦った先人への追悼を怠ると、このような国と同じになってしまう


 中韓は東京裁判のA級戦犯が靖国に合祀(ごうし)されていることを問題視する。だが、東京裁判は日米戦争の報復という色彩が強く、標的は日米開戦時の東条英機首相だった。日中戦争の引き金となる満州事変の首謀者は除外され、朝鮮支配とも直接的な関係がない


 にもかかわらず、中国がなぜ「歴史の攻撃」を企(たくら)むかについてドーク教授は、「戦争に敗れた国を使って、自分が上位に立ち、自己を正当化しようとしている」と述べ、弱体政権が対外的に強く出るからくりを指摘する


なるほど中国は昨年9月以来、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する際に歴史カードを巧みに使う。日本が第二次世界大戦を反省せず、戦後秩序を崩そうとしているとの宣伝である。

 懸念されるのは、習近平国家主席が「中国の夢」を掲げ、屈辱の歴史からの復興を鼓舞していることだ。いったい中国は、どこまで領土拡大すれば夢が実現するというのだろう。


 手元に届いた中国研究の泰斗、岡田英弘氏の『岡田英弘著作集 歴史とは何か』(藤原書店)をひもとくと、中国五千年なる“歴史”が実は幻想であることが分かる。


 唐で完成した大帝国も、その後継である宋がモンゴルにのみ込まれ文明としての独立性を失う。一時、明が復活したかに見えるが、実は元のときに入り込んだ外来民族で、その制度も唐や宋にさかのぼるものは、何一つ見つからないという。明はモンゴル文明の一つにすぎず、清は文字通りモンゴル文明であり、清の公用語は漢語ではなく満州語で、さらに毛沢東時代は共産革命で歴史を拒否しており、中国は典型的な「歴史のない文明」なのだと説く。


 その文明が日欧のような「歴史のある文明」と摩擦を起こすと、故事来歴を示す証拠が不足して分が悪くなる。そこで軍事力を増強し、「トラブルが起こったときに、軍事力で圧倒するというやり方なのだ」という


 近年の尖閣諸島をめぐる中国の対応を見ると、ピタリ平仄(ひょうそく)が合う。実は「歴史」という言葉自体が明治期につくられた日本語の借用で、中国のいう「歴史を鑑(かがみ)に」とは政治的詐術にすぎない。習主席が「中国の夢」という幻想にとりつかれると、周辺国に迷惑をまき散らす。(東京特派員)

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転載は以上強調部は松井による


今回この記事を通じて申しあげたい事は二つのアメリカなのです、それはこのケビン・ドーク教授は靖国参拝すべき、と言われますがアメリカの政府内部から参拝を控える様にという事も言われているわけなのです


一体どっちなんや、アメリカは!と思うのは日本の価値感なのです、アメリカは対立する二つの考えが交互に存在する国なのです。


どっちもあり、でありそれが多数決でどちらかになっている国であるともいるわけで、共和党と民主党、或いは国務省と国防省との違いをもっと日本人は知るべきではと思います


まず、中国が何故この様に歴史問題でもって日本を攻撃できるのか、それはアメリカがその基礎を作ってくれた事にあります、その事を良く表しているモノに

中国共産党の日本解放第二期工作要綱
http://yusan.sakura.ne.jp/library/china_kousaku/


があります、これを見て頂くと4-1.対極右団体工作 とあるところの上から5~6行下を見られると

米帝が日本の教育理念、制度を徹底的に破壊し国家・民族を口にすることが、あの悲惨な敗戦を齎した軍国主義に直結するものであると教育せしめたことは高く評価されねばならない


と現在の日本人が未だに持つ、日本がすべて悪かった、所謂自虐史観を持つのは、アメリカの教育の成果だと言っている事です、


そしてこれを使って解放を進める事を唱っているわけなのです、中国や韓国はこの事が指摘されると、アメリカも困る様になるから中国と韓国に対し強調する様になる、と見ているわけです、その意味で現在進められている米中韓による日本外しや、日本の孤立という表現を彼らは使っているわけです。


しかしアメリカは相対立する二つ勢力が交互存在する国ですので、靖国でも参拝を進めるアメリカ人と抑制するアメリカ人がいるわけなのです、この基本形は戦前から同じなのです。


このアメリカという国の基本形、として二つのアメリカについては本も出ていますが、ブログとしてねずさんを紹介させて頂きます



ねずさんより 2つのアメリカ

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-595.html
「日本人が知らない『二つのアメリカ』の世界戦略(深田匠著)」という本があります。

この本に書かれている内容のご紹介です。

主題は、

反日の民主党のF・D・ルーズベルト大統領は日本へ18発もの原爆投下を承認していた

しかし和党は、日本との戦争にも反対し、分割占領にも反対していた、というものです。

これは最初の書き出しのところですが、是非全文をご覧になって見て下さい、http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-595.html
アメリカの外交姿勢に関して目を開かれる方もあると思います。


特に民主党のルーズベルトに対し共和党のハミルトンフィッシュ議員が書いています以下の本の記事をお読みになると


日米開戦の悲劇 ハミルトン・フィッシュ
http://koku.iza.ne.jp/blog/entry/131742


この中に、非常にアメリカとの外交関係を進める上で重要な要点が書かれています、その一部を掲載させて頂きます


日本が米国世論に訴えていたら?■
 
 このフィッシュ議員に代表される議会勢力(共和党)と米国世論を味方につけていれば、わが国は日米戦争を回避できたのではないか? 
たとえば、日本政府が、フライング・タイガーの中立義務違反を米国世論に広く訴えていたら、どうなっていただろう。

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この様に相対立するアメリカの実態を知れば、当時戦争回避の方法は存在していた事になります。回避できなかったのはアメリカを知らなかったからとも言えるわけなのです


この事を知って最近アメリカで戦後出されてこなかった大きな話題を生んでいますアメリカのフーバー元大統領の回想録の記事を読まれると、なるほどという事に気付かれる様になると思います


つまり共和党と民主党の違いを当時の日本(今もかも?)は知らなかったのが不幸であったという事なのです。


アメリカを戦争に導く為に日本に攻撃させよ、とする民主党の大統領と戦争はしないとする共和党の勢力があるわけですから、共和党の勢力に日本が天皇の意を伝えたりしていたら、或いはハルノートの内容を知らせていたら、議会は動かなかったのではないかと思われるからなのです。


この事は現在でも通じる事なのです。


これを知らずに日本の国と同じ様にアメリカを見ていたら大変な間違いをするわけで、一体どちらの勢力が言っているのか、という事を見極めてからアメリカが言っている、と言わないとアメリカの総意の様に思わされてしまうわけです


ハルノートの様なアメリカ議会で承認もされていない文章アメリカからの最後通牒と思わされた失敗はこの様なもう一つのアメリカに確認しなかったからだという事が言えるわけなのです




フーバー大統領の回想録には、大東亜戦争の歴史の書き換えを迫る重大な記録が含まれている
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/fce93545125696bebb8f2a84f07e56c2

2012年02月29日 | 歴史
フーバー大統領の回想録『Freedom Betrayed(裏切られた自由)』には、
大東亜戦争の歴史の書き換えを迫る重大な記録が含まれている。

2012年2月29日 水曜日

Freedom Betrayed:(裏切られた自由)』
Herbert Hoover's Secret History of the Second World War and Its Aftermath


◆F・ルーズベルトの犯罪 『フーバー回想録』の衝撃 稲村公望 2月20日


中央大学客員教授 稲村公望

 昨年十二月、日米開戦から七十周年を迎えた。その直前に一冊の回想録が刊行された。ジョージ・ナッシュ氏が編集したフーバー大統領の回想録『Freedom Betrayed(裏切られた自由)』だ。ここには、大東亜戦争の歴史の書き換えを迫る重大な記録が含まれている。千頁近くにも及ぶこの大著をいち早く読破し、その重要性を指摘している稲村公望氏に聞いた。

ルーズベルトが日本を戦争に引きずり込んだ

―― 『Freedom Betrayed』のどこに注目すべきか。

稲村 フーバー大統領死去から実に四十七年の歳月を経て刊行された同書は、フランクリン・ルーズベルト大統領を厳しく批判しており、同書の刊行はいわゆる「東京裁判史観」清算のきっかけになるほど重大な意味を持つ。


例えば、フーバーは回想録の中で、次のように書いている。

 「私は、ダグラス・マッカーサー大将と、(一九四六年)五月四日の夕方に三時間、五日の夕方に一時間、そして、六日の朝に一時間、サシで話した。(中略)

 私が、日本との戦争の全てが、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望であったと述べたところ、マッカーサーも同意して、また、一九四一年七月の金融制裁は、挑発的であったばかりではなく、その制裁が解除されなければ、自殺行為になったとしても戦争をせざるを得ない状態に日本を追い込んだ。制裁は、殺戮と破壊以外の全ての戦争行為を実行するものであり、いかなる国と雖も、品格を重んじる国であれば、我慢できることではなかったと述べた」

 これまでも、チャールス・A・ビアード博士らが日米戦争の責任はルーズベルトにあると主張してきた。対日石油禁輸について、ルーズベルト大統領から意見を求められたスターク海軍作戦部長が「禁輸は日本のマレー、蘭印、フィリピンに対する攻撃を誘発し直ちにアメリカを戦争に巻き込む結果になるだろう」と述べていた事実も明らかにされていた。しかし、ビアードらの主張は「修正主義」として、アメリカの歴史学界では無視されてきた。つまり、ルーズベルトの責任がフーバーの口から語られたことに、重大な意味があるのだ。

 『フーバー回想録』には、対日経済制裁について次のように明確に書かれている。

 「…ルーズベルトが犯した壮大な誤りは、一九四一年七月、つまり、スターリンとの隠然たる同盟関係となったその一カ月後に、日本に対して全面的な経済制裁を行ったことであるその経済制裁は、弾こそ撃っていなかったが本質的には戦争であった。ルーズベルトは、自分の腹心の部下からも再三にわたって、そんな挑発をすれば遅かれ早かれ(日本が)報復のための戦争を引き起こすことになると警告を受けていた」


天皇陛下の和平提案を退けたルーズベルト

―― まさに、ビアードらの主張を裏付けるものだ。ルーズベルトは日本を無理やり戦争に引きずり込もうとした。彼は真珠湾攻撃前から日本本土爆撃を計画していたともいう。


稲村 アラン・アームストロングは、『「幻」の日本爆撃計画―「真珠湾」に隠された真実』の中で、真珠湾攻撃の五カ月前にルーズベルトが日本爆撃計画を承認していたことを明らかにしたその計画は「JB─355」と呼ばれるもので、大量の爆撃機とパイロットを中国に送って、中国から日本本土を爆撃しようという計画だった。

 『フーバー回想録』は、「スティムソンの日記が明らかにしたように、ルーズベルトとその幕僚は、日本側から目立った行動が取られるように挑発する方法を探していたのだ。だから、ハルは、馬鹿げた最後通牒を発出して、そして真珠湾で負けたのだ」と書き、ルーズベルトが近衛総理の和平提案受け入れを拒否したことについては、次のように批判している。

 「近衛が提案した条件は、満州の返還を除く全てのアメリカの目的を達成するものであった。しかも、満州の返還ですら、交渉して議論する余地を残していた。皮肉に考える人は、ルーズベルトは、この重要ではない問題をきっかけにして自分の側でもっと大きな戦争を引き起こしたいと思い、しかも満州を共産ロシアに与えようとしたのではないかと考えることになるだろう」

 徳富蘇峰は、「日本が七重の膝を八重に折って、提携を迫るも、昨年(昭和十六年)八月近衛首相が直接協商の為に洋上にて出会せんことを促しても、まじめに返事さへ呉れない程であった。而して米国、英国・蒋介石・蘭印など、いわゆるABCDの包囲陣を作って蜘蛛が網を張って蝶を絞殺するが如き態度を執った。而して、彼等の頑迷不霊の結果、遂に我をして已むに已まれずして立つに至らしめたのだ」(『東京日日新聞』一九四二年三月八日付)と書いていたが、七十年という歳月を経て、ようやく『フーバー回想録』によって、蘇峰の主張が裏付けられたのだ

 

フーバーは、さらに重大な事実を記録している。

 天皇陛下は、一九四一年十一月に駐日米国大使を通じて、「三カ月間のスタンドスティル(冷却期間)をおく」との提案をされたがルーズベルトはこの提案をも拒否したと書いている。アメリカの軍事担当も、冷却期間の提案を受け入れるべきであるとルーズベルト大統領に促していたのだ。

 フーバーは、「日本は、ロシアが同盟関係にあったヒトラーを打倒する可能性を警戒していたのである。九十日の冷却期間があって、(戦端開始の)遅れがあれば、日本から〝全ての糊の部分〟を取り去ることになり、太平洋で戦争する必要をなくしたに違いない」とも書いている。


 当時、アメリカでは戦争への介入に反対する孤立主義的な世論が強かった。ルーズベルトは欧州戦線に参戦するために、日本を挑発し戦争に引きずり込んだのである。日本国内にも日本を日米開戦に向かわせようとする工作員が入りこんでいた。実際、リヒャルト・ゾルゲを頂点とするソ連のスパイ組織が日本国内で諜報活動を行い、そのグループには近衛のブレーンだった尾崎秀実もいた。


―― ルーズベルト自身、反日的思想を持っていたとも言われる。

稲村 彼は日系人の強制収容を行い、「日本人の頭蓋骨は白人に比べ二千年遅れている」と周囲に語るなど、日本人への人種差別的な嫌悪感を強く持っていたとも指摘されている。


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(転載は以上強調部は松井による)


この様なアメリカ内部の暗部があの開戦にはあったという事が出てきているわけです、少なくとも日本に対し好意的或いは歴史を正しく指摘されるアメリカ人とそうでないアメリカ人をいますから、それを分ける事をしないで、日本的に全部をアメリカと思ってアメリカからの動きや記事を見てますと混乱し分からなくなって来るわけです


しかし、アメリカの国体というモノを理解する様になれば、アメリカには靖国参拝を良しとするアメリカ人と靖国へは行かない方がイイというアメリカ人が両立している事が分かるようになりますから、


日本が戦争に関して、今一度見直す事を嫌がるアメリカ人もいればそうでないアメリカ人もいるわけですから、マスコミなどは歴史を見直す事を嫌がるアメリカ人の事を出してアメリカの考えと思わせているところがあるという事に気付く必要があると申しあげたいわけなのです。



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