原子力発電は津波が来なくても停電や炉心溶融の危険性がある事を韓国に見る | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

ID:yqy414

(まずは記事↑をご覧ください)


東電は福島の原発事故の原因は津波であって東電に


は責任が無い等と言う国民の心を逆なでする発言を


しています。

しかしお隣の韓国では津波の発生とは関係なく古里


原子力発電所では一号機で全電源喪失事故が発生し


停電や炉心溶融の危険性が発生しています

福島原発での爆発事件は津波による全電源喪失が原因


でした、こんな大きな事故がどうして起きたのかと言えば

地震でも津波でもなく記事によれば


「韓国・朝鮮日報などによると、今年2月、韓国南東部釜山(プサン)郊外の古里(コリ)原子力発電所1号機(58万キロワット)の定期点検中に停電が起こり、非常用外部電源が故障していたため、停電中の12分間に原子炉内の冷却水の温度が摂氏36.8度から58.3度に急上昇し、炉心溶融(メルトダウン)の危険があった。


同原発の所長が中心になって事故を隠蔽(いんぺい)し、作業報告書も改竄(かいざん)させていたことが1カ月以上が経過してから明らかになった。」

ことが書かれています。

ですから、普通の状態でも全電源喪失事故は起こりうる


のです

更に韓国の電力事情は原発事故の隠蔽(いんぺい)作


業報告書などの改竄(かいざん)癒着が起きやすい構


造的な問題から汚職事件も相次いでいます

大飯原発の再稼働では計画停電等が問題となりました


が、原発が全く動いていない日本で突然の停電が起こり

記事の様に


「韓国では昨年、停電により被害を受けた住宅、企業、商業施設が678万カ所に及んだ。


これは、韓電が電力を供給する施設1922万カ所の約35%に相当する。昨年、予告なしの大規模停電が3回を数え、製造中の製品が損傷するなどして最低2000億ウォン(約137億円)の損害を企業が被った。」

という様な損害は起こってはいませんが、


韓国でも


一連の不祥事で、原発に対する不信感が国民の間で募り、原発の稼働延長や新規建設に対する反対が強まっている。」

という事が起こっています。

原子力発電は将来必要な発電とは言えません、それよ


りももっと安全で再生可能なエネルギーが利用されない


様に、また予算措置を見ても開発されない様に進められ


ている世界の環境を考えますと

電気がなければ生活や仕事に困る社会は電気を作る


企業に政治も産業もマスコミも国民生活も安全も占領


される事を教えてくれています

電気によって、大変に便利な世の中になってきたと手放


しで喜べない事実が浮かんで来ているわけです




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