東日本大震災での計画停電の実施で出てきた送電の問題! | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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1級建築士松井秀夫の 
ブログで言うDay! 


東日本大震災での計画停電の実施で出てきた送電の問題?・・・そうでんねん!

滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記
東日本大震災で起こった事に「計画停電」があります。

要は、原子力発電所の事故で電気がまかなえません、という

事なのですが、首都東京の機能低下は著しいモノがあります

計画停電の地域になりますと、どこも電気が来ませんから

ATMは使えない、交差点の信号機も消えている、公共の

電車は動かないゴミの焼却ができないなど、お店や家庭の

電気が来ないだけでなく経済活動そのものに甚大な影響を

及ぼしているわけです。

しかし、そこで出てきたのが電気が足りない理由なんです

つまり他の電力会社が足りない分の発電ができないから

足りないのだという事ではなく

他の地域からの十分にある電気を送れないから足りない

という実態なのです

首都の機能が停止する事は大事件のはずです

この計画停電で出てきました問題は

電気はあるのに送電できない だから計画停電する事になる、

というリスク管理ゼロの電力供給

の上に生活を置いている事なのです

福島原電でも早くから外部の電気を持って来れれば、ここまで

危険な状態にはならなかったと思います

ですから、国家的な電気のセーフティーネットの再構築に

これを期に進めないと、大変な事になる事が判明したわけです

そこで更に根本的な不都合が出てまいりました

それが最近テレビでも良く電気の専門家たちに質問されてます

東日本の電気が50ヘルツで西日本の電気が60へルツで

ある事です、

国内で周波数の違う電気を使っている先進国は日本だけ

だそうです、そりゃおかしいですよ、送電する為には周波数が

違うところを変換して、送電しないといけないわけですから

その変換する施設は、あくまで緊急用という事で、たくさん

変換する事ができないわけです、

要は、国の西と東で別々に発電している様なわけです

どうして50ヘルツか60ヘルツに統一しなかったのでしょうか

私も1級建築士として新築・リフォームなどでオール電化

をお薦めしています

しかし、この事はバラバラのリスク管理されていない電源

システムをそのままにして、お薦めしている行為だったのです。

私は今回の東日本大震災で耐震というモノへの無力を

感じましたが、計画停電では生活に無くてはならない

電気がイザトいう時に来なくなるシステムの上に存在する

リスクに無力のエネルギー源である事を知らされました

であるならば、これはキチンと直して行く事

ではないでしょうか

まず、周波数の50と60の違いですが

どちらが効率的なのかと尋ねますと60ヘルツの方が

効率的だそうです、ならばアナログTVを地デジにしてきた

様に、そうせんとあかんのや・・・という国家的意志があれば

日本中を60ヘルツに統一して変換機が不要という

生活や経済の基本体制を再構築する事は10年20年の

計画でやれば、できない事はないのです

の専門家は、何もせんもんか?でしょうか

こんな不経済な不都合な電力供給の基本体制を

そのままにして、あるいはその基盤の上に、電力の供給量

を整備したりしてきた実態が、今回の計画停電を実施する

事態になってでてきた事は、これからのエネルギー体制を考えた

場合、実に有り難いと前向きにとらえるべきと思います。

相互に送電できないリスク管理ゼロのシステムをそのままに

して進んでしまっている事を家に例えれば、ひび割れて連結して

いない基礎の上に国民の生活を築いている様なモノですので

計画停電で出てきた不都合は、その事に気付ける機会を得た

と考える事であり、またそれを正せる時期を得られた事である

という事で、所謂、これまでの間違いを正せる機会を得た

事として捉えて、この大震災を期に、国家プロジェクトとして、

絶対に必要な電力の安全で効率的で災害に強いシステム

への再構築を進めて頂きたいと住いの一級建築士として

強く望むわけなのです。


そこでインターネットの発足を思い出しました

インターネットの発展には、アメリカが核戦争でどこかの基地が
 

 
やられても組織の情報が大丈夫にする為に構築したという
 

 
経緯があります、
 

 
この電気は日本経済の発展の基礎中の基礎なのですから
 

 
どこかが使えなくなっても、経済や生活・公共機関に影響が
 

 
でない様な、パワーネット・バックアップ体制の確立が必要です
 

 
そこで、現状の各電力会社の連携を図にしてみたわけです。

滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

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松井秀夫(1級建築士・宅建主任他)

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