1級建築士 松井秀夫の
ブログで言うDay!
たかじんのTV番組で現代の「瓢箪から駒」は「藻から石油」!
石油を作る藻を「たかじんのそこまで言って委員会」
で初めて聞きましたのが、藻の名前での
海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」 と
いう単細胞の藻類の事なんです
番組終了後にサイトで調べてみますと、あるわあるわ!
「石油を作る藻類、生産効率10倍 筑波大が沖縄近海
で発見。」など昨年発表されています。
「オーランチオキトリウム」 という単細胞の藻の株は沖縄の
海で採れるそうで、以前に発表されましたボトリオコッカス
より10倍以上の収量を誇ることが発見されまして、大規模
プラントで栽培すれば、将来1リッター50円で自動車燃料
として供給可能という事でしかも生活排水も浄化する事も
できるという事で一石二鳥分の効用もあるのだそうです。
特に注目は、この藻の研究チームの試算では、「深さが
1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり
年間約1万トン作り出せる。」のだそうです、これは
「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘク
タールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量に
なる」という事なのです。
エ~!藻で日本の石油がまかなえる?
藻~ホンマかいな 藻~吠えまっせ!
そこで、2万ヘクタールというのがどれ位の面積なのかを
考えてみました。
すると、びわ湖の面積が約6.7万ヘクタールですので
2万ヘクタールと言いますと、びわ湖の3分の1ほどの
面積になります。
という事は日本の石油輸入量に匹敵する石油を得よう
とするならば、びわ湖の3分の1ほどの面積を使って
藻を生産すれば良いという事になるわけです。
びわ湖の1/3で藻~OK!
今、注目されてますのが、毎年約2万ヘクタールほど
増えてます、休耕田・あるいは耕作放棄地の利用です
現在この様な使われない耕作地が増えているのですが
その耕作地約40万ヘクタールを全部を使えば、余って
きますから当然日本は石油の輸出国にもなれるわけ
なのです。
日本が石油輸出国・・・?
中東から石油を買ってきたタンカーが
日本の石油を売るタンカーになるんかい!
どうもピンときませんが、可能なんだそうです
藻から石油とパッと聞きますと不思議な事の様に思え
ましたが、しかし、地球の誕生からの歴史を考えますと
太古の地球に藻・・・つまり藻類(そうるい)が満ち満ちて
酸素を作り(生物の生存の基礎作り)そして藻類が地中
に堆積して石油になっているわけです。
ですから、石油の元が藻類なのですから、地球誕生の
歴史から見ますと、藻から石油というのも納得の理屈
なんですね。
石油=藻でできるならば
石油は枯渇エネルギー
では無くなります
よく船が海で遭難してばらばらになって消えてしまうと
いった意味から慣用的な表現として「海の藻屑(もくず)」と
いう表現があります、「藻屑」は海藻が細かく砕けたクズの
ことですが,石油ができる藻の事を知りますと、こんな
有り難い「藻」なのですから、藻屑なんて言う表現を使う
のは恐れ多い事だと思われる様になるかもしれませんね
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11090011431.html
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11124051248.html
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11115595478.html
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で勝也さんが、こんな大事な事を何でマスコミは言わん