田中 真吾作品をBIWAKOビエンナーレ2010に見る
2010BIWAKOビエンナーレに参加アーティストの紹介です
(BIWAKOビエンナーレ2010は終了されています)
田中真吾さんの展示会場はカネ吉別邸です。
1983年大阪府生まれ
2008年京都精華大学大学院芸術研究科修了
-個展-
2004年「文明の二重奏」(CITYギャラリー/大阪)
2008年「瞼をつたう」(shin-bi/京都) 「ほどける距離」(ART SPACE・NIJI/京都)
2009年「火に照らされた闇」(studio90/京都)
「夢と現」(eN arts/京都)
-グループ展-
2005年「目の前を、聞く」(京都精華大学ギャラリーフロール/京都)
2008年「Black State」(studioJ/大阪)
「Art Court Frontier 2008 #6」(アートコートギャラリー/大阪)
2009年「ハコトリ」(函館市)
四角い立体(キューブ)に炎でデザインされています
筆を使ったりして描くデザインと違い、炎で焼いて
みないと分らない・・・という部分があります。
床の間に飾られてます写真が印象的です
作品作りをお聞きしてみました、すると
燃えている火を見ながらイメージを作る
燃やしながら考える
この作品を最初に見た時は、この黒く焦げている所が
燃えている様に思えました
メラメラと燃える様を、パッととらえて表現されてる
そんな感じで、とてもインパクトを感じる作品です
私はこのザクロの様に表現される技法について
お聞きしてみました、すると作品作りの下準備の
持つ大変さと重要さを知らされました
何とこの大きい作品では、紙を40枚も張り重ね
ておられるそうです。
いや~それだけ、この5面(ゴメン)に貼って、しかも
キチンと乾燥してからでないと、作品作りに進めない
のですから、その手間に感心いたします
是非、そんな見えない所も考えて、この作品をご覧に
なって頂けたらと思いました。
やはり感動する作品には、それに値する見えない
技術や手間・フィロソフィーがある事を学ばせて
頂きます
この作品には光を通す穴がある事がお分かり
になりますか、私も驚きました
この会場は中身が濃い会場ですね!
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