外国は良いが日本はアカン?これをおかしいと思わないのでしたら、おかしくなっている証拠です | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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松井秀夫のブログでセミナー


外国は良いが日本はアカン?

これをおかしいと思わないのでしたら、

おかしくなっている証拠です!


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

自分の姿は、鏡がないと見えません

日本の建築や不動産の価値や税制のおかしさも

鏡として海外を見ないと見えてこないものです


古材は骨董品でもなければ、粗大ゴミでもありませんニコニコラブラブ


それは何百年と使える「材木」であり「建材」とも言えます


アメリカやカナダなどの北米では古材はとても人気があり

盛んに売買が行われているのです。


しかも、古びた家や倉庫を解体して出てきた北米の古材が


近年は日本にも輸入されてテナントや店舗やマンションや住宅の


内装材として活用されています(ビンテージ物など)


そんな輸入なんてしなくても、


日本の国内で古材なんてもっと良いのがいっぱいイッパイ出来て、


処理の二酸化炭素で地球が困るくらいの量があるのです



もう一度、この事実をよく考えてください


日本国内で解体された民家や町家から出た


価値ある古材は、そのほとんどが


チップにされたり燃やされたり埋められたりと


捨てられ廃棄物として処分されてきました。叫びハートブレイク


それなのに


それなのに


海外から輸入した古材は日本国内で


活用されているむっ!?


この現実、この事実


おかしいじゃありませんか


言いかえれば


日本人は他国から外国の古材を外貨を払って買い


日本人は日本の価値ある材料を、古材になる民家を、


お金を払って処分しているわけです


これをおかしいと思わないのでしたら


もうおかしくなっている証拠です


自分たちの宝を自分たちが抹消して
他国から外貨を出して買う(何でこうなの?)


ついでに木に付いて変な虫も入ってくる


こんな事で日本はこれから先、豊かになるのでしょうか


外貨を使ってリスクを増やす?、財政はどうなるのでしょうか


なぜ日本では日本の古材が流通しないのかについては


以下の様な事が理由とされています


①解体された民家や町家から出る古材が再利用される

までの仕組み、つまり市場あるいは流通の組織や仕組みが

が出来ていなかった事


②市場がない為に、古材を買いたくても、何処に行けば

 古材が買えるのかが不明確なまま


③市場がない為に、古材の値付けつまり国内古材の

 価格設定が不明確なままである


要は市場がなかった事なのです。


ですから、古材が、解体されてから再利用されるまでの

流通の仕組みの具体化


古材がほしいと思ったときに、購入する事ができる市場の整備


これまで骨董品的な価格で売買されてきて安定しなかった

国内産古材の価格に、しっかりとした価格設定基準の設定と


市場づくりが急務なのです


古材は骨董品でもなければ、粗大ゴミでもないのです


日本の発展と日本人の幸せに寄与できたら


それが世界の発展と世界の幸せにつながればと・・・ラブラブニコニコ




ではまた!