国宝(常楽寺)の今昔と変わらないものとは?
国宝の改修がありました昭和48年当時も、現在になっても変わらないものがあります。
それは瓦(八幡瓦)です!
そんなの当たり前やんか・・・と思われるでしょうが、違うんです!
滋賀県の国宝で、瓦葺き屋根の建造物は、彦根にあります「彦根城の天守閣」と、この「常楽寺の三重塔」の2つです、以前は両方とも地場の瓦であります「八幡瓦」が使われていたのですが、
彦根城の天守閣は、現在、他産地のモノで葺き替えられてしまっているんです。
ですから、「近江の土」で作られた瓦、言いかえれば、琵琶湖の恵みと恩恵で作られた郷土の土が原料の八幡瓦で葺かれた国宝建造物は、滋賀県ではここ常楽寺の三重塔しかないのです。
特に常楽寺の瓦には、近江八幡市の北之庄という、現在では西の湖の遊覧船でよく知られていますが、そこの豊年橋付近で採取された土で作られています。
しかも、八幡瓦も昭和45年ころから土地改良が当時進みまして、良い瓦土が産出していました近江八幡の地で、瓦土(田んぼの土)が取れないという事態が起こってきましたので、よけいに貴重な瓦になっているのです。
(この事は後日ブログで紹介させて頂きます)
どうか、瓦は何十年と持ちますが、でも永遠ではありません。是非 現存する間に、この国宝を見に来て頂きて頂ければ、とても嬉しいですね・・・
本当に、世の中、貴重なものが近くにあっても、知らないで通り過ぎて行くことの方が多いかもしれません・・・・(;^_^A
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-10177990547.html
えっ!場所?場所ですか?どこらへんにあるかって?・・・
地図で大体の位置がお分かり頂けるでしょうか
詳しくは常楽寺のホームページをご覧ください。
http://www.eonet.ne.jp/~jo-rakuji/
私のホームページもよろしくお願い申し上げます。
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-10177990547.html