蝉の鳴き声も聞こえ始めた、この10日ほど…
ありがたいことに、以前に応募をしていた懸賞の当選品が幾つか届く。
「マヨネーズ」「カフェオレ」「映画鑑賞券」
金額としては高価なものでは無いですが嬉しいものです。
ありがとうございます。
懸賞応募には金券ショップやオークションサイトなどで額面割れの切手類を見掛けると
まとめて購入をしているのですが、その中に「海の記念日」を記念した切手がありました。
切手は1965年発行と古いもの。当時は7月20日で祝日扱いでは無かった。
今では7月の第3月曜日が「海の日」の祝日となり、世間では3連休となっています。
今月は調子よく懸賞当選をしている。
折角なので、海の日に海らしい場所で応募ハガキを投函しようとお出掛けです。
*その前にキーボードのFキーに埃がたまってますね…不快にさせ申し訳ありません。
〇7月18日(海の日)
運営の調子がいまひとつで「ぬれ煎餅」でお馴染みの『銚子電鉄』を乗りに来てみました。
元京王線の車両。京王から引退後は愛媛県の伊予鉄道に譲渡された後に、銚子電鉄に再譲渡されたという経歴を持つ車両です。
製造から半世紀は経過をしているであろう車両ですが、転職先の銚子で良い仕事をしている様です。
コロナ第7波と思われる感染者数の増大の懸念もあり、車内は空気輸送状態。
僅かな乗客の中に、千葉県と国民的キャラクターのお二方が乗車をされていました。
銚子駅から約20分。
終着駅の「外川(とかわ)」駅に到着。
木造の駅舎と丸ポスト。昭和という時代から時計が進んでいないかの趣ある光景です。
それでは、懸賞応募のハガキを投函しまして、本日の任務終了です。
外川駅の駅舎内。
乗車券は窓口で購入をします。
そして、途中駅では昔ながらの「タブレット」の受け渡しの光景も見られ懐かしさを感じさせられます。
一駅戻り、犬吠埼灯台へ。
真っ白な灯台と真っ白なポスト。
このポストに投函をされた郵便物は、銚子の風景が描かれた消印(風景印)が、原則 押印され配達される様です。
子供に見せたくない雑誌を投函するのでは無く、旅の思い出を投函できる白いポストです。
灯台下の海辺へ…
夏の青空と穏やかな海を想像して来たのですが、厚い雲と荒れた波しぶき…
船越さんか欽也さんが何処かに居そうな光景です。
海の日としては残念でしたが、銚子を後にします。
銚子駅からはJR成田線に乗車をし「小見川(おみがわ)」駅で下車。
実家に居た頃は自動車で訪れている街なのですが、鉄道利用で来るのは初めてです。
漁師町・銚子と小江戸・佐原の中間に位置する小見川。
何処にでもありそうな郊外の街ですが、この街に降り立った理由…
水郷地鶏を取り扱う精肉店「須田本店」さんを訪れたかったからです。
地鶏の販売に他にも焼き鳥などのお惣菜も人気。
最近ではネットのお取り寄せランキングでも上位に入る名店です。
店内では飲食ブースも併設され、親子丼や焼き立ての焼き鳥などを味わうことが出来ます。
今回は7~8月限定の「水郷地鶏の蒲焼き丼(990円)」をいただきます。
ちょっと濃い目の甘醤油仕立て。
歯が無くても嚙み切れそうな柔らかくジューシーな肉厚な地鶏蒲焼。
これだけの美味しさであれば蒲焼は「うなぎ」では無く『水郷地鶏』で充分とも感じる私です。
凝縮された鶏の旨味と、醤油県千葉らしい風味のランチに大満足。
今日も美味しく、ごちそうさまでした。
今回も相変わらず、行き当たりばったりで午前中だけの銚子観光。
乗車をした銚子電鉄は赤字続きで「ぬれ煎餅」の販売をしている鉄道会社として知られます。
コロナ禍のこの数年。新幹線などの路線でさえも赤字収支。特に地方の中小路線の運営は更に厳しいとされていましたが
「ぬれ煎餅」の他にアイディア商品として「まずい棒」などの駄菓子や線路に敷かれていたバラスト(石)を販売。
そして駅名のネーミングライツ制度の導入など、様々な経営努力もあり僅かながら黒字化を達成したと聞きます。
小さなことの積み重ねで得られた数字なのでしょうね。
業種問わずに経営の厳しい数年。失業や雇用についても課題となった数年。
白旗を上げ、間違った道へと反れる前に、良きバラストであり、良きレールを敷き、明日へと進める人生であって欲しいですね。
今回も旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。
適度な食事と水分補給で健康な夏を過ごしましょう!!健康な身体があってナンボです☆
~余談~
旅日記、最後の画像の外川駅の駅名標。
千葉県松戸市に本社を置く建築不動産業の「早稲田ハウス」さんが駅名のネーミングライツ(命名権)を買い取り
終着駅である外川駅を「ありがとう」駅と名付けたそうです。
企業広告の様なネーミングを冠す傾向にありながら「ありがとう」というネーミングに出来るって素敵ですよね?
否定や批判からの思考では無く「絶対にあきらめない」で、素直に『ありがとう』という言葉を出せる人間でありたいです。
最後となる余談まで閲覧をいただきありがとうございました。