新しいグローバリズムの時代へ、日本が地球文明をリードする…林千勝氏との対談 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 私が日頃から主張していたことが、この対談で分かりやすい言葉で示されました。それは「新グローバリズム」。ワンワールド、ワンルール、「今だけカネだけ自分だけ」のこれまでのグローバリズムはもう古い。これからは、それぞれの伝統や文化、歴史、主権を尊重し合う共存共栄の「八紘一宇」の地球社会へ、それを担うのは日本。

 林千勝氏との対談は予想以上に、我が意を得たりの中身の濃いものとなりました。

 しかし、現状では旧グローバリズム側に完全に組み込まれているのが日本です。特に岸田政権下では酷い。彼らにとって日本は美味しく、手放したくない。

 日本が本来の歴史的使命を果たす国へと再生するためには、国民が目覚め、動くしかありません。旧グローバリズム勢力にとっては、それが最も怖い。だから、GHQから始まった日本人愚民化政策による洗脳が今も功を奏している。

 私たちがこれから拠って立つべき芯は、一万年にわたって紡いできた日本の文化にあります。

 かつて、世界一のレベルの碩学であり、当時の政財界を指南し、トインビーも会いに来た仲小路彰氏は、日本が理念の面で大東亜戦争に勝利したと戦後間もない時点で喝破し、こんにちのパックスアメリカーナの行き詰まりを予言していました。そのあとに日本が導く世界秩序が来る、と。しかし、旧グローバリズム勢力にとって最も都合が悪かったこの人物は、完全に歴史から消されたようです。

 天皇は単に日本国民統合の象徴であるのみならず、世界平和の象徴である。…まさに、「天皇を中心にまとまる国づくり」で「世界に大調和を生む」との参政党の基本理念とぴったりと合致しますし、私が10年以上前から唱えてきた「日本新秩序」の考え方とも符合します。実に心強い対談となりました。

 しかし、参政党が抹殺されるわけにはいきません。日本が進むべき道を、理念の面から明確に指し示す政治を新たに創り上げねばならないと思います。

 

◆『林千勝氏と語る!グローバリズムの退潮と台頭する新しい世界秩序 その1』ゲスト:近現代史家 林 千勝氏

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●新グローバリズムとは

ニューワールドオーダー、これは古い秩序。新しい秩序はプーチン、トランプ、欧米で目覚めた健全なナショナリズムが咲き乱れる時代。これが本来のグローバリズム。100年前から目指されているのが誤ったグローバリズム。これはウクライナでこけた。DSとも言われるが。そんな中で真のグローバリズム、期待する秩序。

旧秩序である世界秩序に日本は閉じ込められていて、それに奉仕させられている。安倍氏暗殺もそういう圧力、パー券問題もそう。日本は絶対に放さない、逃れさせないという決意。岸田政権もいかに旧秩序に奉仕するか。

グローバリズム全体主義、国際資本が真ん中、大株主、グローバル企業、国連…マルクス以来の資本主義が行き着いた形。金儲けの障害を除去、障害のいちばんは国境、価値観。特定の宗教グループが米国に移住して…その反作用は当然ある。

日本はグローバリズム全体主義のもとにあり、昭和20年からの占領状態に。本当の意味での国民主権、国家主権がない。日本は中共からも浸透工作。何重苦である。これを強化しようとしているのが岸田政権。旧型トマホークを全部買う、ウクライナに50何億円、ビジネスで仕掛けたウ戦争、復興会議を東京で。IHR、パンデミック条約、この枠組みで日本は優等生。気候変動、多様性の問題も人事評価に入れる。その中で日本崩壊が進んでいる。

日本人の日本がどんどん解体。コロナ禍で傷んでいる良質企業をカーライルが、GSも…。アトキンソンが中小企業再編を。彼らは買い進んだ、コロナが終わったら株が暴騰すると予言した通り。一連のレールが敷かれている、歴史ではしょっちゅうあること。資産運用特区もシナリオ通り。日本は美味しい。眠らせておこうとすれば、そうできる国。LGBT法も一般国民は関心なかった。今年5月のパンデミック条約に向けてどんな盛り上がりができるか。外国ではデモだが、日本は国民自らが動くことがほとんどない。

米国ではいよいよトランプ。この構造を壊してくれる。確かにWHOから脱退してくれるし、ただ、日本の独立を支援してくれるか。日本が占領下から独立できると考えるのは間違い。前回は上下両院とも共和党で日本は安倍、ロシアは米国だったが、独立できなかった。トランプは米国第一のためにウォール街ともディール、その材料として日本を使うのはかつてもやっている。安倍氏は靖国参拝すらできなかった。トランプが大統領でも。

それを突破するには?第一次安倍内閣の戦後レジームからの脱却を国民は理解できなかった。第二次政権以降は日本を取り戻すと言いながら、NYでは日本を買ってくれと、安倍は返ってきたと、CFRで演説。日本の首相である限り、それは役割。安倍でもできなかった。首相を辞めてから言い出した。拡大抑止への疑問、日銀は子会社だと。

結局、日本を変える枠組みは国民しかない。国民が恐ろしいのは彼らも分かっていて、それを抑えるために色々な手段で。

 

●準備されてきた米国内戦のシナリオ

ロバート・ケネディ・ジュニア。ファウチに関する本、「The Real Anthony Fauci」。米国で100万部以上、ネット販売だけ。書店扱わず。これで欧米で目覚めた人がたくさんいた。日本には入っていない。出版社に日本語版を出版していただいた。ファウチの30の戦略が書いてある。最後はワクチン。それが今も生きている。

ウ戦争とは、米国の軍需産業がNATOの加盟国を増やそうとしたもの。それだけ米国兵器を買うようになる。ウ支援も農地を担保した融資。デュポン、カーギル、モンサントなどが土地を取得することになる。その果実はブラックロックが取っていく。日本の為政者はこれに協力。あっち側のメディアに支配された日本のメディアに持ち上げられている上川氏は首相になるかも…。

米国は内戦に?拳銃が4~5億挺、ライフルが2,000万挺、それが時々出てきた乱射事件に。移民が武装している。トランプ当選でBLMやアンティファが…。不正選挙でトランプが敗れれば米国第一派が立ち上がる。この二つが考えられる。

今年4月26日に「Civil War」という映画が公開。予言的。国際金融資本の発想の中に内戦は常にある。彼らはシナリオを書いている。DSの腐敗の中で不正選挙、国民が武器をもって立ち上がる。40万50万の軍となり、米国政府に勝つ。ワシントンに乗り込んで国民のための改革を実施。米国第一主義の大統領が誕生。

ハウス大佐が「統治者フィリップドリュー」を書いて出版。ウイルソン大統領に大戦に参加させ、国際連盟を創り、FRBを創った。グローバリスト。革命的選挙。米国民軍に勝たせたストーリー。この発想が続いている。このシナリオに沿った出来事が起こっている。どうやってDSが支配しているか、新世界秩序をどう作るかが書かれている本。。ハウス大佐はマルクスの直系でもある。

「アメリカ内戦革命の予言書」。内戦が歴史から消された。戦争とは大企業のためにやるもの。反ウォール街の軍人。国民の人気が高かった。アメリカを変えるには軍事力。軍事的な圧力が存在していることが政治を変える。退役軍人に呼び掛けた。1935年に発刊。

これで日本への憎しみが書き立てられ、日米戦争が準備。彼がリーダーになって、国民を苦しめているルーズベルトに対して内戦を起こそうとした。バトラー、愛称はマーベリック。そのまま計画をやれば国民的リーダーになったが、背後にウォール街の後押しがあり、おかしいだろうと調べたらそうだった。ウォール街としてはニューディール政策、社会主義的、さらにその先、もっと統制をきかせろと迫ったところ、ルーズベルトは躊躇した。人気がない大統領だから代えようとした。気づいた彼は暴露して潰した。

新聞に残っている。NYタイムズ。全く消された事実。リアリティも仕掛けようもあるのが米国の内戦。沖縄の基地の名称にも。「バトラー基地」。

 

●以下は会員向けで林千勝氏が話した内容です。

https://www.nicovideo.jp/watch/so43315726

 

●仲小路彰…新しい世界秩序を主導する日本の歴史的使命

こういう時こそ日本は芯がしっかりしなければならない。この構造に目覚めることが必要。では軸足は…。数万年の文化、魂、和、融合、その歴史の中に我々が依拠すべきものがある。大東亜戦争の終戦が契機で、現在の構図が築かれた。我々の足元は…?

仲小路彰(なかしょうじあきら、1901年~1984年)。昭和の天才。1984年まで存命。グローバリズム全体主義勢力が最も恐れた人物だった。大川周明×レオナルドダビンチのような人。世界を述べる大全集。日本政府の思想アドバイザー。戦後復興の方向も示した。

 

 公職追放、山中湖のほとりに住み、地球文化研究所。膨大な著作があっても書店に出ない。政財界の人間がアドバイスを求めに行った。占領軍に没収され、歴史から消えた。戦後の保守政権の外交政策に隠然たる影響力。日本人に見せてはいけない良書をGHQは没収。文献残っているが、ほっておくとなくなる。

グローバリズムは膨大な軍需生産物の消費のために多数の戦争を仕掛けた。日本は避けられなかった。大東亜戦争は日本が勝った。勝利感を国民によびかけねばならないと。整然とした終戦が大事。これからは核ミサイルの時代。日本の生きる道は、米ソ対立の背後には世界の金権力。米ソ対立の間に日本の立ち位置はあるはず。日本が魂を失わなければ。昭和20年7月に、そう喝破した。

八紘一宇を世界に広める余地が残っていると。偏狭なナショナリズムを超えて世界平和の象徴。人類は待ち受けていると。勇気がわく。そういう先人がいた。

天皇は純粋平和の象徴。偏狭な国体論から離れ、地球の平和。世界を日本的に染めていく。惟神の大道(かんながらのたいどう)。

これはまさに、参政党は彼の言わんとすることを実現しようとする立場…。仲小路氏は世界水準でトップだった。だから非常に恐れられていた。「日本再生プラン」。日本精神の維持発展。グローバリズムという言葉を米国に発信、受け取った米側は別のグローバリズムだった。

大東亜戦争は人類の解放のため自らを犠牲にした闘い。戦争の目的は達成された。山本五十六はスパイだった。西に行けば勝てる戦争、それが突如逆方向に。日本は間違った戦略で負けた。米国は200年で没落すると。いま末期的症状。日本は世界の先頭に立ち得る。天皇はその象徴。

この思想空間を壊すためのWGIP、それが最近、効いてきた。トインビーも会いに来た。日本はアジアを解放したと言っていた人。貫くのはグローバリズム、それは脱少数者支配、今のグローバリズムは少数者支配。融合であり、和、八紘一宇。

今の構図をぶっ壊して何を創るか。日本が新秩序を創る。佐藤栄作がノーベル賞をとったのは仲小路氏のおかげ。米ソ冷戦が終結したあとも、破壊的なことが起きると。パックスアメリカなどではないと、彼は言っていた。悪しきグローバリズムだと。

それを阻止するために地球規模の文明が必要だ、それが新グローバリズム。各国の伝統が咲き乱れる地球。英米の色で埋め尽くされるのではない。旧グローバリズムは「花」という抽象物で埋めようとしている。「世界市民」という抽象物で。それにはタネがない。抽象物に追われると人類は滅亡する、花とは、国、地域、男女の区別。そこにタネがある。