新型コロナ&ワ〇チン情勢その16オミクロン特集[ニコニコ⑯4月16日]井上正康先生Q&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

新型コロナが喉風邪になってくれたオミクロンも次々と変異株が現れていることが騒ぎになっています。でも、人間の側で免疫が達成されれば、人間との平和的な共存をめざすウイルスは感染力を強めるように変異して次のより高い波になっていくものですし、その都度、人間の側で免疫力が高まっていくということが繰り返されているのですから、そんなことで騒いでいたら永遠に騒ぎを続けていかなければならないことになります。井上先生に新たな変異株について詳しく解説していただきました。

 

「ゼロコロナ脳」なのかよくわかりませんが、中国では上海を都市閉鎖、日本や中国よりも韓国のほうが賢いのでしょうか?社会的規制の緩和では韓国のほうが先行してしまいました。日本ではいつになったら、メディアは煽りをやめ、「専門家」たちは専門家の名に恥じないことを言ってくれるようになるのでしょうか。

 

ただ、ワクチンについては未だに世界中が未だに製薬利権に騙されたままのようです。ファイザー社は副作用報告資料を75年間隠蔽しようと試みたそうですが、敗訴し、その内容が開示されたところ、「2021年春には1291種類もの重篤副作用や多数の死亡例が報告」されていたそうです。これは件数ではなく、種類です。井上先生が今回のワクチンを医療犯罪だと怒る理由がどんどん明らかになっていくでしょう。

 

今回も井上正康・大阪市立大学名誉教授から多数のコメントをいただいている「オミクロン特集」、これで第16回目になります。以下、4月16日配信の番組と、その中での井上先生とのQ&Aをご紹介いたします。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体16~前半

ニコニコ本編はこちら

↓↓↓

https://www.nicovideo.jp/watch/so40325436

 

沖縄で「感染者」が増えていることが話題になっていますが、なぜ沖縄で増えているのでしょうか?「BA.2への置き換わり」といわれていますが、従来のオミクロンと同様、喉風邪だから心配するなということでしょうか。

オミクロン株のBA.1からBA.2への置き換わり」は世界的な現象であり、沖縄に特有の現象ではない。沖縄では知事と親しくPCR測定に熱心な医師の影響が大きいと思われる。

無症候性オミクロン株では「海外のみならず日本でも『特に重症化する事実はない』ので、無責任なメディアに煽られて過剰反応すること自体が有害である。世界中がマスクや大半の規制を撤廃している中で、情報鎖国状態でテレビ漬けの日本人のみが一人負けしている。メディアと自称専門家の責任は極めて大きい。

 

大阪では施設内の集団感染が増え、死者も最近増えているということですが、なぜなのでしょうか?医療機関と施設との連携体制の課題は何でしょうか?

:大阪 第6波で集団感染相次ぎ 往診医療チーム派遣強化 課題

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013577951000.html?word_result=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

大阪府では第6波で高齢者施設や障害者施設での感染で4月6日の時点で82人亡くなりました。協力医療機関3601施設で新型コロナの飲み薬を処方できる施設は25%、抗ウイルス薬投与が可能な施設は11%で治療可能な施設は3割以下だったが、基礎疾患があって一時入院した2人以外は軽症で全員が回復している。

オミクロン株はBA.1&2も「喉の粘膜に限局した典型的な喉風邪のウイルス」であり、世界的に重症化率や死亡率は低い。指定感染症2類相当をインフルエンザ同様の5類以下に格下げして開業医が早期治療する事により高齢者の重症化を抑制可能である。

古くから「風邪は万病の源」と言われる様に、感染力が激増したオミクロン株では感染者の裾野が広がるので「既往歴のある高齢者は特に注意が必要」である。事実、大阪でも「死亡者の大半は高齢者」であり、この傾向は全国でも同じである。「典型的な喉風邪ウイルスであるオミクロン」では、過剰反応せずに簡単な予防法である「口腔ケア、手洗い、ウガイ、鼻洗浄、トイレとスマホの消毒」で粛々と「ウイズオミクロン時代」を過ごすことが大切である。

 

オミクロン株はBA.2のみならず、XE、XD、XF、BA.4、BA.5まで出現しているようですが、今、どのような変異が進んでいるのでしょうか?それらはウイルス感染症の観点からはどのように捉えられるのでしょうか。

約2週間に1度の頻度でランダムに突然変異する新型コロナでは、「第5波までのACE2標的型コロナ」と性質が大きく異なるオミクロン株が誕生し、現在、世界中で「BA.1」「BA.2」「XE」「XD」「XF」「BA.4」「BA.5」などの亜株に拡散しつつある。

それらの感染力の強さから、イギリスでは本年3月には「BA.2」が94%、アメリカでは4月に72%を占めている。日本でも3月中旬で30%程度であったが、5月初めには93%、6月初めには100%を占める事が予測されている。デンマークの分析では、他人に感染させるまでの『世代時間』は、「BA.2」が「BA.1」より15%短く、『実効再生産数』も26%高い。

しかし、何も重症化率は低く、イギリスをはじめ海外で両株による入院リスクに差は無い。オミクロンは喉の粘膜細胞に直接感染するため、「BA.1」に感染した人でも「BA.2」に感染する可能性がある。ワクチンの発症予防効果も極めて低く、接種後に抗体も速やかに減少する。

日本の65歳以上の高齢者で4月までに3回接種を終えた人は約85%であり、人口全体の45%である。新型コロナは2週間に約1回の割合でランダムに変異するため、複数の変位株が組み合わさった「XE」と呼ばれる新株も誕生しており、日本でも3月26日にアメリカから成田空港に入国した30代の女性で確認されている。

新型コロナは小さな変異を繰り返すが、1人が複数タイプの株に感染して遺伝子組み換えで融合した新株も誕生しうる。「XE」はその様な変位株で、オミクロン株の「BA.1」と「BA.2」が融合した株である。スパイク蛋白を含む様々な部分が両者の特色を有している。

「XE」の感染力は「BA.2」より13%高く、イギリスで本年1月に報告されて以来、4月初旬までに1179件報告されているが、コロナウイルス全体に占める割合は1%未満である。

複数の株が組み合わさった新株は他にもあり、「XD」と「XF」は去年夏の「第5波」で広がったデルタ株とオミクロン株「BA.1」とが組み合わさった株である。「XD」はスパイク部分が「BA.1」で、それ以外の部分はデルタ株と同じであり、最初に検出されたのは2021年12月で本年4月の時点ではフランスで66件、デンマークで8件、ベルギーで1件報告されている。

WHOは「XD」を感染力、重症度、ワクチンの効果などは不明としているが、感染拡大は限定的である。

「XF」はスパイクを含めた大部分が「BA.1」で、一部がデルタ株と共通であり、本年1月にイギリスで39件見つかったが、その後の報告はなく、感染拡大は見られていない。

その他にスパイクの遺伝子が変異した「BA.4」や「BA.5」も南アフリカで確認されているが、感染力、重症化率などは不明である。これらの新変異株のリスクは不明であり、今後も遺伝子解析データを世界で共有することが重要である。

今は「BA.2」が主流になりつつあり、政府や厚労省は相変わらず「マスク、換気、三密回避」を呼びかけているが、この無症候性パンデミックはそんな事で防げる代物ではない。どの様な変異株でも基本的予防策は同じであり、危険なワクチンや副作用急増中の緊急承認薬に頼らず、新株にシームレスに暴露しながら免疫軍事訓練を続けることが重要である。

 

「県民割」や「ブロック割」とか、「ワクチン3回接種の人はOK」だとか、意味のない愚策が行われているようですが、どう思われますか?

・GoTo代替「県民割」拡大で観光地の期待と落胆

https://news.yahoo.co.jp/articles/feccd8c1fbafca4ee3b6b7fe860a44323a02af59

国民の多くが「今回の遺伝子ワクチンの無効性、危険性、政府の無策ぶり」に気が付き始め、接種率が激減している事に対する「子供騙しの駄菓子的愚策」である。国民も馬鹿にされたモノですね。

新型コロナのウイルス被害自体は既に終わっていますが、「購入したワクチンの在庫処分が義務付けられている政府は、この程度の子供騙し的政策しか出せない集団」である。手持ちのワクチンは「オミクロン株に無効で賞味期限切れ」であるが、「ファイザー社との契約で在庫処分に必死になって考えた猿知恵」である。「無料ほど怖いモノはない」と言われるように、この駄菓子を貰うには「原則ワクチンの3回接種か陰性証明が条件」である。

この様なニンジンに騙されて「GoToトラブル」に嵌る国民も情けないが、「欲が判断を誤らせる」好例である。今こそ日本人が大人の知恵を働かせる時である。

 

欧州などの国々では、「重症化率が低いのはワクチン接種が進んだ為」との理由で行動制限を緩和する国が現れています。しかし、中国はなぜ感染症についての正しい知識に基づいた考え方をとらないのでしょうか?何か狂ったように「ゼロコロナ策」を強化していますが、その背景は何かご存知でしょうか?

新規感染者数が過去最多を更新する中国の多くの地域で外出制限が続いている。上海も感染拡大で厳しい外出制限を続けてきたが、直近の14日間に新たな感染者が確認されなかった地区では外出を認め、約4割の7500地域で外出が認められ、住民が食料などを買いに出かけている。しかし、制限緩和された地区で感染者が1人でも確認されると、再び外出制限が行われており、オミクロンではこれを永遠に続けざるを得ない。

中国共産党の情報管制は世界一厳しいので、この愚策の真の理由を読み解くことは困難である。

 

中国とは対照的に韓国は規制を緩めていくようですが、これまで韓国で感染者数が広がっていた理由と、今では減ってきた理由は何なのでしょうか。韓国の当局は日本に比べて合理的なのでしょうか?

現時点では日本よりもはるかに合理的に対応していますね。

「オミクロン株の流行がピークを迎えて3週間連続で減少傾向が続く韓国では、全国で行っていた迅速抗原検査を中断し、エンデミックのために「ポストオミクロン時代との共存」へ一歩踏み出しており、ソーシャルディスタンスを全面廃止し、保健所の新型コロナ検査を民間検査体制に転換し、PCR検査も60歳以上の高齢者層などに優先的に行われている。

又、新型コロナを「現在の感染病1級から2級に格下げする事」も平行して進めており、これにより強制隔離措置も解除され、全ての防疫措置がなくなるものと予想される。

これらの措置は「オミクロン株の流行がピークに達し、重症患者や死者も減少している」との判断によるものである。

 

「新型コロナに感染した後に血栓症のリスクが高まる」としている論文ですが、この現象はどうして起こっているのでしょうか?そもそもデルタ株までの新型コロナそのものが血栓を発生させる病態であることが、研究者の間で共有されていないのでしょうか?

・新型ウイルス感染後の血栓、6カ月間はリスク高め=スウェーデン研究

 https://www.bbc.com/japanese/61021122

スウェーデンの研究で「新型コロナの第1波で感染した人では感染後6カ月間は血栓症のリスクが高い事」が判明した。ワクチン接種後にもスパイクで血栓が生じる。

スウェーデンの研究は「2020年2月(1波)~2021年5月に感染した約100万人の健康状態を年齢と性別で陰性者400万人と比較した結果、感染者では「脚の深部静脈血栓症(最長3カ月間:1万人に4人で未感染者の4倍)、肺塞栓症(最長6カ月間:1万人に17人で未感染者の17倍未満)、脳梗塞や脳内出血(最長2カ月間)のリスクが高い」と報告している(英医学誌BJM)。

新型コロナの感染で血栓が生じる理由は「血管壁細胞への感染で細胞が障害される為」であり、血栓症のリスクは波ごとに低下している。重症者での肺塞栓症のリスクは通常の290倍、軽症者では通常の7倍である。ワクチンは重症の場合(α~δ株)はある程度有効だが、オミクロン株に対しては防御力が低い。

 

アストラゼネカ製のワクチンであればキャンセル可能なのでしょうか?ファイザーやモデルナはやはりキャンセルできないのでしょうか?今回、日本政府がアストラゼネカ社製をキャンセルした理由は何でしょうか?

・アストラゼネカ製新型コロナワクチン 政府 4,000万回分をキャンセル

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6423505

アストラゼネカ社は英国の製薬企業であるが、ファイザー社は「契約至上主義の米国の企業」であり、「過去に多くの薬害で不祥事を繰り返してきた曰く付きの企業である。「白でも裁判で黒とされると覆せない訴訟国家の米国では契約が最優先」される。

アストラゼネカ社製DNAワクチンは血栓症のリスクが早期に判明して多くの欧米諸国が使用を中止した為、「国際的圧力が強く働いた」と考えられる。しかし、「訴訟天国の米国では契約破棄により莫大な違約金を払わされる為」、多くの国々が契約を破棄できない。

「ファイザー社の内部資料で、2021年5月の段階で1291種類もの重篤副作用や多数の死者が続出していたことが判明していたが、『契約のサイン』に縛られてキャンセルできない異常な状態に陥っている。政府が「日本の購入枠を後進国へ譲渡している理由」もこの為である。

この企業犯罪は「ニュールンベルグ裁判でなければ裁く事が出来ない」が、世界中が共闘しなければ米国企業の欲望で世界が崩壊しかねない。

 

3回目の接種率は若者の方が低いこと自体は良いことですが、なぜ、この世代は低くなっているのでしょうか?若い人のほうがワクチン後遺症発生のリスクは高いといえるでしょうか?

・3回目接種率 20代と30代は20%台

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013577711000.html?word_result=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

この「年齢依存性接種率」の差は、①テレビ試聴時間と相関し、②若者はSNSなどで「ワクチン副作用の酷さを目にする機会」が多く、③日本でのワクチン接種は高齢者から始まり、徐々に若い世代へ降りてきたので「時間とともに深刻な副作用が顕在化してきたこと、及び④ワクチンの危険情報を知ったお母さん達が連絡し合って子供への接種を拒否し始めた事など、複数の要因が関係している。

④に関しては「ママエンゼルと呼ばれる全国組織」が重要な役割を果たしている。

尚、代謝の活発な若い世代は副反応も出やすく、活発な運動選手では心筋炎による被害が特に多い。一方、「ワクチン自体のリスクは既往歴の多い高齢者の方が高く、接種後の死亡者も多くは高齢者」である。

 

ワクチンの「副反応は薬で緩和できる」、「後遺症のリスクを減らすためにワクチン接種は有効」という長崎大学森内小児科教授のコメントについてはどう考えますか?この先生もよくテレビに出ていますが、信頼できるのでしょうか?・若い世代で3回目の接種が進まない理由

:専門家「"副反応と後遺症" リスクを踏まえた上でワクチン接種を検討

https://news.yahoo.co.jp/articles/8fc7461ba5e466a55f9a1c961c221911dda3c760

長崎大学小児科の森内教授は「オミクロン株でも重症化するケースが多いとの誤情報で接種を推奨」しており、医師として極めて不誠実である。「現在のワクチンはオミクロン株に対して無効であることはファイザー社ですら認めている」にもかかわらず、森内教授は「極めて頻度の低い無症候性オミクロン株の後遺症に対しても有効である」との虚偽報道を繰り返しており、大学教授にあるまじき発言である。

現在、ワクチン後遺症患者が続出しており、子供の被害も激増中であるが、これに対して小児科教授としてどの様な言い訳をするのであろうか⁉️

 

米国などでFDAが50歳以上か免疫不全者に限定して4回目接種を許可している理由は何なのでしょうか?イスラエルの事例を参考にしたということですが、イスラエルの何を参考にして接種者を限定しようとしているのでしょうか?そのような判断は正しいのでしょうか?夏には4回目という話も出ている日本ではどうすることになるのでしょうか。

・4回目接種をFDAが許可

https://news.yahoo.co.jp/articles/afc87d8ff55ff7f3fc654089fa33cb9e6a440556

「高齢者や免疫不全患者では時間とともにワクチンの重症化抑制効果が弱まる」との事で、イスラエルでは4回目が追加接種された。これを受けて英国やアメリカFDAもファイザー社とモデルナ社のワクチンを50歳以上や免疫不全の人に限って4回目の接種を許可した。

しかし、イスラエルで「4回目接種直後に感染爆発が起こり、逆に重症者が激増」している。

FDAは「2021年春に判明していたファイザー社副作用報告資料を75年間隠蔽しようと試みた」が敗訴し、その内容が開示された(https://youtu.be/RLslwFgLO4A)。その資料で「2021年春には1291種類もの重篤副作用や多数の死亡例が報告」されており、それを隠して世界中に販売し続けている。

「その販売契約では全被害に関して免責されており、訴訟されない事」になっており、中立であるべき米国FDAは「ファイザー社の不都合な情報を隠蔽する異常な関係」が続いている。米国製薬企業から「6億8千万回分ものワクチンを購入契約している日本は、それを拒否できず、オミクロンに無効で有害な旧武漢株型ワクチンの在庫処分に奔走しており、これが子供にまで接種させようとしている主因」である。

これは史上最悪の医療犯罪であり、この様な危機的状況に声を上げずに黙認している日本医学会や専門家の存在意義は無いに等しく、医学史上最悪の汚点として歴史に刻まれるであろう。