新型コロナ&ワ〇チン情勢その4 オミクロン特集[ニコニコ④22年1月前半]井上正康先生とのQ&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

「オミクロンって、風邪でしょ?」「あんなに騒いでバカみたい。」「もういい加減にやめたらいいのに、まだ政府はやるんですか?」「なんか、やっぱり、おかしいわよ。」

これは、私のコロナ番組を見たわけでもなく、私と井上正康先生との共著を読んだわけでもない、大学の同級生の室内楽仲間の普通の女性たちが、本日、私の目の前で口々に言っていたこと。もう、気が付いている人は多い。なのに、お注射3回目だとか…。

私たち日本人が子どもの頃から罹ってきた普通のコロナ風邪です。新型コロナが変異してくれて、いままでのような「ACE2受容体から入って血管の病気を起こすウイルス」でなくなってくれました。

私からは、「2類を5類以下にして、風邪やインフルエンザと同じように、発症した人をすぐに医師が診られるようにすれば済むこと、岸田さんに伝えねば…」と、この一応、インテリの女性たちにお伝えしました。

とにかくそれでも、この株を怖いものにし続けて、一本でも多くお注射を売りたい人たち…そして、テレビに乗せられて怖がる国民…いまやコロナ脳からオミクロン脳に?…

国民がそうだから、票につながると考えているからなのか(自分たちも同じく気付かぬ情報弱者たちだからか)、鎖国と隔離とマンボー(また禁酒も?)に走る為政者や知事さんたち…世も末というのはこういうことなのでしょうか。 オミクロンの正体シリーズ。今回は、2022年1月2日に松田政策研究所ニコニコチャンネルで配信された番組「その3」と、1月9日に配信された「その4」をご紹介し、その中から、私と井上先生とのQ&Aを文字の形でご紹介いたします。

 

Ⅰ.オミクロンの正体その3 2022年1月2日配信

 

「無症候性パンデミック」という言葉が出てきました。現在のオミクロン騒ぎについての井上正康先生の造語です。岸田総理が世界一厳しい鎖国をして支持率が上がっています。せっかく新型コロナが私たちが子どもの頃からかかってきた風邪に変わってくれたのに?それでも恐怖を煽るメディア報道…日本人はゼロリスク神話のみならず、テレビ報道でいとも簡単に洗脳されてしまう国民なのか…。

スパイクが32か所も変異してくれたおかげで、従来の新型コロナのように専らACE2受容体から入り込んで全身に血栓を飛ばして肺炎を併発する血管の病気ではなくなり、あちこちの細胞組織から入り込む従来の日本土着の風邪コロナに変わってくれた。だから日本人には交差免疫もあります。なのに3回目のブースターを急ぐ…?

 

◆松田学のニュース解説 新型コ○○最新情報~オミクロンの正体3~前半~

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<本編>

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https://www.nicovideo.jp/watch/so39822856

 

Q) 南アで70%が既にオミクロンに感染し、感染者が減少してきたようですが、これは早速、集団免疫が達成されたからだと思われます。これに対して、米国の専門家が、年齢構成や感染歴が違うので米国にあてはめることができない旨、コメントしていますが、どうなのでしょうか。世界的に同じように、早期収束が起こるとみて良いでしょうか。

 

A) 南アでは70%がオミクロンに感染して抗体陽性となって集団免疫が確立され、既にピークアウトして収束期に入り感染者が激減しつつあります。米国の専門家が「年齢構成や感染歴が違うので米国にあてはめることができない」とコメントしていますが、米国でも既にオミクロン株が蔓延しているのに重症者が見られない事から慎重派の過剰反応です。オミクロン株は既に“無症候性パンデミック” (井上の新造語)となっており、日本も含めて世界的に早期にピークアウトして収束すると考えられます。

 

Q) 次の報道がありますが、いかがでしょうか。

「英国保健当局は『デルタ株に比べてオミクロン株感染者が重症化して入院するリスクが~7割ほど低く、救急外来に行く必要は~45%低く、入院のリスクは~70%低い』との研究報告書を公表した。ワクチン3回目のブースター接種の予防効果も~25%下がり、予防効果の衰えはデルタ株より速いと報告している。」

 

A) これはオミクロン株の変異特性から考えて当然の結果である。

32箇所ものスパイク変異があるオミクロン株ではACE2 受容体経路での感染力が激減し、アミノペプチダーゼN(APN)などの粘膜組織に感染する様に変化している。

この為にACE2を介する重篤な血栓症のリスクが激減して喉の粘膜組織などに感染するので、発症した場合でも「軽い風邪の症状」で終わり、重症化や入院のリスクが激減する。

スパイクのReceptors Bindings Domein (RBD)の構造も激変しているので既存のワチンで生じる中和抗体の多くが無効である。

逆に現在のワチンはADEの危険性だけを増加させるのでデメリット以外の何者でもありません。

現在、日本政府は6億8千万回分(日本人口の2.7倍分)もの既存ワチンを注文しており、これを消費しなければ製薬会社へ違約金を支払わされる。

その為に国民から無駄遣いだと非難されない為に在庫処分を目的とするワチン接種を行う可能性がある。

このような愚行を止め、ワチンの購入に関する抜本的問題を改めなければ多くの国民が犠牲になりかねない。

 

Q) この記事をご覧になって、いかがでしょうか。免疫があることと毒性とは別であるかのようなコメントもありますし、感染スピードが速いこと自体が被害をもたらすというコメントもありますが…。

https://news.yahoo.co.jp/articles/adda544f34e542d30e5b7a2b10f044cd0aa35465

 

A) オミクロン株の感染者が入院する確率はデルタ株と比べて~80%も低いと見積もられているが、オミクロン株の感染標的細胞が血管内皮細胞ではなく粘膜組織である事から考えても当然のことである。

「免疫があることと毒性とは別である」とのコメントは部分的には正しいが、これをオミクロン株に対して述べることは感染免疫学の本質を理解してない素人の発想である。

「感染速度が速いこと自体が被害をもたらす」事はありうるが、通常の風邪を診察してきた開業医がオミクロン株の感染発症者を診察できる様に、新型コロナを指定感染症5類以下に格下げすれば全て解決できる問題である。

 

Q) ファイザー3回目接種後に腋窩痛リンパ節症が増加して腋窩が痛むリンパ節症が頻発していますが、ブースター接種でこの様な副反応が増える理由は何でしょうか?回を重ねるとどんな副反応が出てくるでしょうか?

 

A) 肩の筋肉に注射されたワチン液の一部が腋窩リンパ節に取り込まれて免疫系を刺激し、回数が増える度に免疫反応による炎症反応で疼痛も強くなります。

ブースター接種によりリンパ球系のがん(白血病)が誘発された症例も報告されています。

 

Q) オミクロン株の感染症状が『普通の風邪』だと専門家が認めるためには、どんなデータが必要なのでしょうか。それはどれぐらい時間がかかるのでしょうか?

 

A) 俯瞰的視点を有する専門家であれば現在得られている世界中のデータで『普通の風邪』である事は明白です。

新たなデータよりも専門家と自称する方々にキチンとした科学的思考力を発揮してもらう事が必要です。

それができない限り、いくら時間がかかっても科学的理解は望めません。

「市中感染確認」と騒いでいるが、オミクロン株の感染速度から既に国内に広く無症候性感染して拡散中と考えられます。

 

Q) 医療界としては、感染者が増えると患者が病院に押しかけることを未だに懸念しているのでしょうか?感染力が強いと言っても、医療ひっ迫が起きるほどオミクロンによる重症者は出るようなものなのでしょうか?

 

A) 多くの医師や専門家は、①5波までのPCR陽性波と重症化~死亡率の基本的な関係を理解していないのみならず、

②オミクロン株のスパイクの変異特性の意味する事を理解できていない。

③オミクロン株に関する海外の情報で重症化する可能性が低いことに加え、

④日本人がコロナウイルス229E型に対する免疫記憶を有している事を知ないで過剰反応しているに過ぎない。

やっと最近になって理化学研究所が「日本人が新型コロナに対する交差免疫記憶を有するキラーT細胞を有する事」を報告した。

コロナ感染症の分子論的背景に関する歴史的勉強をしておれば「熱さに懲りてナマスを吹く様な誤り」を繰り返すことはないはずである。

オミクロン株の分子特性と臨床特性を俯瞰的に考えれば、 これで医療ひっ迫が起きることはあり得ない。

しかし、厚労省が新型コロナを未だにペストやエボラ並みの2類(実質1.5類相当で、今は新型インフルエンザ扱い)に放置している不作為が、対応する医療現場を『手足を縛られた状態での奮闘を余儀なくさせており』、これが医療ひっ迫の主犯である。

2月に期限が切れるこの縛りを解除して5類相当に格下げしなければ永久に過剰反応して国を滅ぼしてしまう人災となる。

 

Q) 日本でも承認されたモルヌピラビルは、新型コロナ全般やオミクロンに対してどの程度有効なのでしょうか?

 

A) オミクロン株ではスパイクの変異が激しいので、現在のワチンや抗体医薬が無効であるため、ウイルスの増殖阻害剤が注目されている。

モルヌピラビルはアビガンと同様に「感染したウイルスの増殖を阻害するRNAポリメラーゼ阻害薬」である。

両薬剤の作用機序は類似しており、ウイルスの遺伝子増幅時期に有効に働く。

この為、インフルエンザの様に「感染、RNA遺伝子複製、発症」が同時期に起こるウイルスには「ウイルスの遺伝子形成時期(=発症早期)に使用することにより有効に作用」しうる。

しかし、RNA代謝は正常な人体を維持する上でも不可欠なので、健常人にこの様な核酸代謝阻害剤を投与すると深刻な薬害を誘起する。

事実、アビガンもモルヌピラビルも胎児の奇形の原因となりうる事から妊婦への投与は認められていない。

オミクロン株の様に大半が無症候性感染の場合は、無症状の者に投与しなくてはウイルスの増殖を抑制できない。

従って、オミクロン株はもとより、大半の新型コロナに対してもアビガンと同様にモルヌピラビルは副作用によるデメリットの方が大きいと考えられる。

SARSやMERSの様な強毒株が出現した時のみにアビガンと同様に限定的に使用すべきである。

ちなみに、イベルメクチンの販売元であるメルク社のモルヌピラビルは1人当たりの投薬料が約8万円であり、政府は160万人分(約12億ドル=1368億円)を支払う契約を米国メルク社と交わしている。

尚、国産のアビガンは1錠900円、パテント切れのメルク社イベルメクチンは1錠170円である。

 

Q) 子供が持久走をして倒れて亡くなったのはやはりマスク着用が原因と推察されるものでしょうか?このケースはもみ消しにあっているというものでしょうか?

~高槻のマスク児童死亡「着用有無、特定できず」 事故調査委報告~

https://news.yahoo.co.jp/articles/9dea3259709d1d23bd60b620bbdd2b752c944c73

 

A) これは明らかにマスク着用で持久走をさせた事による酸素欠乏病態による死亡である。

調査委員会では明らかな因果関係は不明としているが、高齢者と子供の酸素要求量は極めて高く、持久走をはじめとする運動時には酸素の必要量が激増するが、マスクは酸素供給料を大きく制限する。

こんな明らかな事実を責任回避の為に揉み消し隠蔽する体質自体が日本民族の致命的なアキレス腱である。

日本社会は『常識的判断』を取り戻すことが緊急かつ最重要の課題である。

 

Ⅱ.オミクロンの正体その4 2022年1月9日配信

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体4~前半

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 <本編>

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https://www.nicovideo.jp/watch/so39870877

 

Q 政府はオミクロン株にかなりの警戒態勢を敷いていますが、

「このオミクロン株とは、日本人であれば子どもの頃から普通にかかっていたコロナ風邪の一種なので交差免疫がある。要するに、今までの風邪と同じだが、感染力が強いのが特徴であるだけだ。私たちの社会では毎年、かなりの人が風邪をひいている。だから、オミクロン株に感染して発症する人も当然出てくる。そのようなことで騒いでいるに過ぎない。」

と言ってしまってよろしいでしょうか?

 

A その通りです❗️

新型コロナのスパイクが変異して感染力が激増すると同時に、~2019年冬迄の旧型コロナの229E型のスパイクに似た特色を持っています。この為に喉の粘膜が痛くなる通常の風邪の症状となりますが、血管壁のACE2に結合できなくなっている為に発症しても血栓症にならずに軽症で経過します。

今回も日本人はオミクロンに対する交差免疫で守られています。

 

Q ワチン3回目接種がオミクロンにも効いている旨の報道ですが、効くことは効くものなのでしょうか。

 

A RBDを含むスパイクに32箇所もの変異があり中和抗体がほとんど無効です。ブースター接種で過去の新型コロナに対する中和抗体は産生されますが、オミクロンに対する結合力は激減しており、ほとんど効果が期待できません。

 

Q イスラエルのように4回目ワチンとなると、さすがに副反応による弊害の増大、自然免疫の低下によるさらなる感染拡大につながるといえるでしょうか。

 

A ワチン先進国では接種の回数が増える度に感染増強した国が激増しています。従来のワチンと異なり、「口腔粘膜や皮下組織での自然免疫的反応を経験せずに筋肉~全身組織でスパイクを産生させて液性免疫と細胞性免疫を活性化する遺伝子ワチン」では自然免疫系が抑制されている事が判りつつあります。

それがブレイクスルー感染やブースター接種後の感染爆発につながっていると思われます。

 

Q 「オミクロン株の拡散により集団免疫に至る可能性もあるが、これには大きな代価が伴う」、「新型コロナワチン接種により集団免疫を達成することを願う」…これについてのコメントいかがでしょうか。

 

A 日本人が4種類の旧型コロナに毎年感染したことにより新型コロナに対してある程度の交差免疫力を記憶していたが、オミクロンの変異スパイクが旧型コロナ229E型スパイクに似ているので「大した代価を払う事なく集団免疫が確立される」と考えられます。無症候性感染が主体であるオミクロン株ではPCR陽性者が激増しますが、実際に発症したり重症化する方は少ないと考えられます。

 

Q 南アでの経験、南ア当局の見方は極めて真っ当で、こういう事象をもって集団免疫論を言う専門家が疫学分野や公衆衛生分野から出てもいいように思いますが、彼らはどう言っているのでしょうか。発言できない状況があるのでしょうか?

 

A 感染症や免疫学の現役研究者で正しく理解されておられる方は少なく無いと思われますが、立場上声を出せない方が多いと思われます。また、大学などで声をあげると学長や学部長が「クラスターが出て病院を閉鎖することになれば誰が責任をとる‼️」と恫喝されています。「狭い島国での共同生活で暮らしてきた日本人は失敗することを恐れる遺伝子集団」であり、「正しいと思っても言葉に出せず、火中の栗を拾わない集団」が大半です。

 

Q オミクロンの場合は普通の風邪と同様、粘膜細胞からも感染するので、空気感染もあり得るから、マスクが予防に有効といえるでしょうか?

 

A ハイ、α~δ株などは歯周病をはじめとする口腔内の微細な傷口から感染して血中へ入り、全身の血管壁内皮細胞に感染して血栓を作ると同時に、ACE2受容体が最多の腸組織から便に排泄される糞口感染が主な感染経路です。その為に自宅や公衆トイレの便座や内側のドアノブなどの消毒が感染防止に重要であり、人流抑制や三密回避は全て無意味でした。

一方、α~δ株と異なる遺伝子集団(幹)から派生したオミクロン株はスパイクに32箇所もの変異を有し、ACE2ではなく喉の粘膜組織のアミノペプチダーゼN(APN)に親和性が高く、従来の軽い風邪の症状が主体です。この為に感染力は強くなりましたが、症状はインフルエンザ以下の軽症であり、過剰反応しない事が大切です。

オミクロン以外の従来株も存在しますので、感染症対策としては「口腔ケア、手洗い、ウガイ、鼻洗浄、トイレの消毒」が基本ですが、喉の痛みに加えて咳なども出るオミクロン感染者はマスクをする事が必要になる可能性も考えられます。

この点が糞口感染が主体であった新型コロナ株とオミクロン株の違いですが、後者では無症状~軽症に経過するのでマスクヒステリーを起こさない大人の常識が大切です。「子供は風邪の子」なので、お母さんとマスク無しの日常生活を送ることが子供の心身の発育にも大切です。

 

Q 人出が戻ったことで、日本ではオミクロンへの曝露が増えて、その分、免疫力の訓練の機会が増えていると考えれば良いでしょうか。

 

A その通りです。過剰防衛せずに緩やかに曝露し続けて免疫の軍事訓練でリスクを抑え続けることが大切です。

 

Q 「政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーで経済学者の小林慶一郎慶応大教授は、ロイターとのインタビューで、行動制限の基準は医療のひっ迫状況であり、その状況を逐次発信することで市民に自発的な行動変容を促すことが望ましいと述べた。」これについての先生のコメントはいかがでしょうか。

 

A 部分的には正しい認識ですが、コロナにおける医療ひっ迫は未だに新型コロナをペストやエボラと同様の「指定感染症2類(実質1.5類で新型インフルエンザ特装法)」で対応している非常識が原因の人災です。

これを風邪を治療してきた開業医が通常診察出来る様に「5類以下に格下げすること」で全て解決し、世界一のベッド数を誇る日本で医療崩壊することはあり得ません。

上記の分類は今年の2月に期限切れになりますので、オミクロンによる第6波への対応として「5類相当以下」への格下げを行うことが最重要課題です。

国や厚労省がこれを放置する不作為が続けば、日本は永久に人災被害の悪循環サイクルから脱出できずに大混乱で崩壊します。その意味でも政府や厚労省の責任は極めて重く、国民から糾弾されることになります。