動画ろんだん@松田政策研究所㉝~「コロナの脳」からの脱却に向けて、国民へのメッセージ~ | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

なぜか私はいつの間にか、新型コロナの伝道者になっているようです。伝染者ではありません。「コロナ脳」からの脱却のために、いまの事態を考え直していただくための知識の伝播です。

かつては経済財政や国家戦略や医療システム改革などの伝道者をしておりましたが、第一の転機は情報技術でした。技術的なことなど知らないのに、東大でサイバーセキュリティの研究に接してからは、ブロックチェーン革命の旗振り役、「みらいのお金」と協働型コモンズの伝道者になりました。

今回のコロナについても、私は医学や感染症の専門家ではありません。

しかし、この半年間、現場からの声や松田政策研究所チャンネルでの各界有識者、専門家たちとの数多くの対談を通じて、もはや集団免疫が成立している日本で、あたかもペストやエボラ出血熱が流行っているかのような状況が続いている。視聴率のために不安を煽り、「PCR真理教」の布教を続ける日本のTVメディア。専門外ではあっても、数字に強い人たちの多くが、何かおかしいと思っています。

素人ではあっても、文科系人間?であっても、黙ってみているわけにはいかない。多くの方々に真っ当な議論を届けるべく全力を挙げ、おかげさまで社会に一定のインパクトは与え始めているようです。

ようやく最近ではリアルな講演会も復活し始めましたが、私が講師をするときには必ず新型コロナの真相に触れるようにしています。松田政策研究所チャンネルの番組をすでにご覧になっていて、私にはその話を期待する方々が多くなっているからです。

伝道者として、あらゆる機会をとらえて、伝道者の役割を果たしていく所存です。

 ここでは以下、政権交代を控え、次期政権のもと、コロナ対策で大きな政策転換が望まれる現時点の状況も踏まえ、3人の方々との対談動画をそれぞれご紹介します。順番に、ITジャーナリストの宮脇睦氏、文芸評論家で安倍総理のコロナ対策のブレーンもされてきた小川榮太郎氏、アゴラ代表取締役所長の池田信夫氏の3氏です。今回は、それぞれの対談相手ごとに、ご主張をご理解いただく上で参考になる、私が用意したパワーポイントを掲載いたします。そして最後に、これら3氏との対談を踏まえて、私が総括的なメッセージを配信した一人語りの動画番組をご紹介いたします。

 

●<対談>宮脇睦(ITジャーナリスト)「政権批判と視聴率至上主義、日本中をコロナ恐怖に陥れるワイドショーの罪!」

世はコロナフリーズ。恐怖を煽って、経済も日本人の精神までも破壊しているのはテレビのワイドショーとニュース。最近では日本人の間に差別まで生み出しました。結局、視聴数獲得のテレビフォーマットに振り回されているだけ…。いまやメディアよりもネットのほうが信頼性の高い時代になりました。

「PCR真理教」という言葉もあるテレビのコロナ報道を宮脇さんと斬ってみました。

 

●<対談>小川榮太郎(文芸評論家)「もはや終息宣言すべきだ!」

これだけの史上最長の安定政権でありながら、これだけ道半ばの課題を残した政権はなかったかもしれません。もちろん、憲法改正、デフレ経済からの脱却、北方領土、拉致問題…と掲げたアジェンダが遠大だったということもありますが。

道半ばなのは新型コロナもそう。メディアの煽り報道にも関わらず、安倍総理、菅官房長官、加藤厚労大臣のいずれにも、あの上久保先生から集団免疫の話が入っているので、政府が間違った方向に行くのを抑えていたようですが…。

8月28日の辞任会見の直前に、指定感染症の分類変更の検討など、新しい対策を安倍総理は発表しました。新政権には引き続き真っ当な判断を望むものですが、コロナはそろそろ局面転換のとき。

政府首脳に正しい判断をさせてきた陰の功労者ともいえる小川榮太郎氏が、コロナ終息宣言をいたしました。

 

●<対談>池田信夫((株)アゴラ代表取締役所長)「経済再生の鍵、指定感染症見直しを!」

感染拡大とメディアは報じていますが、感染症対策の基本は次の式に尽きます。

重症者数<医療資源

…問題は感染者数(正しくは陽性者数)ではありません。

この式の達成のために必要な政策とは、実は、指定感染症の分類変更。政府もようやく、goto東京解禁や、この分類変更へと、政策の正常化に動き出しました。

その背景には、松田政策研究所チャンネルで70万視聴を超えた上久保先生の「日本は集団免疫状態」との考え方が、政府のトップ(総理、官房長官、厚労大臣等)の基本認識にあるからのようです。

コロナの真相はそれとして、では、日本の特殊状況に鑑みた新型コロナに対する正しい政策とは何なのか。きちんと論理立てた議論が必要だと考え、今回は、疫学的な事実認識から、一歩、政策論へと踏み込むべく、経済や数理統計に明るい池田信夫氏と対談をいたしました。

 

●<松田学>「次期政権が新型コロナ対策で賢明な政治決断をするための基本情報」(チャンネル桜 ビデオレター 9月4日配信)

この番組でも「上久保-高橋説」を何度も取り上げてきましたが、今回は、集団免疫説をご存知と伺っている菅さんが、新政権として局面転換を図っていただく上での根拠を整理しました。ここで掲載したパワーポイントのすべてを使っています。

上記3氏との対談の成果を踏まえた私から国民に送るメッセージです。おかげさまで、大変わかりやすいと好評です。

実は、この番組、別途、松田政策研究所チャンネルで収録した「ニュースを斬る!」の50分番組の内容を25分に短縮する形で語ったものです。結果として、少し早口になってしまいました。じっくりご覧いただきたい方には、そちらも近くアップされますので(9月6日時点)、ぜひご覧ください。