動画ろんだん@松田政策研究所①~(特集)最近の日韓関係と日本の貿易管理措置~ | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

松田政策研究所の動画チャンネルでは、各界の有識者や当事者の方々、現職の政治家等との対談、あるいは一人語りのかたちで松田学が幅広い分野の政策論などを発信しております。このブログでは、その中からいくつかをピックアップし、私のコメントを付しながら皆さまにご紹介していくことといたしました。まずは、なかなか出口が見えない日韓問題について、最近、Youtubeにアップされた順に、以下の動画をご紹介します。

・西岡力氏との対談

・渡邉哲也氏との対談

・宇山卓栄氏との対談

・松田学「ニュースを斬る!」より

 

●特番『速報 西岡力氏に訊く!大丈夫か?文政権、韓国輸出制限問題の真実』ゲスト:麗澤大学客員教授 西岡力氏

今回の日本の対韓国措置とは一体、何なのか。結構、多くの誤解があります。ほとんどの国民にはまだ、真相が十分に明らかになっていなかった段階で、この番組を速報でアップしました。これは徴用工(応募工)問題に対する制裁でも、WTO違反に問われるような貿易制限措置でもありません。純粋に安全保障の問題です。西岡力・麗澤大学客員教授との対談、アップ直後から早速、視聴数がぐんぐん伸び、8月10日現在では37万視聴を超えています。

 

今回の措置の対象3品目は、例えばフッ化水素が濃縮ウランや神経ガス(金正男殺害にも使用)にも使われているように、半導体以外の目的、つまり、大量破壊兵器に転用可能な用途に使用されている可能性があるものです。韓国側から明らかになったのは、こうした安全保障上の懸念のある規制対象物質が違法に韓国から輸出されており、その摘発量が文在寅政権になってから3倍にも増えていることです。こうした物質については当然のことながら、日本でも輸出審査の対象になっていますが、韓国はアジアでは唯一、ホワイト国として一件ごとの書類審査を行わないという優遇措置を講じてきた国でした。

今回、韓国の貿易管理措置がホワイト国として信頼できない状況にあることに鑑み、こうした優遇措置を撤廃することになりましたが、これは自由主義圏全体の安全保障の確保の上で、日本として果たすべき国際的な責務ともいえるもので、貿易措置をもって制裁を行うという性格のものでは全くありません。

では、なぜ、文政権のもとでこのようなことが起こるのか。現在の韓国政権は、かつての金日成を支持し、北朝鮮主導での南北統一を目指した「主体思想派」から転向していない人々が主導する左派政権。韓国から流れた違法物質が北朝鮮やイラン?などに流れた可能性は否定できない…。それを日本が幇助するなど、トンデモナイことになるでしょう。

日本が半導体部品でのマーケットを失うなどと懸念する向きが経済界などにはあったようですが、全く次元の異なる、純粋に安全保障の問題。日本にとっての真の敵は何かを改めて考えさせます。ただ、日本政府には、もう少し国民に対する丁寧な説明をしてほしかったとは思います。

 

●特番『韓国輸出制限問題を切る! 文政権崖っぷち 切り札は送金停止!?』ゲスト:経済評論家 渡邉哲也氏

今回、日本政府がとった措置は徴用工とは無関係の安全保障上の問題であり、かつてのCOCOMに代わるワッセナー・アレンジメントという国際協定からしても日本の責務ということになるでしょう。韓国は自国をどんどん追い詰めているだけ。経済評論家の渡邉哲也さんとの対談です。

 

前回アップした西岡力さんとの対談では、大量破壊兵器への転用の可能性のある物質の管理に甘い文在寅大統領が目指すのは北主導の半島統一…。これに対して渡邉さん、次は徴用工問題で日本が送金停止措置に出れば、韓国は経済危機に…、いずれは「米朝同盟」!と中韓連携という形で半島は分断…。トランプは金正恩に対日占領時の型での統治を提案しているそうです。金はこれで安泰、韓国は北朝鮮にとっても不要な存在であるとのこと。

どちらにしても、日本の外交安全保障を揺るがす事態になるでしょう。

この渡邉哲也さんとの対談も視聴数がぐんぐん伸び、8月10日時点で83万を超えました。当チャンネルでは記録的数字です。

 

●特番『韓国・文在寅の不正輸出を「ホワイト国」除外で国際社会に告発せよ!』ゲスト:著作家 宇山卓栄氏

こじれる日韓関係、なかなか出口が見えませんが、松田政策研究所の動画チャンネルでも、このテーマを取り上げる度に高視聴数が出ています。経済評論家の渡邉哲也氏との対談は82万視聴を超えましたが、著作家の宇山卓栄さんからもぜひ、ここでの発言をとのご依頼があり、これも6日間で10万視聴を超えました。日本としては安全保障上の国際的な責務を果たすだけの通常の貿易管理措置が、文在寅政権からみれば、韓国への敵対的行為?!宇山さんには、今回の措置を少し冷静に分析的に解説していただきました。特番『韓国・文在寅の不正輸出を「ホワイト国」除外で国際社会に告発せよ!』、こちらをぜひ、ご覧ください↓

 

 

●号外【ニュースを斬る!】ヒートアップする日韓関係!新・河野談話とは?~国際世論形成を~

「法の支配」、「ルールに従う」というのは、どんな社会でも求められる当然の営み。日本としては、国際社会に生きる国としてのマナーを心得ない小学生のような韓国に、このことを諄諄と教えてあげるのみ。私も松田政策研究所の「ニュースを斬る!」で、自らの見解を述べています。これも私の一人語りの中では高視聴番組に。