松田まなぶ、杉田水脈さんと男と女と音楽と政治をチャンネル桜で語る | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 男らしさ、女らしさとは何かを語る杉田水脈・前衆議院議員の対談番組「杉田水脈の男どき女どき」にゲスト出演しました。いつもはビデオレターや討論番組で経済を論じている私も、今回は別の側面を見せてほしいということで招かれた次第です。

 ただ、私、もともとはチェロ奏者であり、大蔵省に入省してからも音楽を堪能したいからと西ドイツに留学したほどの音楽家であります。政治や経済以外にも話したいことはいっぱいあります。中国に媚を売る欧州諸国のことなど、時事問題から始まったこの対談、男と女の違いは何か、政治も音楽もコミュニケーションの手段として共通であることや、政治のあり方としてのハーモニーの重要性、そして家族のことまで、話題は大きく広がりました。

 【杉田水脈の男どき女どき】「松田まなぶ、政治と音楽と家族に通底するもの」チャンネル桜12月2日放映。こちらの動画をぜひ、ご覧ください。



 「男と女」は必ずしも私の得意分野ではありませんが、杉田さんの絶妙な誘導で、誤解さえ受けなければ、男らしさや女らしさについて、それなりの内容は伝えられたように思います。

 私はかねてから、自らの夢を持ち、それにチャレンジする人を応援する社会を、ということを掲げて、現役の大蔵官僚だった頃から言論NPO設立するなど、役所をはみ出して、さまざまな活動をしてきました。ここで出てきた「夢」という言葉、杉田水脈さんは、この番組で初めて出たキーワードだということで、そこに「男らしさ」を発見してくれました。そして、夢を追求する夫に対して、「だったら、やってみたら」と言える度量に「女らしさ」があるとも。

私の場合、自ら「夢を追求する人を応援する」という考え方で生きている以上、妻が13年ほど前に、ピアニストとして活動するために二人の娘を連れてウィーンに行きたいと言ったときに、それをサポートする決意をして、自らは日本で「逆単身」の身になった次第です。それを杉田さんは「男らしい」と言ってくれました。

 そもそも男と女は違う生物であるという医学的な説があります。脳が異なっている。それは差別ではなく区別なのですが、そうした区別をあえて無視しようとするところから色々な歪みが生じているのではないかという点で、杉田さんと意見は一致。男は男らしく、女は女らしく、で行ったほうが、それぞれが元気になるし、健康にも良く、実際に活躍し、成功している例が多い。これまで一緒に仕事をした中山恭子先生も櫻井よしこさんも、実に女らしい。しかし、男性以上に強い。それを杉田さんは「女子力」と表現していました。

もちろん、例外はあります。問題は、そもそも違うものを一律に「同じだ」と決めつける不自然さにあるのではないでしょうか。大事なのは、人それぞれに自分らしい生き方で夢を追求することだと思います。

妻はピアニストの松田裕美子、長女はソプラノ歌手の松田万美江、ウィーンを中心に活動しています。私も含めて「博打のような人生」、現実は大変な道のりをそれぞれ歩んでいますが、自らの「夢」の実現に向けてがんばってまいります。

衆議院議員として同じ党で、同じ内閣委員会で、いつも楽しく議論をしていた杉田水脈さんと、当時に戻ったようなひと時でした。やっぱり「政治はハーモニーだ!」。