10月18日の土曜日の夕刻、外出中の私に、知人から次のような電話が入りました。いま、松田さんが国会で安倍総理とやりとりしている模様がテレビで取り上げられていたので、嬉しくなって電話しました、と。先日ご報告致しました本会議での代表質問が、この日に放送のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」のニュース番組に映し出されていた次第です。
YoutubeのANNニュースチャンネルに動画が公開されていましたのでご紹介します。こちらをご覧下さい。
これは、北海道の食材を使った健康食品の原材料を開発する企業を紹介するニュース番組のなかで、「地方創生をバラマキ政策にさせないための具体的手法は何か」と私が代表質問で指摘しているシーンです。
私にこのことを知らせてくれた電話の主は、一般人が農業に参入する「兼農サラリーマンの力」や「イ農ベーションの力」で知られる神奈川県南足柄市の古屋富雄さん。電話で思わず、農業マイスター制度こそが、次の世代の農業の担い手を育成するという意味でも、次世代の党が担ぐべき政策だという、お互い、かねてから共通認識としている話題で盛り上がりました。
この代表質問のテーマである地方創生も、限界集落からコンパクトシティーへと人口を集約することだけが能ではない、郡部には郡部としての「自立」の姿があり、そこには、集積による発展モデルとは異なる考え方での政策の枠組みが必要であるという私の持論にも、古屋さんは「全くその通り」。アベノミクスの成長戦略は農業の現場を細かく見ておらず、上滑りだと言っておられました。
どんな場所にも「自立」の論理がある。これが本当の地方創生だと思います