松田まなぶ 衆院内閣委員会@沖縄-その1沖縄全戦没者追悼式- | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 いきなり黒のかりゆし姿の写真ですが、衆議院内閣委員会の理事会メンバー議員の面々です。今通常国会が6月22日に閉会した翌日の23日~25日、内閣委員会の理事による視察で、沖縄~石垣島~与那国島を訪れました。
まず、23日早朝の便で那覇空港に到着、そのままホテルで黒のかりゆしに着替え、沖縄全戦没者追悼式へ。

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 追悼式は沖縄県糸満市の平和祈念公園で開かれました。写真は式に向かうところで、前列3人私の右側はTPP交渉でお馴染みの西川公也・自民党筆頭理事、左側は平井卓也・自民党理事です。

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 この追悼式には安倍総理が参列し、「基地負担を能うる限り軽くするため、沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、『できることは全て行う』との姿勢で全力を尽くしていく」と誓いました。

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 そのほか、伊吹・衆院議長、山崎・参院議長、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相、山本一太沖縄・北方担当相らも出席、キャロライン・ケネディ米国大使も参列。

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「伊吹衆議院議長」

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「ケネディ大使も参列」

 この追悼式は沖縄戦で犠牲になった20万人余のみ霊を慰め、世界の恒久平和を誓うものです。正午には参列者が黙とうを捧げました。安倍首相らの献花の後、沖縄県の仲井真弘多知事が平和宣言を読み上げ、石垣市立真喜良小学校3年の増田健琉君が平和の詩「空はつながっている」を朗読しました。この平和な日本の空も、今現在、戦闘が行われている世界各地と同じ空でつながっています。私も以前、ピレネー山脈を旅行していたときに「フランスもスペインも同じ雲の峰」という俳句を詠んだことがありますが(雲の峰とは入道雲のことで夏の季語)、国境で隔てられ国情の異なる国々も一つの空でつながっていることに何か不思議な感覚を覚えたものです。
 写真は、内閣委員会理事会の衆議院議員の面々で、右から、大熊利昭議員(みんなの党)、私、平将明・理事(自民党)、平井卓也・理事(自民党)、柴山昌彦・内閣委員長(自民党)、西川公也・理事(自民党筆頭)、畑浩治議員(生活の党)、橘慶一郎・理事(自民党)です。その後、石垣島で高木美智代・理事(公明党)、近藤洋介・理事(民主党)が一行に加わることになります。

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 その後、私たち一行は沖縄本島をあとに、石垣島に向かいました。石垣島では一行の皆さんと現地の料理を堪能させていただき、なぜか私が締めの挨拶、石原グループ新党(その後、次世代の党に名称決定)に向けた決意を内閣委員会の議員やスタッフの皆さんに宣言することになりました。委員部の方からは、衆院でなんとしても人数を増やして、理事を続けられるようにしてください、との声も。

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「石垣島にて夕食会」

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「沖縄はやはり豚肉」

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「石垣島は石垣牛がブランド」

 夕食会のあと、私だけ単独行動で、石垣市の地元在住で日本維新の会を応援してくださってきた金城利憲さんのご案内で、平田直芳さんを同氏のオフィスに訪ね、3人で長時間にわたり、国政の課題、尖閣問題、沖縄や石垣島の直面している諸問題や経緯などを論じ合いました。金城さんは一昨年の総選挙に日本維新の会から出馬されたものの落選した方ですが、石垣牛をブランドとして振興していくなどのチャレンジに取り組んでいるものの、農協などの既得権益の壁に阻まれ、石垣市がチャンスを活かし切れていないことに大きな問題意識を持っておられます。日本維新の会で私が座長を務めてきた沖縄PTで取り上げるべきだった課題だと感じました。分党になりましたが、恐らく、平田さんも金城さんも、考え方は次世代の党のほうに近いのではないかと思います。

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「金城利憲さんと」

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「平田直芳さんと」

 以前、沖縄PTで沖縄の地域政党「政党そうぞう」の皆さんと懇親を深めたときにも感じましたが、やはり、それぞれの地域で志を同じくする方々と語り合うことは、地域における問題の所在を把握し、地元のことを本質的に理解する上でも、きわめて有益だと思います。

(続く…次回は石垣島視察)