日本では、ほとんどの女性が妊活サプリを服用しているようですが、どのように選んでいらっしゃるでしょうか。
今回は、趣向を変えて「妊活サプリに最適な配合量」についての理論的背景をまとめてみました。
まず、次の棒グラフをご覧ください。
30〜49歳の日本人女性の食事によるビタミンやミネラルの摂取量を示しています。
推奨量を満たしているのは、ビタミンB12、パントテン酸、銅の3つのみであり、それ以外は基準値(推奨量)未満です。
そこで、食事で賄えない分はサプリで補う必要が出てきます。
ここで言う「推奨量」とは、健常人が健康維持に必要な摂取量の最下点の量を示しており、妊活女性にとっては十分な量とはいえません。
健康な妊娠、出産には推奨量と上限量の真ん中から上が「最適な摂取量」になります。
それでは、日本で販売されているサプリメントの成分配合量をご覧ください。
A社B社ともに推奨量を狙った配合量になっていますが、
上に示したグラフのイメージからは「最適な摂取量」には到達していないものと推察されます。A社は葉酸と鉄を重点的に配合したサプリメントであり、B社は健康な方を対象にに健康の維持を目的としたサプリメントであると推察されます。
一方、当院で採用している(松林監修のサプリ)「ベーシック」は、推奨量をはるかに超える量を配合しており、まさに、妊活女性のために「最適な摂取量」を狙ったサプリメントです。もちろん上限量は超えていませんので、安心してお使いいただけます。
下記の記事を参照してください。
2023.2.17「妊活に良いサプリは?」
2017.12.20「告知:リプロサポート社ベーシックVer.2のお知らせ」