嬉しい報告:ビタミンD摂取で出産 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2020.4.26「Q&A2546 着床するも結果がでません」で回答頂いた者です。


先生に回答いただいた検査は主治医からの勧めは無かったので実施せず、当方薬剤師であり、ビタミンDの摂取については主治医に確認し内服してみました。採卵から始め、胚盤胞で2個凍結。その後の自然周期移植で卵胞チェックに通っていたところ、粒揃いの卵胞が多数みられ、主治医から今回も採卵しておいても良いかもとのお話があり、採卵し、良好胚盤胞2個凍結となりました。
 

薬剤使用での移植周期に入り、先に採卵分の胚盤胞2個移植にて、39歳残り10日で今年の5月に第1子を出産いたしました。娘は今のところ特に問題無く3ヶ月になります!

嬉しい報告として伝えたくメッセージさせていただきます。

 

コメント:不妊症も不育症もビタミンDの補充だけで改善する方が少なくありません。たかがビタミンと思わずに、真剣に取り組んで頂いた結果の現れだと思います。