Q 42歳、合計11回(計14個)移植、HCG 1桁の化学流産が3回のみ
慢性子宮内膜炎治療済
着床の窓のズレはなし。
不育専門クリニックで不育症検査済(1項目ひっかかりバイアスピリンを処方されましたが、リプロで再検査したところ異常なし)
染色体異常によるものとの見解で、あとできることは着床前診断につきるのでしょうか。それとも、他に何かできることはありますでしょうか。
Aクリニック:9回移植
・新鮮分割胚移植x2回(2日目5G1で化学流産、2日目4G1で陰性)
・凍結分割胚移植x2回(2日目5G1、3日目7G2:陰性)
・胚盤胞移植x5回(3BCで化学流産、4ACで化学流産、4CC、3AA、3CB:陰性)
→3AA移植時のみホルモン補充周期、それ以外は自然周期
Bクリニック:2回移植
・胚盤胞2個移植(ホルモン補充で3AA+3BC:陰性)
→3AAは移植直前BL5〜6寸前くらいまで成長、3BCはBL1のまま
・2段階移植(自然周期で6G3+5G3+3BB:陰性)
→3BBは移植直前BL2までしか回復せず
Aクリニックでの胚盤胞の化学流産では、いずれも排卵から4.5日での移植でした(1回目はたまたま、2回目は意識的に)。Bクリニックの先生からは「自然周期での半日ずれ、しかも1桁の化学流産ではあてにならない」と言われ、着床の窓も調べましたがズレはなく、ホルモン補充で胚盤胞2個移植しましたが、それでもかすりもしない陰性。2段階移植時は胚の成長速度に合わせて5.5日に移植をずらしましたが、こちらも陰性(3BB→移植直前でBL5~6まで成長することを見越した設定だったそうですが、結果BL2までしか戻らず惨敗)。
凍結残は前クリニックのを含め3つありますが、いずれもグレードがよくないので、再度採卵(着床前診断ありで)からリスタート予定ですが、仮に正常胚が見つかった場合、どのような移植方法がベストなのでしょうか。
A これまでの経過から、染色体異常率が高いのではないかと推察しますので、着床前診断(PGT-A)を実施するしかないと思います。なお、着床前診断(PGT-A)を実施した胚は、(細胞採取の際にBL5になっているため)融解後もBL5になることがほとんどだと思います。自然周期でday 5.5で移植するのが良いでしょう。ホルモン補充周期の場合はday 6.0移植にします。
なお、このQ&Aは、約3ヶ月前の質問にお答えしております。