Q&A2489 AIDによるARTがうまくいきません | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 32歳
 
リプロで無精子診断後、他院でAIDによるARTを実施し、ホルモン補充周期で胚盤胞移植2回しておりますが、残念ながら陰性判定が続いています。AIDに関しては指定の病院になるので、専門的な検査や説明がなく、与えられたスケジュールでやってくしかないかと思っていましたが、先生のブログを拝見してると不育症なり他の検査をやるべきなのかと思うようになりました。残された胚は6個です。リプロに行き、検査やスケジュールなどアドバイスいただき、平行して治療をすすめることは可能でしょうか。
 
A 精子の由来にかかわらず、胚移植を3回以上失敗されている場合には、当院のオプション検査と治療が有効です。現在2回不成功とのことですが、32歳で結果が出ないのは不自然ですので、オプション検査を行ってみてはいかがでしょうか。
 
なお、このQ&Aは、約2ヶ月前の質問にお答えしております。